訪日客1900万人超す

2015年12月22日 12時31分 共同通信


　石井啓一国土交通相は22日の記者会見で、2015年の訪日外国人旅行者が19日時点での推計で1900万人を超えたと明らかにした。最終的には通年で「1900万人台後半に達する見通しだ」とした。政府は20年までに訪日客を年間2千万人にする目標を掲げているが、来年の達成が現実味を帯びてきた。

　石井氏は「ビザ緩和や消費税免税制度の拡充など、政府一丸となった取り組みが功を奏した」と強調、受け入れ環境の整備などの課題に引き続き取り組む考えを示した。

　一方、出国した日本人は1月から11月まで1487万人で、1970年以来45年ぶりに訪日外国人を下回ることが確実になった。


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