それが大事。

晩年の樹木希林さんが、こう語っていた。「この歳になると、癌だけじゃなくて色んな病気に掛かりますし、不自由になります。～中略～ でもね、それでいいの。こうやって人間は自分の不自由さに仕えて成熟していくんです。若くても不自由なことはたくさんあると思います。それは自分の事だけではなく、他人だったり、時には我が子だったりもします。でも、その不自由さを何とかしようとするんじゃなくて、不自由なまま、おもしろがっていく。それが大事なんじゃないかと思うんです」と。「だからこそかな？」と共感するのは、自身も、それなりの歳になったと言う事か？さて今日は仕事だが、休みの日は予定をしている事の「何割出来るのかな？」てな感じか？疑問形ばかりだが、昨日ようやく灯を点したのはビデオプロジェクターだ。それはスクリーンの（反射効率の）チェックだったが、その前にする予定だったシワ伸ばしはしなかった。しかしパネル貼りをした為、平面性は取れており、均一でムラがない映写画面だった。ビスタサイズとスタンダードサイズの映画を観た。部屋は些か乱雑で落ち着かないが、これも課題だ。移動が可能な大きさの棚にはキャスターでも付けてみよう。取り敢えずはそんな状態だ。カセットデッキは、Lo-Dの方は何とか復帰させたが、中国製のモーターは非力で回転が安定しない。そこでアンプの電源が落ちたPioneerの方を再調査だ。こちらも結局は電源だ。コンデンサの容量過多で負荷でも掛かっていないか調べよう。こんな事ばかりをしてては、家庭の記録映画の構成、編集が進まないのも当たり前だ。しかしその手のものは勢いもある。軌道に乗れば進むものだ。