ED70の再生を完了させたことに加え、実は先月の中旬に長女を嫁に出すというイベントをこなしました。
長女は、私にとっては唯一無二の飲み友であったため、その喪失感は半端なく大きなものになりました。
尤も、今後、飲み友でなくなるわけではありませんが、やはり戸籍が変わってしまったことは心のどこかに流れる隙間風を払拭しえないものとなっています。
そんなことから、レイアウトのレールメンテやED70動画の撮り直しなど、やりたいことはあったのですが、どうにも身体が重くてしかたありません。
それでも何か手を動かさねば、ということで。
思いついたのが、昭和遺産であるブリキ貨車のカプラー交換です。
別に記事にするほどのことでもないのですが。
ただ単に、「やりましたよ」のご報告です。
運転中の連結解放なんて凝った運転はするつもりも技術もないので、KATOカプラーを使うことにしました。
多少、車体側やカプラーを削ったり取付孔を広げたりしましたが、これといった難しい加工はしていません。
メーカーや年代の違いによって取付構造が違っていたので、加工の内容もそれぞれ適当です。
これ(ヨ5000)なんかかなり特殊です。
車輪押さえ(脱落防止)の板でカプラーを止めていたんですね。初めて知りました。
これ(トム50000)が最も簡単。
連結間隔がとても狭くなりました(8mm)。
でも600Rを通過することを確認したので、これでOKとします。
去年、組み立てを行ったエンドウのプラ貨車(ワム50000)は、説明書通りKDのNo.5を使いましたので、連結間隔は約14mmです。
明らかに、連結間隔が違ってしまいましたが、これもOKとします。
あちこちに錆や加工傷が生じており、塗り直しもすべきところですが、それさえも気になりません。
何しろ、いま、何に対してもぜんぜんやる気が起きないものですから・・・・(;^ω^)
やる気が起きないのは辛いかもしれませんが、焦ることなく少しずつで構いませんのでご自身のペースに合わせる方法もあります。ご自身で探されてみてはいかがでしょうか?(当方も少し前はやる気が出ない状態でしたので・・・。)
この時代の貨車はデティールが乏しいものの、デフォルメの上手さや金属製である点から、現代クオリティの車両に比べてもそれほど遜色がなく、寧ろ私は好きです。
ベーカーカプラーも、前後方向のクリアランスの広さにより、発車時や停車時には恰も実車のようにガシャガシャガシャンと車両ごとのタイムラグに合わせた小刻み良い音を発する点がたまらないものでした。
だからカプラー交換には躊躇していたのですが、いかんせん機関車側との相性を統一しなければならなくなったので、いまさら交換に及んだわけです。
記事では大した加工はしなかったと書きましたが、私の場合はタップサイズを上げるために孔径を広げるなど、元には戻せない加工をしてしまっていため、広くお勧めするものではありません。詳細を説明しなかった所以です。
これからもつまらない記事を重ねてゆく所存です。またたまに覗いていただけたら幸甚です。