ロイター 1月27日(水)6時41分配信
[ワシントン 26日 ロイター] 世界銀行は26日公表の「商品市場見通し」で、今年の原油相場を14ドル引き下げて1バレル=37ドルとした。供給増や新興国市場のさえない需要見通しが背景にある。
46の商品(コモディティ)のうち、原油など37品目の価格見通しを引き下げた。
原油相場は昨年の47%急落から、今年さらに27%下落する見込みとしている。
世銀エコノミストらは、イランの輸出再開や北半球の暖冬などで原油供給が増えても、需要は弱含み続けると見通した。
シニアエコノミストのジョン・バフェス氏は「原油、商品価格の低迷は当面続く公算が大きい」と述べた。
年間を通して原油相場は徐々に回復するが、過去の急落後の反発ペースより小幅にとどまると予想した。
世銀は見通しに、北海ブレント、ドバイ、米原油先物(WTI=ウェスト・テキサス・インターミディエイト)の平均(均衡加重)を用いた。
[ワシントン 26日 ロイター] 世界銀行は26日公表の「商品市場見通し」で、今年の原油相場を14ドル引き下げて1バレル=37ドルとした。供給増や新興国市場のさえない需要見通しが背景にある。
46の商品(コモディティ)のうち、原油など37品目の価格見通しを引き下げた。
原油相場は昨年の47%急落から、今年さらに27%下落する見込みとしている。
世銀エコノミストらは、イランの輸出再開や北半球の暖冬などで原油供給が増えても、需要は弱含み続けると見通した。
シニアエコノミストのジョン・バフェス氏は「原油、商品価格の低迷は当面続く公算が大きい」と述べた。
年間を通して原油相場は徐々に回復するが、過去の急落後の反発ペースより小幅にとどまると予想した。
世銀は見通しに、北海ブレント、ドバイ、米原油先物(WTI=ウェスト・テキサス・インターミディエイト)の平均(均衡加重)を用いた。