喜から怒へローストビーフかじる牙カラジウムある小部屋の別れ
061:企
何か企て惚れさせましょう
服を脱ぐのはその後で
062:軸
想い託して回した独楽も
軸が狂ってままならぬ
063:久しぶり
久しぶりよねあなたとお風呂
すべて知ってる仲だけど
064:志
寸暇惜しんで働くくせに
寸志を惜しむ嫌な客
065:酢
お酢をさすよな話はよして
腐らせましょう腐れ縁
何か企て惚れさせましょう
服を脱ぐのはその後で
062:軸
想い託して回した独楽も
軸が狂ってままならぬ
063:久しぶり
久しぶりよねあなたとお風呂
すべて知ってる仲だけど
064:志
寸暇惜しんで働くくせに
寸志を惜しむ嫌な客
065:酢
お酢をさすよな話はよして
腐らせましょう腐れ縁
061:企
企てに翻弄されて企てる惚れた素振りの脱げない服で
062:軸
基軸さえ狂い始めて早や三年行くも帰すもままならぬまま
063:久しぶり
久しぶり見上げる月にかかる雲ながれる時にひとり佇む
064:志
何時の間に流れ流され朝靄に包まれ消えた志す道
065:酢
酢の物にまざる胡瓜の薄切りをふたり眺める風の夕暮れ
企てに翻弄されて企てる惚れた素振りの脱げない服で
062:軸
基軸さえ狂い始めて早や三年行くも帰すもままならぬまま
063:久しぶり
久しぶり見上げる月にかかる雲ながれる時にひとり佇む
064:志
何時の間に流れ流され朝靄に包まれ消えた志す道
065:酢
酢の物にまざる胡瓜の薄切りをふたり眺める風の夕暮れ