きょうも天気が良かったのでウォーキングに出ました。 きょうはいつものきれいな海が見える方にはいかず、ちょっと離れた住宅街にきれいな八重桜が咲いている家があるのでその写真を撮るために、その家に向かうことを目標にしました。
我が家を出てその家に向かう道はふだん車やバイクで通る道でなく、できるだけ自然に触れられる道を歩くことにしました。
この道を歩いていると突然、右手の方向の遠くから、「ケッケェー」というキジの鳴き声が聞こえました。 およそこの方向から聞こえました。下の写真のあたりのようでした。
これまでもキジの鳴き声は聞いたことがありますが、なかなか見かけることはなく、まして写真を撮ったことはまったくないので、急遽ウォーキングの目標を変更しました。キジを見つけて写真に撮ろう! ということでこの写真のあたりに行ってみることにしました。途中ではいろんな鳥の声が聞こえて、まさに野鳥の楽園でした。
この鳥の名はわかりません。かなり長い時間同じ場所にいて、ただひたすら「チュルチュル」と鳴きつづけていました。
この鳥はじっとしていることがなく、何かを探しているのか木の枝を行ったり来たり。このように逆さになったりしていました。あとで図鑑を見ると、キツツキの仲間の「コゲラ」のようでした。こんな身近なところで見かけるとは思っていませんでした。
これはマヒワだろうと思います。
さて、目的のあたりにさしかかりました。うぐいすの声が近くから聞こえるので、見つけて写真に撮ろうと思い、声が聞こえるあたりの木の枝を見上げるとうぐいすらしき小鳥を見つけました。立ち止まってデジカメのズームを上げて構え、画面上でうぐいすを探しました。
ふと、いま立っている道の前方を何かが横切っているような気がしました。デジカメから目をそらして前を見ると、なんと!2~3m前方を悠然とキジが歩いて横切っているじゃないですか! さっそくお出ましか!とデジカメでキジを追いますが、うぐいすを撮ろうとしてズームを上げていたのでなかなかキジにピントが合いません。そうこうしているうちにキジは右手の草むらにはいっていこうとしています。ようやくピントが合って、シャッターを押したときにはもうキジのからだは半分ぐらい草むらに隠れてしまい、背中しか写せませんでした。それがこの写真です。
かろうじて写真を1枚撮り、そぉっと忍び足でキジが入って行った草むらに近づき、進んでいったと思われる方向を目で探しましたが、どこに消えたのか全然影も形も見当たらないのです。しばらく探しましたが結局見つかりません。まさに忽然と姿を消してしまったのです。でもこのあたりに生息しているらしいことがわかりましたので、きちんとした写真を撮るべくこれからも訪れたいと思っています。
きょうの1曲。私の大好きなオールディーズナンバーからジャック・スコットの「クライ、クライ、クライ」です。
CRY CRY CRY - JACK SCOTT