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blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

小沢氏の魂胆には要注意

2012-07-03 20:28:47 | 政治・社会
  大多数の国民の反対や不安を押し切って野田首相と民主党は衆議院で消費税の大増税を自民党という毒薬の力を借りて強行採決で可決してしまいました。小沢元代表はこのようなやり方に反発し、反対票を投じ、さらに民主党に離党届を提出して民主党は分裂しました。
 私はこのブログでも数回表明してきましたが、民主党が早晩分裂することは目に見えていました。ウルトラ右翼から若干左翼までが「党綱領」もない寄せ集めの集合体の中で結束できるはずがない、と発足当初から思っていました。

 しかし、民主党幹部によるこのたびの国民に対するあまりにもひどい裏切りの中で、小沢氏がいかにもスジを通したかのような顔をして離党劇の脚本と演出、主役までこなして正義のヒーローを演じました。そしていわく、「消費税増税反対、脱原発」で行く、と。

 時勢の流れを読み敏感に反応することにたけた小沢氏が、「消費税増税反対、脱原発」をスローガンに掲げて無党派層の票の取り込みを狙っていることは明白です。民主党が分裂することは十分計算済みの流れですが、来るべき小沢新党の「正義の味方」「庶民の味方」的な言動には要注意だと思います。

 私は脱原発や消費税反対で反体制に傾きつつある世論を引き留める役割を担おうとする小沢氏なりのパフォーマンスだろう、財界や保守勢力もご承知のうえでの行動だろう、と思うのです。消費税増税反対や脱原発だけを旗印にしていれば、社民党や共産党などとあまり変わらないように見える、ということで無党派層の票だけでなく社・共に行く票もかすめとる、ということも考えられる。もしそうなれば社民党や共産党はますます弱小化することになるかもしれません。そういう役割もあるのではないでしょうか。


 きょうの1曲。ボ・ガンボスで「夢の中」。最初のピアノ~ドラムス~エレキギター、という入り方の流れが非常に好きです。ギターとボーカルのどんとさんはすでに故人ですが、この人のギターは絶品だと思います。

ボ・ガンボス - 夢の中

朝日新聞はいったいだれの味方なのか!?

2012-06-27 20:22:51 | 政治・社会
  消費税の大増税を柱とする「社会保障と税の一体改革」と称する一連の法案が民自公の談合によって昨日、衆議院を通過しました。これで決まったわけではありませんが、成立への最大の関門を突破したわけで、このまま進めば成立してしまう、という非常に重大な状況になっています。

 消費税の増税をあおっていた朝日新聞がどのような反応を示すのか、注目して今朝の「社説」を見てみました。
 あけすけに、こう書かれていて唖然としました。いわく、

 「政権交代から間もなく3年。迷走を重ねてきた「決められない政治」がようやく一歩、前に進む。率直に歓迎したい。・・・、民主、自民、公明の3党が、国の将来に直結する重要政策で歩み寄り、共同責任を負う意義は大きい」

 3党が歩み寄った? ちゃんちゃらおかしいじゃないですか。歩み寄ったといえば聞こえがいいですが、早い話が民主党が自民党に飲み込まれた、というだけではないでしょうか。そしてその自民党も含めて3党が財界に飲み込まれた、ということだと思います。
 それをさも前進でもあるように描く朝日新聞の姿勢には唖然とするとともに怒りを感じます。権力に迎合するマスコミはマスコミの役割を放棄し、戦時中の経験をわすれたとしか思えません。

 消費税の大増税が国民や中小企業、農家、漁業関係者、などあらゆる産業の零細事業者のみなさんにどれほどの苦難を強いることになるのか、そのことを真剣に考えているのでしょうか。一方ではこのような時期であっても富裕層等への課税強化を削除する、というような大金持ち優遇、勝ち組優遇を貫いています。いったいこの国の政府はどちらを向いて政治をしているのか。朝日新聞は誰の味方なのか。その金持ち優遇・財界優遇・アメリカ言いなり、の政治姿勢にはヘドが出そうです。まだ不可能ではありません。こんなデタラメ法案は絶対に許さないという意思表示をしましょう。朝日新聞に、大手マスコミに抗議しましょう。


 きょうの1曲。脱原発で積極的な発言を行っている後藤正文さんがボーカルを務めるロック・バンド、アジアン・カンフー・ジェネレーション(通称・アジカン)の演奏で、「リライト」。後藤正文さんは自ら反原発のニュース「未来について話そう」を発信しておられます。
ではアジアン・カンフー・ジェネレーション「リライト」。歌詞がよく聞き取れませんが会場が一体になった大合唱にこちらまで熱くなります。


ASIAN KUNG-FU GENERATION - Rewrite Rock In Japan 2011 Legendado

原子力の軍事利用への変質は認めない!

2012-06-24 17:28:53 | 政治・社会
   国会は会期末までに「社会保障と税の一体改革」関連が成立しなかったため、政府は自民・公明両党と取引をしあっさりと79日間もの会期延長を決めてしまいました。これで懸案の消費税増税法案やその他一連の「一体改革」法案を通すことができるし、国会解散を9月以降まで先に延ばすことができる、ということで野田首相としてはしてやったり、というところでしょう。

 その会期末直前の20日の参院本会議で民自公3党と国民新党らは「原子力規制委員会設置法案」を事前の3党合意によってほとんど国会で審議することもなく可決しました。内容を知らされていないわれわれ一般国民は、新しく原子力を規制する委員会ができることはいいことじゃないか、と何気なく見過ごしてしまいそうなニュースです。

 しかしこの設置法案には重大な問題点を含んでいました。まず委員会そのものがこれまでの原発の立地を容認し原発を推進してきた環境省のもとに置かれる、というまったくチェック機能としての役割が望めないような機関として発足する、ということです。そして、法案の中には現状40年間としている運転可能期間を老朽化している原子炉を含め最長60年まで可能としてしまっています。これは電力会社の要求にこたえるものでしょう。

 さらにもっとも重大な問題点は、唯一の被爆国として、軍事利用は絶対に行わない、という決意を込めた平和利用三原則「民主・自主・公開」の基本方針に「我が国の安全保障に資することを目的として行うものとする」という文言が加えられている、ということです。つまり原子力の軍事利用を可能にすることを意味します。これは原子力の平和利用を宣言している日本という国家の重大なる方向転換を意味していると思います。日本の憲法がなし崩し的に壊され始めている、と私は思いました。

 前々から自民党は日本の核武装を主張して来ていましたが平和憲法のもとでそれは国民の抵抗が強くおおっぴらには言えませんでした。しかし野田首相は消費税増税案の成立への協力と引き換えにこんな重大なことまで自民党に従ってしまったのです。そこには国民の声はいっさい入っていません。入っていないというよりも、そんな話があることさえひた隠しに隠し通してぶっつけ本番のように決めてしまおうとしているのです。

 どなたか、こんな話が進んでいたことをご存じだった方はおられますか? 賛成か反対か、意見を聞かれた方はおられますか?
 いったい野田首相は、1億何千万人もの国民をどのような将来に道連れにしようというのでしょうか。
 日本の安全は核では絶対に守れません。世界で唯一の被爆国・日本が核武装に手をつけるような愚はぜったいにしてはなりません。私はそう思います。


 きょうの1曲。核実験による放射能の雨に抗議する曲「雨を汚したのはだれ?」。フォークの女王と言われたジョーン・バエズの歌声です。

Joan Baez- What Have They Done To The Rain with Lyrics.wmv

議会制民主主義をあざ笑う暴挙

2012-06-21 17:38:05 | 政治・社会
国会は会期末となった本日、民主党は自民党、公明党の力を借りて9月8日までの79日間の会期延長を可決しました。経費節約が叫ばれている中で79日間もの会期延長があっけなく決まってしまったのです。

 野田首相は、「社会保障と税の一体改革」をさもやらなければならない既定の事実のように強調してきましたが、さまざまな「関連法案」をろくに明らかにもせず、国民が知らない法律や制度などを、「一体改革」という言葉でひっくるめてどさくさにまぎれて一挙に通してしまおう、という汚いやり方で進めてきている、と私は思います。その中には「社会保障制度改革推進法案」のように、社会保障の理念や制度を根本的に変質させ、自助とか自立とか助け合いなどを国民に要求しながら、国の負担や責任を限りなく減らしていく方向を打ち出しています。消費税増税の影響が大きい低所得者対策は実現に至らず、政府案に盛り込まれていた高額所得者への所得税や相続税の若干の増税は姿を消しているのです。まさに弱い者いじめ・強いもの優遇をいっそう増幅させる、財界要求丸呑みの法案、と言っていいでしょう。

 そもそも民主党が政権交代をキャッチフレーズに、高校の授業料無償化や後期高齢者医療制度の廃止、新年金制度の新設などのマニフェストを掲げ、消費税の増税はしない、とまで言い切って大量得票、大量当選を果たして得た政権の座です。それがどうでしょうか。後期高齢者医療制度の廃止や新年金制度はとりやめ、消費税は大幅増税、ですよ。あまりにも無茶苦茶な裏切りではないでしょうか。国民に約束したこととまったく逆のことをする、という詐欺的な行為が許されていいのでしょうか。

 しかもこの間、民主党、自民党、公明党の3党が国会の議場の外、高級ホテルの密室で修正協議を重ね、次々と自民党の要求を呑みこんでの3党合意にこぎつけた、というのです。その中身についてはあらためて触れたいと思いますが、とにかくあとは国会での採決を待つだけ、という状況になっているようです。そこには採決の前の「審議」という言葉が出てきていません。3党で合意したのだから結果は目に見えている、といわんばかりの対応であり、他の野党や国民の声をまったく聞こうとしない傲慢な国会運営は絶対に認められません。なんのための国会なのか。議会制民主主義を嘲笑うような彼らの暴挙に心から抗議し、彼らを軽蔑します。来るべき選挙では彼らに絶対に投票しないようにしましょう!


 きょうの1曲。私のブログで折を見て何度でもアップしたいと思っています。「平和賛成」の音楽活動を続ける長崎のロック・バンドTATSUMAKIの歌で「リボン」をお聞きください。

リボン

大新聞はなぜ消費税増税反対を言えないのか!

2012-06-17 11:16:56 | 政治・社会
消費税の大増税が自公民の談合によって合意されました。「社会保障と税の一体改革」という看板は色あせ剥がれ落ち、事実上消費税の大増税のみが決着、という事態になりました。もちろん、これからの国会審議、採決を経るのでしょうが、審議でいくら批判しようが提案しようが聞く耳を持たずに数で押し切ることは目に見えています。自民党の谷垣総裁は「増税案が成立すれば解散、総選挙で国民の信を問え」といかにも正論を主張しているふうに強気ですが、信を問えというなら増税案を成立させてしまう前に国民に信を問うてこそ意味があるわけです。彼らにとっては消費税増税の主導役を民主党政権にやらせ、そのあと支持率の落ちた民主党に総選挙で勝利して政権に返り咲く、という魂胆でしょう。

 例によって朝日新聞の社説は「多大な痛みを伴うが、避けられない改革だ」、と切り出しています。「この合意が「決められない政治」を脱却する契機となることを願う」、とつづけています。痛みを負うのは誰なのか。その痛みはすべての国民が許容できる痛みなのか、についてはふれていません。そして、社会保障と税の一体改革がなかなか決まらなかったことが悪いことのように言います。まさに、「欲しがりません、勝つまでは」と国民に忍耐を強いた戦前の歴史を繰り返しているように思います。国民が反対している法案をさくさくと決めていく政治がよい、というのであれば、それは独裁政治、というのではないでしょうか。

 そして最も私が言いたいことは、大新聞は、消費税増税をやめよ、となぜ言えないのか。なぜ、大企業や富裕層への税の優遇をやめよ、応分の負担を求めよ、と言えずに、一方的に国民に忍耐を強いるのか、ということです。新聞の別のページでは「はじめに増税ありき」などと大見出しをつけて、増税を批判しているかのような二枚舌を使い分ける姑息な朝日新聞の態度に私は怒りを禁じえません。おそらく他の中央の大新聞も同一歩調でしょう。財界の中に埋もれ、財界・大企業にモノが言えない新聞なんて新聞の値打ちなし! 何度でも言いたい。広告主に逆らえない大新聞は信用できません!


  きょうの1曲。古いドゥー・ワップ・ナンバーから、ペンギンズの「アース・エンジェル」。ドゥー・ワップは黒人のボーカル・グループでソロのボーカルのうしろで振りをつけながら数人のメンバーがバック・コーラスをつけるスタイルです。コーラスが「ドゥー・ワップ」というような言葉でハーモニーをつけるのでこのように呼ばれます。日本では鈴木雅之さんとシャネルズのみなさんがこのスタイルでやっていましたね。会場のみなさんが静かに聞き入っている様子も素晴らしく、日本との文化の違いみたいなものを感じます。

THE PENGUINS - EARTH ANGEL