金を失う道 更新記録&雑記帳

 拙HP「金を失う道」の更新内容です。

鉄道模型趣味の崇高さ

2012年09月09日 13時57分33秒 | その他
未だに、1日の休みもなく過ごしております。
当然に、模型に触れることなど許される筈も無く、ひたすら仕事上の期限に追いまくられる毎日です。
不思議なことに、消化しても消化しても仕事は増える一方です。
それに、それほどの仕事をこなしているにも関わらず、その見返りとして手にできる報酬は少なく、生活がギリギリであり、とても趣味に回せる余裕などありません。
増えるのは、仕事に伴う責任と期待、それにストレスだけです。

そんな毎日を過ごしていると、やはり、私にはまだまだ人間として、社会人として、趣味を持つほどの成熟が整っていないのではないかとさえ思えてきます。

実際のところ、こんなブログを書いている暇などないのですが・・・

私の人生ではこれまでも、盆も正月もなく、休み無く仕事漬けの毎日を送るなんざごく普通というか、当たり前でした。
睡眠時間はおろか、食事時間さえも削って仕事をしていた時期がありました。

それでも、嘗ては他人様のブログを通して模型の話題に触れることで、束の間の疑似体験を楽しみ、それでストレスを多少なりともリークさせることができました。
それが今では、他人様のブログを見ることでストレスが増すことも屡々です。

歳のせいなんでしょうか。
堪えがぜんぜん効かなくなってきています。
昔のような、「いつかは俺も」の希望ややる気が起こりません。

当時、私の心の支えであった3人の子供達も、今や、うち2人は社会人として自立し、残る一人も学生生活を折返してバイトながら自活してくれてます。
だから生活は徐々に楽になる筈なんですが。
いえ、気づかないところで少しは楽になっているのでしょう。
でも、何ら実感できません。
時間、という余裕がないからでしょうね。

鉄道模型は、買ってきて、直ぐ楽しむ、そういうものではありません。
車両は、買ってきて直ぐに走らせられるものも多々ありますが、本来は、走らせる舞台を作ってやってこそ、その車両の存在が活かされるのだと考えています。
勿論、これは理想です。

日本の狭い住宅事情で、殊に1/87、1/80ともなると固定式レイアウトなんて夢物語でしょうし、組み立て式にしろ、組み線路を繋げるにしろ、十分なスペースを確保することすら困難であることは理解できます。
でも、行ったり来たりだけでもいいし、できれば入れ替えができるような、そんなモジュールぐらいは作りたいところです。
それが、鉄道模型を趣味にしている、ということの重要且つ基本原則としての意味なんだと思います。
思いたい、と言うべきなのかもしれません。

そういう意味で、鉄道模型を趣味に持つのであれば、それなりの敷地が必要であろうし、建設時間が必要であろうし、資金も必要であろうし、何よりも、一つのことに執着できるだけの強い意志が必要なんだと思います。
そういったものを全てクリアし、実行できるからこそ、鉄道模型趣味は大人の趣味であり、趣味の王様と呼ばれるものなんだろうと思います。

まだまだ、鉄道模型趣味の入口にも到達できないでおります。

食後の睡魔を払うには、少々、時間を浪費しすぎてしまいました。
仕事に戻ります。

(推考不足につき乱筆乱文ご容赦)
(追:愚痴ではなく援助を求めているわけでもないので同情めいたコメントはご勘弁願います)