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blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

罪つくりな「定額給付金」

2009-04-27 12:37:00 | 日記
  患者さんの送迎バスを運転していると、お年寄り達のいろんな話が聞こえてきます。愚痴を聞いてもらったりおしゃべりしたりするのも、ストレス発散になるのでしょう。ボケ防止にもなっているかもしれません。

 つい先日の話。「定額給付金がまだ来んけん、行政センターに聞きに行ったとさ。ほたら、もう振り込んでるはず、て言うとさね。あたしの分まで息子の口座に振り込まれとるのに、息子の嫁があたしに黙って渡さんとよ。こげん意地の悪か嫁がおるもんね!」

 相手のばあちゃんが「意地の悪か嫁やねえ。うちはちゃんともろたよ。もう入ってるんじゃなかね、って嫁さんに聞いてみんね」と応じましたが、耳は遠いし普段からすぐにイライラするばあちゃんなので、気持ちがおさまらないまま、自宅近くになったので車を下りていかれました。

 その後、お嫁さんとはどうなったのか、ちょっと気になります。。世帯主あてに振り込まれるのでどうしてもこのような問題はどこでも起こりうると思います。まったく罪つくりな給付金です。やはりもっと別の策がよかったと思います。

帆船まつりに行ってみました

2009-04-24 16:15:00 | 日記
  きょうは仕事が休みで、天気もまずまずだったので、昨日から始まっている「長崎帆船まつり」会場に行ってみました。会場の水辺の森公園まではバイクで20分ぐらいで行けるのです。
 平日なので人出が比較的少なくて、のんびり見物できました。ロシアからも2隻来ていて、水兵さんの服を着た若い訓練生?たちが思い思いにブースを見て回ったり、写真を撮ったりしていました。



 上の写真の船は「海王丸」です。

 リンク集の「カメラごっこ」に写真をもっと貼っていますのでご覧下さい。

長崎帆船まつり

2009-04-23 21:19:00 | 日記
  長崎港の春の風物詩、「長崎帆船まつり」がきょうから始まりました。海に囲まれた長崎の人たちの関心はとても高いものがあり、お年寄り達も楽しみにしています。特に私が仕事をしている長崎市香焼町は目の前を帆船が通るので、朝からその話題でもちきりです。
 
 私も何度か帆船を見かけました。いくつか写真をリンク集の「カメラごっこ」に貼っていますのでご覧下さい。
 明日は仕事が休みなので、まつりの会場に行ってみるつもりです。

 なお、帆船まつりの公式ホームページは下記アドレスから見ることが出来ます。


http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/hansen/

こちらの「ほしなべ」さんのサイトでは見事な写真がアップされています。興味がおありの方はお立ち寄りされてはいかがでしょうか?

http://hoshinabe.fc2web.com/343_hansenpa/hansenpa.html

あまりに軽い・・・

2009-04-17 15:59:00 | 日記
  いつのまに日本はこんなにも軽い国になってしまったのでしょうか。麻生首相にしても森田「千葉県知事」にしても、見ていてなさけなくなるほど軽く、正直日本の国がどうなってしまうのか心配です。

 定額給付金の2兆円があれば、もっと有効な使い道があるはず、と大議論になったのはついつい先日のこと。そのご、政府から追加の経済対策を10兆円規模にする、という案が出され、一気に10兆円? と思ったのもつかの間、いや15兆円だ、と。

 たしかにいまの深刻な不況を好転させるには並大抵の手段や金額ではムリでしょう。しかし、どさくさにまぎれるようにあれもこれもと押し込んできているようですが、果たして本当に必要なところに振り向けられているでしょうか? もっと国の経済や国民生活の根幹を安定させるような政策を打ち出すべきではないでしょうか? 

 巨額の金額がいとも簡単にもてあそばれているようで、そのあまりに軽い発想に私は大いに疑問を感じています。また、そのための資金調達は大幅な赤字国債の発行でおこない、数年後には大幅な消費税の増税で税収アップを見込んでいる。こんな無茶苦茶な政治が後世に残すツケの大きさを思うと、私は息子や孫達の将来に暗雲が立ち込めているようで不安になるのです。

北朝鮮の「人工衛星」発射に思う

2009-04-06 21:19:00 | 日記
  今から40数年前、東京の大学生だった私に大阪の友人から手紙が来ました。「小学校のころ同級生だった○○さんが東京の××大学にいる。学園祭に行ってみませんか」と。そして彼女の住所が書いてありました。
 彼女は私が大阪にいた頃、小学校、中学校で何度か同じクラスになった女性で、とてもとても美人だったのです。彼女が朝鮮人だったことも知ってはいました。

 私は彼女に、「学園祭に行きたいので待ち合わせ場所を指定してください」というような手紙を出し、返事が来て、××大学で何十年ぶりかの再会を果たしました。
 久しぶりに逢った彼女は、思ったより背が低かったですが、きらきらと輝くような美しい女性になっていました。彼女は祖国・朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のことをそれこそキラキラ輝く瞳で、嬉しそうに語りました。民族の誇りも取り戻したのか、苗字が日本姓から朝鮮の姓に変わっていました。
 彼女が所属するサークルの催し場に誘われ入場すると、北朝鮮の映画が上映されていました。ものすごく芸術性豊かな美しいマスゲームの映像でした。
 彼女は誇らしげに祖国の話を熱く語り、私はすっかり彼女と彼女の「祖国」の魅力にとりつかれてしまいました。

 しかし、それっきり彼女とのお付き合いは進展しませんでした。ある日突然、彼女は北朝鮮に帰ってしまったのです。それ以来、彼女と会うことは二度とありませんでした。
 私と北朝鮮との接点はあとにもさきにもそれっきりでした。

 昨日、北朝鮮は国際世論を無視して「人工衛星」の打ち上げを強行しました。人工衛星の打ち上げに間違いないのであれば、日本でも実施していることであり、そう目くじら立てて非難することでもないような気がしないでもありませんが、やはりこれは軍事目的としか思えず、ここは国際世論に配慮して、自重して欲しかった。 北朝鮮はそんなことより国内の経済や産業の発展に力を注ぐべきだと思うし、なにより近隣各国との対話協調に真剣に取り組んで欲しい、と思うのです。

 日本はかつて朝鮮人強制連行というひどい歴史があるし、人種差別もひどいものがありました。いまも根深く残っています。この深い深い朝鮮民族への悪行の傷はちょっとやそっとで消せるものではありません。誤りは誤りと厳しく批判するとともに、なおかつ韓国や北朝鮮とは絶対に仲良くなれるようにしないといけないと思うのです。

 今回の「人工衛星」発射事件を口実に、北朝鮮への制裁強化や日本の軍備増強、はては憲法九条改悪や日本の核武装化までとりざたされているようですが、とんでもありません。このような事態をこれ幸いと便乗してそのような軍国主義化をねらう動きには最大の注意を払い、絶対に阻止する必要があると思います。