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blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

城山の城塁と俵石

2013-03-03 09:28:55 | 日記

   念願の城山の山頂でしばらく探索?しました。八幡宮の鳥居の奥に俵石八幡宮と書かれた粗末で小さな社がありました。

 

 さらに八幡宮の鳥居より先の方、鳥居に向かって左手の方に歩いてみました。 八幡宮や城山頂上を取り巻くように回廊風に道があり、道の両側はずーっと平らな石を積んだ壁のようになっていました。これが城塁なんですね。

ここが行き止まり。つまり山頂を取り囲んであるわけです。

 戦国時代の大名・深堀氏の城があったそうですが、城址と言っても今はこれだけのようでした。地面を掘り返せばなにか当時の遺物が掘り出されるかもしれないな、と思いましたが、それは専門家が検討済みのことでしょう。 前回の写真の中で、右に行けば「東城塁」という表示がありましたが、ここのことのようです。ぐるっと取り囲んでいるので右に行っても左に行ってもここに来るのです。

 さて、次にはこの城や神社の名前にも出てくる「俵石」とはなんぞや、ということで、その俵石なるものを見たい、と思い、表示板に従って進みました。

 表示板が指す方向はかなり急な下り坂になっていて、先の見学会用に整備されたと思われる階段やロープがしつらえてあり、藪が伐採された形跡がありました。前々日に雨が降っていて滑りやすいので、これは助かります。

 少し下ったところに転がっていた大きな、先が円い棒状の石、これが俵石です。

 さらにあたりを見回すと、このような石が崖から大砲の砲列のようにボコボコと露出していました。

 宗教的な意味で人工的に作られたものか、とも思いましたが、ネットで見ると自然にできた産物でもあるようで、どうもはっきりしません。とにかく興味深い石でした。この辺りからは下の景色が見えます。ちょうど私が住んでいる団地が見えました。

 

  さて、家に戻ると市役所から大きな封筒が届いていました。先日、担当の方に電話で依頼していた講座の資料が送られてきたのです。こんなに早くいただけるとは思っていなくて、これを待たずに山に出かけてしまったのですが、これを先に読んでいればもっと楽しめたのになぁ、と思いました。次回に行く時には参考にしようと思います。

 

 雑駁ですが、いちおうこれで報告を終わります。またゆっくり登ってみたいと思わせる興味深い山でした。

 

 

 きょうの1曲。私が学生時代に好きだった歌、梶光夫さんの「青春の城下町」。いかにも清潔感にあふれ、素朴な歌でしたね。 

青春の城下町 梶光夫


ついに城山の山頂に立つ!

2013-03-01 09:48:13 | 日記

  昨日の昼前、ついに念願の城山山頂に足跡を記すことができました。

 善長谷教会からかなり登らないといけないようだったので、まずはバイクで善長谷教会に向かう道の途中まで登り、そこにバイクを置いて歩きはじめました。このあたりの集落の人々はいわゆる隠れキリシタンの人たちで、この教会もその信者さんたちが自力で立てたものだそうです。その教会の入り口へ上がる階段に足を乗せ、いよいよ山頂に向かいます。

 立ち木に目印の赤いテープが巻かれています。

 しばらく進むと案内板がありました。上の文字は消えていますがよく見ると「八幡神社」とあります。指示通りに向かって進みました。

 次の案内板ははっきりと八幡神社と読めます。順調に来ているようです。

 細い道を登ってきて突き当ります。八幡神社が八幡宮と表示が変わりましたが同じでしょう。右に行くと「東城塁」とありますが、後回しにして八幡神社へと向かいました。

 間もなく前方に忽然と鳥居が見えてきました。これが話に聞いた「八幡さんかぁ・・・」。この日の中で最も感激した瞬間です。よくぞこんな急な山の上までこのような石材を運んできたものだ、と感心しながら見つめました。

 鳥居の足には「天草 下楠村 石工・・・・」と職人さんの名が彫ってありました。天草と言えば熊本県。石工の外園さんは出張してきたのか、流しの職人さんか、はたまた派遣社員か? 天草の石で天草で彫って運んできたのか・・・? 興味は尽きません。

 鳥居をくぐり、さらに進むと、また鳥居がありました。ここが八幡宮さんのようです。

 

 八幡宮の周囲はちょっとした広場になっていて、「城山」との表示板が立っていました。そうなんです、ここが城山の海抜350mの山頂なんです。 ついに目的地にたどり着いたのです。しかし、周囲は雑木林で下界を見下ろすことができません。これはちょっと当てが外れました。

 「城山」の表示の横に立っている標柱には「明治三十二年 陸軍省/長崎要塞第三地帯」と刻んでありました。明治から大正、昭和にかけて軍事上の重要な場所だったのでしょうか。たしかにこのあたりでは一番高い山なのです。 

 

 長くなりますのでいったんここで切ります。まだまだ興味深いものがありますが、追ってご紹介します。

 


きょう、春が来ました!

2013-02-27 22:30:23 | 日記

  朝、「燃やせないゴミ」を出しに外に出ると、うぐいすの鳴き声が聞こえました。今年初めて聞きました。

 さらに、我が家の庭のさくらんぼの花が、これまたきょう初めて開花しました。

  暖かいと思ったら、午後3時の室温が暖房を入れずに21.6度ありました。大雪の地方の方には本当に申し訳ない気がします。

 

 きょうの1曲。 ハリー・ニルソンの歌で、「ウィズアウト・ユー」。自分のオリジナル曲ではありませんが、見事に自分流に歌いこなしています。

Harry Nilsson - Without you 1972


念願の城山へのルートが判明!

2013-02-26 12:27:07 | 日記

  ウォーキングを始める前から、我が家の玄関を出ると前方に見える城山(じょうやま)が気になっていました。一度、あの山のてっぺんまで登ってみたい、と思っていました。

  仕事を退職し、ウォーキングを始めてからは、何度か頂上の方向に向かう小道に足を踏み入れたりしましたが、関係ない方向に逸れたり、途中で行き止まりになったりで、道が見つからずにいました。山のふもとの住民の方から、あの山には八幡さんがある、とか、城跡がある、などと聞き、ますます登りたいという欲望が強まってインターネットで調べたりもしましたが、なかなかヒットしませんでした。

 先日、長崎県の広報を見ていて偶然、研究者による城山の城跡の話と実際に山に登る企画があることを知りましたが、その日程がちょうど義母の誕生日会当日だったので参加することができませんでした。それで、県庁の担当課に電話をし、資料や地図などがあれば送ってほしい、と頼んだところ、送ってくれることになりましたが、その話の中で城跡となっているお城の名前が「俵石城」であることを初めて知りました。

 そしてふたたびインターネットで「俵石城」を検索すると、城の歴史や登る道、写真などの紹介がいくつか出てきたのです。それによると俵石城は鎌倉時代からこの地を支配してきた深堀氏の城、とのことですが、今は城は残っておらず、周囲を取り囲む石塁が残っているだけ、ということでした。

 http://zvk00720.web.fc2.com/public_html/yama/siroyama.html

 http://blogs.yahoo.co.jp/misakimichi/56093953.html

 http://nakatake05.blogcoara.jp/nakanishiyalab/2013/02/post-6bc7.html

 

 さあ、道も分かったし、いよいよ現地到達めざして出発するのみ、です! 

 きょうの1曲。エレクトリック・ライト・オーケストラで「ターン・トゥ・ストーン」。とてもポップな親しみやすいメロディーと心地よいハーモニーが素敵な曲です。

ELO Turn To Stone


義母の誕生日を祝う

2013-02-26 07:27:51 | 日記

  一昨日の日曜日はかみさんのお母さんの満90歳の誕生日でした。熊本県荒尾市の実家の近くのお店に子どもたち一男三女がそれぞれ連れ合い同伴でつどい、祝う会を行いました。

 行きの行程で利用したフェリーではかもめがたくさん群がっていました。

 祝う会が始まりました。かみさんが前日から準備していた花束を手渡しました。

 

 はじめのうちはお母さんのエンジンがかからず、ほとんど目が開きません。それでもかみさんの介助で御馳走を食べ始めました。

 でも途中までは、なぜこんな食事会をしているのかわかっていないようでした。

 ごちそうが並び、ビールもほんの少々ですがいただきました。

 食事会を終えて、私たちの車でお義母さんを入所している施設まで送って行きました。

 この日は90歳ということで卒寿というそうですが、次の白寿まで長生きしようね、と声をかけてお別れしました。

 

  きょうの1曲。清らかな気持ちになったところで、嶺川貴子さんの清らかな歌声を。「風の谷のナウシカ」。坂本龍一さんがサポートしています。

Nausica�・ - Takako Minekawa & Ryuichi Sakamoto - Hosono Tribute