goo blog サービス終了のお知らせ 

blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

野田総理 マニフェスト 書いてあることは命懸けで実行

2012-01-18 22:50:31 | 政治・社会
  面白い動画がありました。政権交代を訴えてのぞんだときの選挙戦での現野田総理の演説です。

 「マニフェストというものにはルールがあるんです。書いてあることは命がけで実行する。書いてないことはやらないんです。書いてないことを平気でやる。これっておかしいじゃないですか・・・」と自公政権を攻撃しています。

 しかしいま野田政権がやっていること、やろうとしていることはどうでしょう。まさしく、書いてあることは実行せず、書いてないことを実行している。自分が批判していた通りのことをやっています。これって、有権者に対するあまりにも極端な裏切り、うそつきではないでしょうか。こんなにもあからさまに裏切られても支持する人たちがいる、とおもってるんでしょうかね。
 政治家なんてものはそんなものさ、とあきらめてはいけない。子どもたちや孫たちの為に、まじめに政治を考えたいと思います。


野田総理 マニフェスト 書いてあることは命懸けで実行



  きょうの1曲。シングルヒット狙いのポップなロックの代表的な曲です。ザ・ナック「マイ・シャローナ」。CMにも何度か使われていますね。

MY SHARONA. THE KNACK. LIVE 1979 !

君が代起立斉唱の命令違反への研修は平成の踏み絵だ

2012-01-17 16:13:34 | 政治・社会
最高裁は昨日、卒業式などで「君が代」起立斉唱やピアノ伴奏の職務命令に反したとして懲戒処分を受けた東京都の公立学校教職員らが処分の取り消しなどを求めた訴訟の上告審で、停職処分を受けた1人と減給処分を受けた1人について、処分を取り消す判決を出しました。「動機・原因は個人の歴史観・世界観等に起因するものであり、式への積極的な妨害等ではない。減給以上の処分を選択することについては慎重な考慮が必要となる」というような理由でした。私は戒告処分を取り消さなかったことについては賛同するものではありませんが、おおむね冷静で常識的な判決だったと思います。

 しかしこの判決が出された翌日の本日、大阪府教委は府立学校長を集めた会合で、全教職員約1万3000人に対して起立斉唱を求める教育長名の職務命令を出したそうです。さらに橋下徹大阪市長と松井大阪府知事は本日、教職員が違反した場合はその都度指導研修を義務付けるよう教育基本条例案を見直す方針を明らかにしています。「すぐさま処分するのではなく、改善されるまでしっかり研修を行う」ということだそうです。

 最高裁が「個人の歴史観・世界観等に起因するもの」と認めたということは、まさに基本的人権に属するものと認めたことになると思います。それを、従わないからと言って従うまで研修を受けさせるというのは精神的な拷問に等しいと考えます。キリスト教禁令下の踏み絵のように、無理やり「ハイ」と言わせる。ぼろぼろになるまで追い詰められた挙句に「ハイ」と言ったところでもはや教育への情熱など残っているはずがありません。こんな学校教育下では教師はそれこそひびまくり、自分がどう評価されるか、を最優先にするような情けない教師ばかりになるでしょう。ある程度伸び伸びと生徒たちと楽しみながら指導できる環境にするべきだと思います。橋下氏を日本の指導者に、あるいは他の政治家も橋下氏を見習え、というような声がかなりあるようですが、彼は強者優先、エリート優遇で弱者には冷徹な人物と思います。
 生徒や教師よりもお国が大事なのか。私はそうは思わない。人は誰でも生まれながらに愛国心を持っているもの、と思うからです。

 きょうの1曲。私はこの女性ボーカリストがお気に入りです。グラディス・ナイト&ピップスで「夜汽車よ! ジョージアへ」。男性コーラスと振り付けもいいです。

Gladys Knight & The Pips 'Midnight train to Georgia' on Top of The Pops 13/5/1976

国会が身を削れば増税はやむをえないのか?

2012-01-15 15:16:15 | 政治・社会
  野田改造内閣が発足しました。「税と社会保障の一体改革」をやりぬくための布陣を敷いた、とのことで、朝日などの大手新聞はどれも「この改革は避けて通れない重要課題。絶対にやれ!」とばかりに政府を叱咤しているようです。
 ところが改造内閣発足後の世論調査ではむしろ支持率は下がり、消費税増税に反対する声が増えています。野田内閣は頼りにならない、と国民が見切ってしまっているようです。

 しかしここでマスコミの誘導に要注意、です。消費税の増税よりも行政改革やムダの削減が先だ、という一見、「そうだ」とうなずいてしまいそうな論調があります。注意すべきポイントは、まず国会議員は身を削れ、という主張です。それにこたえるかのように野田政権は身を削りましょう、とばかりに「議員定数削減を断行する」、と言い、新聞などは「野田政権は本気でこれをやる気があるか」などと批判や揶揄めいた言葉で実行を迫っています。しかし「比例」を後景に隠して表には「定数削減」とあいまいな言い方をしていますが、これの本心は(比例の)定数削減であり、世論を逆手に取った「少数野党切捨て」にほかなりません。ますます政府の思うがままの国会運営が横行することになります。
 さらに政府の最大の狙いは、議員定数を削減した後、「国会議員も身を削ったのだから消費税増税を」という主張が通りやすくなる、ということです。マスコミもそれは百も承知。きっと「国会が身を削った。次は国民が身を削る番だ」、というキャンペーンを張ることでしょう。

 そのように政権と大マスコミは相呼応して世論を誘導している、と私は考えます。大新聞もテレビ局も、それ自体が大企業であるし、広告や番組提供などのスポンサーである大企業には逆らえない。そして、日本政府は経団連などの財界にはからっきし何も言えずに言いなりであることは明々白々であるからです。つまり、国会もマスコミも、財界の手のひらの上で茶番劇を演じている、ということです。
 このような茶番劇を見飽きた庶民にとって、橋下徹という人物は新しい風を吹かせてくれる、という期待を抱かせる、いわば今の時代が産み落とした怪獣でしょう。この風に飲み込まれず、「新しい風」の中身をよく考えて判断するべきだ、と思います。

ミスチル・櫻井和寿さんらのエコ活動に拍手

2012-01-09 15:13:00 | 政治・社会
  2日の日の日記でアップしたファンキーモンキー・ベイビーズのライブの映像を何度か見ているうちにやっと気づきました。中央あたりで黄色のシャツに帽子をかぶった人がギターを弾きながらコーラスを入れていますが、あの人はミスター・チルドレンの桜井さんじゃないかな!?そういえば、ファンモンのメンバーの一人はシャツの正面に「ミスチル」と書いていたし・・・。 それで、映像のタイトルに書いてあったファンキー・モンキー・ベイビーズ with BANK BAND とある「BANK BAND」とはいったいなんだろう? と急に気になり出し、ネットで調べてみました。すると意外な事実が芋づる式にわかってきました。 BANK BANDとは、音楽プロデューサーの小林武史とミスチルの桜井和寿、そして坂本龍一の3氏を中心に活動している「ap bank」の活動資金を支えるために結成されたバンド、ということのようです。趣旨に賛同するミュージシャンたちと一緒にコンサートを開いたりDVDやCDを販売したりして、その収益をすべてap bank の活動や融資用の資金に充てている、とのことです。私がアップしたファンモンの演奏の映像はそのBANK BAND が毎年開催しているコンサートの2010年の演奏の模様、ということで桜井さんが参加しているし、小林さんもキーボード奏者として参加しているのです。 ではその「ap bannk」ってどんな団体かな?と引き続き調べてみました。 ap bank は環境保護、自然エネルギー促進などのいわゆるエコな活動に取り組んでいる個人や団体に低金利で資金を融資する活動を主に行っている団体で、東日本の震災被災地支援活動などもやっているようです。 そして、ap bank はエコ活動や脱原発などの思想を普及するための啓もう活動にも力を入れているようで、「エコレゾ ウェブ」というウェブサイトでは小出裕章、上杉隆・・・、というような硬派な論客?らに大きく発言の場を提供していて、なかなか興味深いウェブになっています。 エコレゾ・ウエブはこちらです。↓ http://www.eco-reso.jp/index.php こういう活動はあまりマスコミでは取り上げられませんが、立派な活動だ、と拍手を送りたい気持ちです。 ではそのBANK BAND の2010年のコンサートのライブから BANK BAND と Salyu の歌で「to U」をお聞きください。一昨年のコンサートですが、震災以後のコンサートかな、と思えるような胸にしみる素敵な歌です。 http://www.youtube.com/watch?v=yMeprD3Di3E

「議員定数削減」はちょっと待って。よく考えましょう。

2012-01-08 22:19:00 | 政治・社会
  消費税の増税は大手のマスコミによる「増税すべし」の宣伝のおかげで、一般国民も「増税やむなし」に傾いているようですが、本音はやはり「反対」が大勢でしょう。震災や原発事故の被災者の為にそのぐらい我慢できないのか、と言われれば「増税反対」の声は上げにくいわけですが、それは違う。消費税を上げれば消費が落ち込んで景気は必ず今以上に悪化するし、零細業者は立ち行かなくなるのが目に見えているからです。復興する前に倒れてしまうでしょう。橋本内閣のときに消費税を3%から5%にわずか2%上げただけで大不況に直結した歴史に学ぶべきです。 今、急ぐべきは長崎新幹線や東京の1mあたり1億円といわれる外環状高速道路などよりも被災地復興でしょう。アメリカへの思いやり予算増額よりも被災地復興でしょう。政党助成金よりも被災地復興でしょう。余力のある大企業や資産家に負担を求めるべきでしょう。 消費税増額を既定事実としてあれこれの予算配分を決めてしまう政府のやり方は絶対に間違いだと思います。 さらに、ムダの削減の象徴のように言われる「議員定数の削減」は一見、国民の要求と一致しているかのようですがこれは誤りです。「選挙区選出議員定数」の削減なら多少はやむをえないかもしれませんが、「比例区選出議員定数」の削減は絶対に許してはいけません。少数政党の切り捨てに結び付くものであり、自民、民主、およびいずれはこのどちらかに復帰する可能性の高い小政党にとっては大歓迎の選挙制度だからです。 政治を一部の勢力や特権階級の人たちにまかせてしまうような、民主主義を根底から破壊する愚かしい事態になってしまいます。国民の意思を公平に反映する「比例代表選挙」が中心になる方向が正しいと思います。これはどこかの党派が有利とか不利とかではなく、客観的に公平な投票結果を導き出すのに最良な制度である、と思うからです。 泥沼の中のどじょうが苦し紛れにのたうつのはやめてほしい。落ち着いて、静かに国民の声に耳を傾けてほしい。国民の本心は総理が目指しているような方向を求めてはいないと思うのです。 きょうの1曲。私が大好きなシンガーの、その中でも一番好きな曲です。中村あゆみ「HERO」。政治の舞台にも真のヒーローが出てほしいものです。 http://www.youtube.com/watch?v=IVoz5Da6i2g&feature=related