送ることと迎えること

義父の新盆を迎えております。

義父は、私たちの結婚のとき、とてつもなく高く分厚い壁として私たちの前に立ちはだかったひとです。
でも義父は、私たちの結婚を許してくれた後、とてつもなく屈強な防波堤となって私たちを守ってくれたひとでもありました。

まだ四十九日を迎えるには至っておりません。
我が父を送った６年前もそうでしたが、同居ではなかったので、亡くなられたことを未だ現実のものと受け止められない部分があります。
あの家へ行けば、当たり間のようにして奥からひょっこり顔を出してこられそうで。

だんだん身近な大切な人を失ってゆきます。
自分が歳をとっていることの証なんでしょうね。
いろいろ考えさせられるお盆休みです。

そんな中、故人のご冥福をお祈りしつつ、粛々と積み残した仕事をこなしております。



などと述べた舌の根も乾かぬうちに、とてつもなく不謹慎きわまりないのですが、新入りのご報告です。

考え方なのかもしれませんが(違うか）、ここは義父からのプレゼントじゃないかなと(きっと違うだろう）。
何気に、許せる金額を入札して寝てしまったら、朝になって落札通知にびっくり！　てな調子だったので。

さすがにここでご披露するのも憚れるので、こちらに写真だけアップしておきました。