10バーガーの10倍のさらに10倍 2018-09-10 | 2018 縦軸は対数軸です。上場した週の終値を1とした。 一般的な均等目盛グラフでは下の図 S&P500の月足終値 1982年8月末と2009年1月末の値を100として、その後の推移をグラフ化すると
アリババ、馬会長が退任へ 2018-09-08 | 2018 2018/9/8 12:05 日経新聞 【上海=松田直樹】米ニューヨーク・タイムズ紙などは8日、中国電子商取引(EC)最大手、アリババ集団の馬雲(ジャック・マー)会長が10日にも退任すると報じた。アリババ広報は日本経済新聞の取材に「コメントできない」と述べた。 ニューヨーク・タイムズなどによると、馬氏は退任後に教育分野を中心とする慈善活動に力を入れる意向だ。アリババを起業する以前は中国で英語教師として勤務しており、引退後は自らの名前を冠した財団の設立も計画しているという。 アリババは1999年に創業し、馬氏が一代で時価総額が4000億ドル(41兆円)を超える企業に成長させた。「淘宝網(タオバオ)」や「天猫(Tモール)」などの名称でECサイトを展開し、中国の消費生活に革命的な変化をもたらした。 馬氏は2013年に「インターネット業界で48歳の私はもう若いとはいえない」として、最高経営責任者(CEO)職を退任した。近年は15年に就任したダニエル・チャンCEOが実質的な経営トップとしてグループを率いており、馬氏は対外活動などに専念していた。 アリババの18年3月期のグループの売上高は2502億元(約4兆円)で、純利益は639億元だ。中国国内でアリババのECを頻繁に利用する年間のユーザー数は6億人に迫り、中国を代表する企業の一つである。 ★★★引用ここまで アリババの先にある人生、「ジャック・マー財団」通じ教育の世界へ 2018年9月7日 11:15 JST ブルームバ-グ 中国一の富豪、馬雲(ジャック・マー)氏は自ら創業し中国最大の電子商取引会社に育て上げたアリババ・グループ・ホールディングの先にある人生を見据えている。教育に重きを置く財団を設立し、より多くの時間と資金を慈善活動に注ぐつもりだ。 ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、アリババの共同創業者で会長を務める馬氏は、自身の名を冠した財団を創設すると表明。10日に54歳の誕生日を迎える馬氏は今後、経営から退いた米マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏と同じような道を歩むつもりだと打ち明けた。ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、馬氏の資産は400億ドル(約4兆4200億円)以上。 中国で最も有名な経営者の1人となった元英語教師の馬氏は、約20年前にアリババを創業し、たまたまビジネスの世界に入ったと自らを語る。2013年に最高経営責任者(CEO)職は退いたが、時価総額が4000億ドルを超えるアリババの顔としての存在感を示し続けている。 「多くのことをゲイツ氏から学んだ。彼ほどリッチには決してなれないが、彼よりうまくやれていることがある。早めの引退だ」と馬氏。「いつの日か、それも近いうちに、教育の世界に戻るつもりだ。アリババのCEOでいるより、私にはずっとうまくできると思う」と述べた。 それは年内かとの問いに対し、馬氏は肩をすくめほほ笑むと、「すぐに分かる。『ジャック・マー財団』を準備している。こうしたこと全てを10年間にわたり準備してきた」と答えた。個人資産を寄付するのか、他の資産家がしているように信託に資金を投じるのかは明らかにしなかった。 馬氏の教育への熱意は、その重要性をたびたび強調している同氏をよく知る者にとって、驚きではない。中国の大学統一入学試験に2度も失敗するなど、馬氏は学生時代の不首尾もよく口にする。「良い学生と思われていなかった私だが向上することができた。われわれは常に学び続ける。私はこのことに最も多くの時間を注いでいきたい」と話した。 <<追加>> 日経新聞
アマゾン 2018-09-05 | 2018 アマゾン時価総額1兆ドル 2018/9/5 7:24 日経新聞 【ニューヨーク=宮本岳則】米国株相場がハイテク株への依存度を強めている。米アマゾン・ドット・コムの時価総額は4日、初めて1兆ドル(約110兆円)に到達した。米国株は史上最高値圏で推移するが、年初来の上昇分のうち、約半分はアマゾンを含む主要ハイテク6社による押し上げ効果だ。貿易戦争や新興国不安など世界経済の先行きに不透明感が高まるなか、成長が見込める少数の銘柄に資金が集中している。 4日の米株市場ではアマゾン株が逆行高を見せた。投資家は米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉や、米国による対中国への関税第3弾発動の有無を見極めようと様子見姿勢を強め、ダウ工業株30種平均の終値は前週末比12ドル34セント(0.04%)安の2万5952ドル48セントとなった。一方、アマゾンは朝方から買い優勢で、午前中に米企業では2例目となる時価総額1兆ドルに到達。終値で年初来上昇率は7割に達する。 アップル、アマゾンに続く「1兆ドルクラブ」入り候補として、検索大手グーグルを傘下に持つ米アルファベットや基本ソフト(OS)大手の米マイクロソフトの名前が挙がる。両社の現在の時価総額は8500億ドル(約93兆円)前後。アルファベットは今年に入って約1100億ドル(約12兆円)増え、マイクロソフトも1970億ドル(約21兆円)増やした。 米株相場を史上最高値圏に押し上げたのは、ハイテク株によるところが大きい。指数を算出する米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズによるとS&P500種株価指数の年初来上昇率(9.9%、8月末時点で配当再投資ベース)のうち、アップルとアマゾン、アルファベット、マイクロソフト、ネットフリックス、エヌビディアの6社で49%を占める。うちアマゾンの寄与度は15%と最も大きい。 市場参加者はマネーの一極集中に警戒し始めている。貿易戦争や新興国不安を受け、海外で広く事業を展開する自動車株や資本財株は買われにくい。好調な米個人消費の恩恵を受ける米アマゾンは「安心して買える銘柄」として逃避マネーが集まり、今期予想PER(株価収益率)は100倍を超える。テクニカル指標をみても「短期的に買われすぎだ」(米金融サービス会社ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との指摘はある。 ハイテク株の株価反転リスクは「規制」だ。フェイスブックは個人情報流用問題を機に政治からの圧力が強まり、対策に追われる。7月の決算説明会で利益率が低下する見通しを公表し、時価総額が1日で13兆円減少する場面があった。 米運用会社フォートピット・キャピタル・グループのキム・フォレスト氏は「米国の小売りは多くの雇用を抱える。アマゾンの成長は規制にさらされるかどうかによる」と指摘する。潜在的な規制リスクはアマゾン株のみならず、ハイテク株への依存度を強めてきた米国株相場にとっても他人事ではない。