goo blog サービス終了のお知らせ 

blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

クロノトリガーの思い出

2012-02-12 12:04:08 | 思い出
 私はいわゆる「ゲーム機」を使ってのゲームというものをしたことがありません。 3人の子供たちにもゲーム機をいっさい買い与えませんでした。

 昨年の春に大学を卒業して無事に就職し、東京に行っている次男が中学生のころだったでしょうか、次男はお年玉でゲーム機を買いました。友達がみんなやっているらしく、よほどやりたかったのでしょう。私もしぶしぶ購入を認めました。

 そしてある休日の昼下がり、私は畳にごろっと寝っころがり、私の横では次男がゲーム機でさかんにピコピコやっていました。どんなんかなぁ、と体を起こしてのぞいてみました。どうすればどうなるのか、まったくわかりませんでした。もちろん次男はそれまで家になくても友達の家などでやっていたようで、自由自在に操っているようでした。

 そんな操作のことはともかく、私には、聞こえてくる音楽がなんとも不思議な世界から聞こえてくるようで、私の疲れた心にとても優しく聞こえたのです。
 さきほど、たまたまYou-Tubeでその音楽を見つけました。聞いていくうちに、のんびりと次男と過ごした時間を思い出し、胸がきゅんとなる気がしました。

 それがこれです。「クロノトリガー 中世 風の憧憬」↓

クロノトリガー 中世(A D 600)  風の憧憬

星の界~いつくしみ深き

2011-12-13 15:01:00 | 思い出
  私の両親はプロテスタント系の熱心なキリスト教信者でした。私は親不孝者でして、小学生のころは教会の日曜学校になんのためらいもなく行っていましたが、中学にはいっていつ頃だったか忘れましたが、神様やイエス・キリストの存在を信じられなくなり、それからは教会には行かなくなりました。神を信じられなくなったきっかけは、この地球上に飢えや戦争で死んでいく人たちがいる、ということを知ったからでした。その人たちは何も悪いことしていないのに、なんでその人たちがそんな目に遭わなければならないのか、神様がいるのならどうして助けてくれないのか。母に聞いたこともありましたが、納得のいく回答はなかったのです。それ以来、私は無宗教となり、今に至っています。 昨日の夜、かみさんと二人でNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」を見ていました。ギタリストの村治佳織さんと長崎の平戸を歩く旅でした。 その中で、カトリックの立派な教会の礼拝堂の中を案内してくれた地元のご夫婦がおられました。その奥さんは讃美歌がお好きだそうで、いつも讃美歌を口ずさんでいるような方でした。そして、あらたまるでもなくごく自然にご夫婦で賛美歌を歌ってくれました。私が小学校のときに合唱隊で歌っていた「星の界(ほしのよ)」という曲の原曲・「いつくしみ深き」という歌でした。この曲は私の母の愛唱歌で、キリスト教の葬儀のときの定番曲でもあります。私の父の葬儀でも母の葬儀でも、この歌を歌いました。 その歌が耳に入り私はなつかしくなって、「あ、この曲はばあさんの好きな歌だ。葬式の時にも歌ったね」とかみさんに言いました。そしてそのとたん、私は思いがけず泣き出してしまい、嗚咽したのです。亡き母を慕う気持ちが突然こみ上げてきたのでしょうか。 かみさんは、「なんね、泣いてるんね?」と言いましたが、私の泣き方に驚いたのか、それ以上は私が泣き止んで涙を拭いてしまうまで黙って一言も言わずにテレビを見ていました。それ以上何も言わずに黙っていてくれたかみさんの心配りを嬉しく思いました。 そしてそのまま、何事もなかったかのように「家族に乾杯」のつづきを見たのです。村治佳織さん、素敵やなあ、と思いながら・・・。 「星の界」の歌詞はいくつかあるようですが、私が子供のころ歌ったのはこの詞でした。讃美歌の歌詞とMidiによる演奏と合わせてどうぞ↓ http://www.geocities.jp/machi0822jp/hoshinoyo