今日は気分を変えてちょっと違うスタイルでウェディングを紹介してみます。いつもように時系列でないだけなんですけどね・・。
BrideのMinakoさんはアパレル業界にお勤め。そうしたら何と私が去年にお手伝いした別のBrideとお仕事仲間ということが後から発覚!こういうことは度々あるのですが毎回とっても嬉しい気持ちになります。お二人に共通していたことは1.自分をしっかり持っていてテイストやスタイルがはっきりしていること(そういうbrideはとってもお手伝いしやすく大好きです)、2.プランニングが緻密でオーガナイズされていたこと(とっても感心しました)、3.お友達(仲間)たちが結束固く主役のお二人のために最強のサポートをしてくれたことです。
ではとーっても素敵な写真の数々をご覧いただきましょう~。
1964年型クラシックなロールスロイスとのこのナチュラルなショットはきっと私の一番のお気に入りでしょう。MinakoさんのドレスはVera Wangデザイン。Groom Yoshinoriさんはびしっとスリムな黒のタキシード&ボウタイで決めています。ロールスロイスのクラシックな雰囲気にぴったりはまっていますね!リングガールが手にしている小さな青い本。これはリングホルダーになっています。表紙を開けると中がハートでくりぬかれていてそのハートの中にリングが収められるようになっています。Vintage感最高。
ブーケには白いお花と多肉植物を含む数種類のグリーンが使われテクスチャーたっぷりのおしゃれなデザインです。下で紹介するレセプションのテーブルとも調和しています。
キャルバリー教会での挙式で大事なリングを運んで入場してくれたのはbrideの7歳の姪っ子ゆづきちゃん。カスミソウの花冠をプレゼント。責任を持ってお役目果たしてくれました。とってもかわいい笑顔です。6~8歳くらいはリングベアラーに最適の年齢です。お式後にゲストの皆様はフリータイム、その間に二人だけでカピオラニ公園で撮影しました。夕方の光が差してとてもナチュラルで優しい写真の数々。
ロールスロイスは車内のインテリアもクリーム色で私よりも年食っているクラシックカーとは信じられないコンディション。こんなかわいいタイヤのホイールないですよね~。ハワイにはこのタイプ以外にロールスロイスをレンタルしている業者があります。スペシャルな日に乗る車にこだわりたいというカップルはこれからも増えてくるでしょうね。
レセプションもベージュ、白、グリーンでナチュラル感たっぷりな装飾となっています。テーブルクロスはアイボリーでナプキンはベージュ。お花は白のみで細いItalian Ruscusのガーランドがお花を縫うようにテーブルを渡らせられています。テーブルが細いので前に座る人との距離が近くintimateで活気あるディナーテーブルとなります。こだわられたのは多肉植物(succulents)のプチギフト件プレースカード。様々な色や大きさのsucculentsが白いジャーに入れられ、手作りの名札が差し込まれています。お式前日にジャーに土と植物を入れ、小さな"Yoshi & Mina"のタグをつける作業を長女に手伝ってもらいながら行いました。もう一つのギフトはパーソナライズされたM&M'Sチョコレート。ガラスの入れ物とTHANK YOUタグは日本から持参されたものです。サイズがパーフェクトでした!SO CUTE!!!メニューカードもbride手作り。数々のエレメントがcohesiveに調和したと思います。
フロストしないケーキのことをNaked Cakeと呼びますが、これはどちらかというと"Half Naked"ケーキです(そんな言葉はないのですが、勝手につけました)。レセプションのディテールをMinakoさんとプランニングしていく過程はとても楽しかった!レストランはたとえプライベートルームでも邸宅やガーデンに比べればスペースが限られ、装飾面で制限が加えられます。Rule of thumb(大事な鉄則)は既存のものを上手に使うこと。オリジナルにしようと無理に何もかもを変えようとする必要はないです。そうするとコストばかりが上がり逆効果になることがあります。バランスと調和、そしてちょっとしたコツでとても素敵な自分だけのレセプション会場を創り上げることができるのです。
ヘアをダウンスタイルにチェンジして目の前のビーチでサンセット撮影。サンセットの前後でこんな風に空の色が変わるときがあります。ものすごくピンクになったりオレンジになったり赤くなったり紫になったり。何がそうさせているかわからないのです。ただ純粋に美しいハワイの空と海。二人は幸せをかみしめていただことでしょう。
大活躍してくれた同僚やお友達の皆さん。映像や余興でいっぱい盛り上げてくれてありがとうございます!友達に愛されているのだなあと感激しました!
おまけのサプライズ余興のショット2枚(笑)!レストランの雰囲気に合わないかも・・・を会場をご覧になった時に心配されていましたが(まあ雰囲気があう会場というのが他に存在するかは疑問ですが。。。)プライベートルームだから大丈夫!氣志團(きしだん)っていうグループがあるんですね、浦島太郎の私は知りませんでした。横浜銀蝿なら知ってますが(笑)。逆に今の若い人たちは横浜銀蝿なんて知らないんでしょうね?!とにかく楽しませてもらいました!
Congratulations!!!
Photography by Hiko Arasaki
Flowers by Flowergirls