blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

最終日にもハプニングが。

2012-08-31 15:02:27 | 日記
私の退職の話でズルズル引っ張ってしまうようで申し訳ありません。いちおう最後の顛末までご報告しておきますね。

 きのうの金曜日が最後の勤務日でした。いつもより少し早目に出勤し、いつものように一日が始まりました。私が退職することを初めて知った方もおられ、いちいちお別れの挨拶をしたり握手したりして大忙しでした。

 11時ごろだったか、車の運転席で次の出発時刻までの間やすんでいたら、目の前を近くの保育園の園児たちが「こんにちわー」などと私に声をかけながら通り過ぎ、そのすぐ後ろに保育士さんが数名、私に会釈して通り過ぎようとしました。するとそのうちの一人が私に大きく手を振りました。私の長女が保育園児だったころの保育士さんでした。最近は香焼の保育園につとめていて、ときどき出合うとあいさつをかわしていました。
 私は運転席の窓を開け、「○○さーん」と声をかけました。彼女が車に寄って来、私は「きょうでこの仕事を退職することになったけん」と言い、二言三言、言葉を交わして手を振ってお別れしました。

 昼休みにいったん帰宅し、3時半からデイケアの利用者さんをお送りするために再び出勤。送迎バスのキーを取りにキーが掛けてあるケアマネさんの部屋に入ると、テーブルの上にアレンジの花かごが置いてありました。僕の最終日ということで恒例の花束の贈呈をするために買って来たんだな。でも事務長には、バイクで持って帰れないから花束なんか用意せんでいいからね、と言っていたのに・・・、と思いました。が、次の瞬間、私はびっくりしました。ガーンと頭を打たれたような気がするほどびっくりしました。
 花かごに刺してあったメッセージのカードの文字が見えたからです。カードの名前が信じられない人の名前だったからです。「お疲れさまでした・・・○○和代」と書いてありました。 なんと、先ほどの保育士さんからだったのです。じんと胸が熱くなり、ケアマネさんたちがいる前で涙が出てきました。

 彼女は私の子どもたちが一時期通っていた保育園の保母さんでしたが、あるときから、彼女を含む5人程度の保母さんが園長によるひどいパワハラ(いじめ)にあい、私たち保護者は彼女たちを守るべく、彼女らと何度も夜を徹して話し合いをしました。その結果別の保育園をつくって本当にやりたい保育をやろう、ということになり、保護者グループで資金を出し合って共同で古民家を買い取り、改築し、彼女たちに保育をお願いして新しい保育園がスタートしたのです。そのようなすごい経験を共にしてきた仲間だったのです。
 おそらく彼女にはそのころの感謝の気持ちがあったので、今回の素早い行動となったのだろうと思います。


 夕方、最後の送りの仕事を終えると、事務長に「ちょっと来てください」と呼ばれました。さきほどのケアマネ室には私を見送ろうとその時いた職員が集まっていました。テーブルの上には○○さんからの花かごが色を添えています。事務長からねぎらいの言葉と、花束ではなく商品券の金一封をいただきました。私も短くお礼の言葉を述べました。みなさんの優しい笑顔と温かい拍手にまた涙しました。

○○和代さんからのお花のアレンジメントです。




 一夜明けて、きょうはやはりいつもと違います。3連休とか4連休とかの休みとは全然違う、ずーっと休み。全身から力が抜け、一日中ボケーッとしているように思います。そうか、これが抜け殻状態なんだな、と思いました。明日から、しゃんとするぞ、と心に決めています。


 きょうの1曲。山下達郎さんの曲は名曲ぞろいですが、いまの私の状況をあらわすようなこんな曲。「さよなら夏の日」。

さよなら夏の日  山下達郎

ありがとう

2012-08-29 20:45:07 | 日記
  私のパートの仕事の退職まで残すところきょうをふくめて二日。きょうも後任の運転手さんの教育係!?として一緒に乗りました。
 もう通常の定期巡回コースは運転を任せても大丈夫、という段階になりましたが、デイケアの送迎は、日によってメンバーがことなるし、お家の前まで行かないといけないので、まだ不安は残ります。それでもとても元気よく声も出るし、怖い顔とか自信なさげな顔ではなく、にこやかな笑顔で対応されていたので、もう大丈夫と確信しました。

 きょうの午前の第2便の送迎バスに乗られた患者さん達に、「記念に写真を撮らせて!」と言って撮らせてもらいました。みんな私の家族のように感じます。



 患者さん達からは思っていた以上にたくさんの感謝の言葉や別れを惜しむ言葉をいただき、私も涙ぐむ場面が何度もありました。職員のみなさんとの別れも迫ってきて、急速に実感が伴ってきているのを感じます。これは、定年退職の時にはなかった寂しさです。あのときは、もう仕事に来なくてもいい、という安ど感が大きかったですが、今は、もう仕事に来れないんだ、という寂しさに襲われています。

 あと1日。あしたが最終日です。


 きょうの1曲。患者さんや職場のみなさんへの私からのメッセージをこの歌に託します。井上陽水とユニコーンの奥田民生さんの歌で、「ありがとう」。

ありがとう Live 井上陽水奥田民生

仕事の引き継ぎ

2012-08-28 21:14:06 | 日記
  私が今月末で仕事を辞めるため、新しく来てくれる運転手さんときょう、見習いのため初めて一緒に仕事をしました。新しい運転手さんは私の娘の義理のお父さんですので、私としても旧知の間柄で人柄もよく知っているのでスムーズに進みました。しかし、きのうからの台風の名残で、午前中は暴風雨の中での運転になりました。

 長年技術系の仕事しかしてきてないので、お年寄りとの会話とか扱いがうまくできるか心配、とおっしゃっていましたが、なんのなんの。さすがは年の功、そして真面目で優しい方なのでとてもいい感じでした。文句なしに免許皆伝!です。

 夕方のデイケアのお送りの様子をうしろから盗撮! 初めてという車椅子の操縦もすぐになれて、介護士の女性と楽しげに送っている姿はなんかほほえましい気がしました。それと同時に、私はもうこういう時間をもつことはないんだ、という寂しさも感じました。




 きょうの1曲。寂しさを紛らわすこんな曲にしました。ゲイリー・US・ボンズで「真夜中のロック・パーティー」。ロックン・ロール華やかかりしころのエネルギッシュな歌と踊りです。アメリカという国のまだ若く勢いがあった時代をあらわしていますね。

Gary US Bonds - Quarter To Three [Very Good quality / No mpg4 resolution]

孫たちとぶどう狩り

2012-08-26 21:53:02 | 日記
  昨日かみさんが、明日ぶどう狩りに行こうか、と言い出しました。○子(娘)のところも旦那が疲れてるやろから子どもたちを連れ出してやったほうが休まるやろし・・・。で、娘に電話をしたら、行く行く、と二つ返事でOK。 朝10時に迎えに行くことになったのです。

 10時に娘たちのマンションに行き、娘と孫二人と私たちとで出発しました。行先は事前にインターネットで調べた、長崎市郊外の時津町の巨峰園です。
 30分程度で到着。まずは出された巨峰を試食です。



 そしてさっそくぶどう畑になだれ込みました。



 孫たちは初めて見るブドウ畑に目を丸くしていました。自分もハサミを持ってぶどうを摘み取りました。







 摘み取ったぶどう(巨峰)はお店の方が選別しきれいに包んでくれました。



 お持ち帰りは1kg1000円の計算でした。入園料とかはいりません。

 帰りにファミレスで食事をしました。

 その後私たち二人は巨峰を持ってあるお宅に直行しました。娘の義理のお父さん、つまり娘の旦那さんのご両親のお宅です。このお父さんこそが私の運転の仕事を引き継いでくれる新しい運転手さんなんです。お父さんは明日がその仕事の初日なのです。私は明日は休みで、もう一人の運転手さんについて見習いをすることになっているので、若干の状況説明などもしておきたかったので訪問させていただきました。奥さんもおられて、仕事の話だけでなくいろいろ歓談しました。このお父さんなら人柄はバッチリなので大丈夫、とあらためて確信しました。

 
 きょうの1曲。イギリスのバンド、トラフィックの1967年の作品「ホール・イン・マイ・シュー」。靴の穴? けったいなタイトルですが、やや難解な感じがしますが一種独特の雰囲気があって好きなバンドの好きな曲です。

HOLE IN MY SHOE (1967) by Traffic (incredible stereo mix)

カブトムシを里親へ。

2012-08-24 20:33:46 | 日記
  昨日GETしたカブトムシは一晩、箱の中でおとなしくしてくれました。朝、まっさきに箱をあけてみると、まだスイカにしがみついたままでした。ひょっとして死んでるんじゃないか、と心配になりましたが、ちょちょっとつついてみると、スイカを放り出してバタバタ暴れました。元気でほっとしました。

 昼前、カブトムシをあげようと思っていた人に電話をしました。「カブトムシを拾ったのですが、お孫さんは好きではないでしょうか?」 
 すると、「きのう、野母崎の植物園に行ったときに1匹、孫に買ってやったら喜んだんで、きっと喜ぶよ」とのことでした。

 箱に入れたままバイクで持っていきました。ご主人は部屋からカブトムシを入れたプラスチックの飼育箱を持って玄関に出てこられました。
 私が持ってきた箱を開け、カブトムシを見せると、「わあ、これは大きい。これは間違いなしに喜ぶよ」。

 たしかに植物園で買ったというカブトムシは小さくてなんとなく貧弱でした。でも300円だったそうです。

 容器の中には底に木屑が敷き詰められ、太目の木の枝やエサを入れる容器も入れてあって、カブトムシを飼う環境としてはバッチリでした。これならうちで飼っているよりもうんと幸せだろう、と思い、喜んで差し上げました。先方も思った以上に喜んでくれたので万々歳、です。ほんの一瞬だけの子どもがえり、でしたが気持ちはさわやかです。


 きょうの1曲。20年ぐらい前だったでしょうか、大ヒットしました。とても好きなバンドでしたが、リーダーの中村さんが大麻所持かなにかで逮捕され、活動を停止してしまいました。今は残りの人たちや新しいメンバーで活動しているようです。見た感じですが中村さんも含めて、とても穏やかで温かみのあるメンバーでした。この曲はそんな彼らのナンバーの中でも特に好きな曲です。「何も言えなくて・・・夏」。JAY WALK です。


何も言えなくて・夏 JAYWALK