津波警報に揺れたワイキキ

昨日今月最後のウェディングがありました。お天気も良く晴れて海も穏やかでレストランMichel'sの前のビーチからは水平線に沈む夕陽が目の前に見られて最高でした！どんどん冬に近づいてきましたので今はワイキキの正面近くに日が沈みます。

波の音を聞きながら海辺のテーブルに座っていたときに入ってきた夫からの電話。"You better get out of there. Tsunami is coming!"
その時で7時半過ぎだったでしょうかと思います。カナダで起こったマグニチュード7.7の地震によりハワイ全州に津波警報が発令されました。最初の波は10時28分に到達予定、と妙に厳密な時刻設定でした。

お客様をお見送りしてから午後9時過ぎにレストランを出ましたがAla Wai Blvdも交通整理がすごくカラカウアの方には入っていけないほどでした。無事に渋滞を回避して10時前に帰宅できました。その後ずっとTVを見ていましたが予定の10時半を過ぎても何もなく・・・・本当になにもなくてよかったですがfalse alarmに翻弄された一夜となりました。

今日は夫のバースデー。いつも私があまりアテンションをむけていないので終日彼と一緒に過ごしてあげることを約束しました。Breakfast in bedに始まり、一緒にプレゼントの寝室用のTVを買いにCostcoに行き、夕方にはpina coladaをつくってサービスし、夜はLe Bistroにディナーに行きました。我ながら今日は尽くしてるな～と感心してしまうほど。これを書いたら一緒に何か映画でも観る予定。そういうことを普段まーったくしてあげていないので（時間なく・・・涙）とても喜んでくれます。子どものように単純なところがあり、ある意味喜ばせるのは簡単なのに、どうしてそれがなかなかできないのか・・・。仕事ばかりを言い訳にはできないですね。

何の映画を観ようかな～

アンチエイジング希望の光

数年前にも書いた気がしますが・・私がよく鏡をみてやること。両側のこめかみあたりに指をあてちょっと吊り目になるようにひっぱる。そうすると顔がすごく若くなる！良くいろんな人に「テープで留めたい」と言っている私。ホウレイ線とか・・あーやだやだ。

そんな話をこの間仕事でご一緒した相楽晴子さんとしていたら「すんごいお勧めのクリームあるよ」「Botoxなんかより全然いいよ～（もちろん使ったことないですが）」と耳寄り情報が。そういうことを言われるとすぐに私は「それ買う！教えて教えて」となります。猜疑心がないのね。でも私と同年代で同じように紫外線にさらされいるのに晴子さんのお肌はとってもきれい。説得力あります。この間まではやっぱり同じように薦められてローラー買う予定だったんですけどね・・・ちょっとこのクリームに負けてそちらは一旦お預けとなりました。

このクリームは別ルートでもかなりの効果が期待できるときいたのでさっそくいそいそとオーダーしました。まだ待っているところですが使ってみてよかったら私からもお勧めしてみようっと。私みたいな無精者でも続けられるかな～？

吊り目テープと同じくらいの効果を期待しているのだけどそれはちょっとaiming too highかもね。

今度はシミがうすくなるとっておきの商品、誰か教えて～（高いのじゃなくてね）。

ハイキングウォーキング松田さん＆安藤聖さんHawaii Wedding report 遅くなっちゃったけど・・

"笑う門には福来たる”といいますが・・・（かどを角と書こうとして誤りに気づきました。正しくは門ですよ～）

私はおもしろい人大好き。笑うことも、人を笑わせることも好きです！ケンカばかりしながらなんだかんだと今の夫と仲良く続けてこられた理由は彼のユーモアのセンス、私を笑わせてくれ、私のギャグに笑ってくれるこの関係にあるかな～と思います。たびたび失言もありひやひやしたりムカッとくることもありますが、でもやっぱり一緒に笑える関係と言うのは良いと思います！笑いあるところに幸せありということですね・

今日はいつも笑いが絶えなさそうなお笑いカップルの楽しいウェディングのご紹介をします。

レセプション会場のベイヤーエステイトで撮られたお顔より下のショットが独特の雰囲気を放っていて気に入りましたので今日の冒頭ショット。二枚目はレセプション用に履き替えられたサンダルとテーマカラーのブルーのペディキュアのかわいいショットです。


以前のbrideからのご紹介で素適なご縁で出会えた今回のbrideは女優安藤聖さん。天真爛漫ってこういう女の子のことを言うのかな？と思わせるほど素直でまっすぐで明るい性格の女性という印象でした。そして笑顔がとても美しい～。真っ白なブーケがピュアでシンプルなbrideにふさわしくマッチしています。


ファーストミートで彼女を待つgroomはイケメンお笑い芸人のハイキングウォーキングの松田さんです。私も大好きなこのファーストミートショット。二人の表情が最高！！


セレモニーはセントラルユニオン大聖堂にて厳粛に行われました。

相方のQ太郎さんが見せてくれた卑弥呼さま～の芸。初めて見られてうれしい！Q太郎さんは後のレセプションでも大活躍してくださいました。

セントラルユニオンを後にして皆様が到着されたのはベイヤーエステイト。海辺の邸宅でアットホームなレセプションが行われました。お二人が希望されたお色は空のようなさわやかな水色と白、そしてグリーンでした。シンプルでさわやか、とってもクリーンなdecorです。

オリジナルデザインされているタオルはお見送りの際に皆様にお渡しされました。私も1枚いただきました。大切な記念にしています♪ケーキも白でまとめられて上品でノーブルな感じですね。

お笑いタレントさんに仕切っていただけるレセプションなので楽しいに決まってますよね～。サンセット近くにビーチで撮ったロマンチックなはずのショットにもかなり相方からの突っ込み入り・・・実況生中継のようでした（笑）。

かわいい坊やはbrideの甥っ子君です。お式の際もがんばってお母さんと一緒に歩いてくれました。

似顔絵入りウェルカムボードのデザインはタオルともおそろいになっています。最後にいつもおなじみみんなとの記念ショット。


日本の芸能界のことやTVのことにはとんと疎い私ですがお笑い芸人さんってまじめで礼儀正しい人が多いというのを聞いたことがあります。まさにその通りだと思いました。本当に好感度の高いお二人で私は大好きになりました！これからのますますの活躍を遠くハワイより祈っています。

でも人生は山あり谷あり。良いときもそうでないときも共有するのが夫婦ですね。挙式のときに牧師先生の前で交わした約束　

"幸いのときも災いのときも、豊かなときも貧しいときも、健康のときも病気のときも、あなたを愛し、あなたを敬い、あなたに仕え、あなたと共に生涯を送ります”　

をいつまでも忘れないで・・・。

Congratulations!!

Photography by Hiko Arasaki

思い出の価値

”いつもブログを楽しみにしています”というありがたいお言葉をよくいただき、その度に恐縮してしまいます（汗）。

もともと日記として日々の記録をつける意味で始めましたのでできるだけその時その時の感情を生々しく綴りたいと思っているのですが、あまり読み手を意識してしまうと迎合したような文章になってしまうような気がしてああ、昔の方が書きやすかったかな～などと思うこともあります。何せ私はウェディングプランナーという一見華やかなイメージの職業からは程遠いキャラクターだからです（笑）。この間もあるお客様に「Sugakoさんって天然」と言われましたが当たっているかも・・。

9月～11月の秋の3ヶ月はウェディングの繁忙期。とはいっても私が月にお受けする数は4組を上回ることはありませんし、一匹狼なので業界内の横のつながりもあまりないのですが、それでも業界全体の忙しさがなんだかひしひしと伝わってきます。ピークは今月の10月です。そしてこの毎年この時期忙しい秋の9月末に訪れる子ども二人のバースデーと10月初旬の学校の秋休み。これが相当なストレスとなり、ここのところ参ってしまっていました。

うちの娘二人は丸三年差でともに9月生まれです（長女が20日で次女が26日）。長女4歳、次女1歳のときからずーっと毎年バースデーは合同でお祝いしてきました。長女が学校に通い始めた2006年ごろからはそれぞれの友達を呼んでパーティーをやるようになり、ずっといままで毎年結局続いてきました。途中で長女が合同は嫌だと不平をいった時期もありましたがなんだかんだと毎年続き、どんどん規模もかけるコストもエスカレートしていきました。うちのコンドのプールでやったこと数回、Pearl Harborに面したRainbow Bay Marinaを使ったこと数回あります。いつも二人分のプレゼントを持ってきてくれる人も多いゲストのことを考えて子どもたちに目いっぱい楽しんでもらおうと景品やらゲームやら食事やおやつ、ケーキなど用意するのは本当に大変ですが・・・普段仕事に忙しくあまりかまってあげられないことも多いので子どもたちへの罪滅ぼしと、私にできることはやっぱりイベントか？！と張り切ってしまうこの性分ですね。さすがに7年生（中学1年）になったし今年は子どもっぽいパーティーはないかな～と思っていたのですがなんと今年もやってほしいと言う。・・・・・そうか・・・・・決めたのは結局直前。2つのウェディングにはさまれた週末の30日に決定し、今回初めて公共の公園にテントを２つ張り、巨大なbounce house（中で子どもたちがぴょんぴょんはねるでっかいハウス）と業務用Cotton Candy Machine（綿アメ器械）とPop corn machine, Pinata, Lunchを手配することに。カラフルなキャンディービュッフェもセッティングしました。キャンディー食べ放題には子どもたちは本当に目を光らせます。綿アメつくり体験もみんな喜びますね。一番喜んでいたのは夫かも（綿アメ大好き）。そして30人ほどの子どもたち全員にさまざまなプライズ（景品）を用意するというのもここ毎年やっています。

公共の公園なので私有地に比べて俄然コンディションが悪い。前日は熊手と手袋でおびただしい量のガラスの破片（ビール瓶）を掃き集めましたが拾っても拾ってもすごい量でした。トイレは幸いドアがあり（！）しかも驚くことにトイレットペーパーもあったのですが私は朝からトイレの掃除をしてソープやサニタイザーやペーパータオルなども補給しました。イベント時の化粧室のコンディションと言うのはとっても重要です。

この準備を数日でするというのは（しかもウェディングにはさまれながら）、相当な仕事量とストレスになり毎年この時期は夫婦ケンカが耐えません。もちろん今年もすごかったです・・。

なんでそんなことに無駄なお金と労力をかけるのか？どうしてそんな大変な思いをしてまでやるのか？よくやるねえ～と面と向かって言われる事もあるし実際周囲に思われているだろうということはわかっています。でももうひとつわかっていることは子どもたちにとって毎年のバースデーパーティーは大人になっても忘れられない楽しい思い出になっていくだろうということです。高価なプレゼントやお小遣いとは比較にならない思い出の価値のためには私はお金を惜しまない人です。二度と戻らない子ども時代の思い出はpricelessと思うのです。もったいない、無駄が多い、とは思わない。子ども時代の思い出はお誕生パーティーだけではなく旅行とか親子ではまるスポーツとかいろいろ家族により形がありますね。

同じことをよくウェディングに関しても私は口にします。大げさでもなんでもなくウェディングほど人生の大きなmilestoneはないです。ウェディングと言うのはコストをかければかけるほどよいというものではないですが、費やすコストは直接的には物やサービスのためなのですが、もっとbig pictureで見れば一生続く自分たちの大切な思い出のためと考えてほしいと思います。無駄なものは何一つないです。そしてまたウェディングの日は生涯でもっともgenerousになる日でもあります。他人にgivingになること、generousになることで得られる大きな幸福感というものを味わっていただきたいと思います。

バースデーパーティーも大成功に終わり、その後控えていた久々のハレクラニウェディングもおかげさまで大成功に終わりました。この怒涛の日々に没頭しているとき私はブログもFACEBOOKも何もする気になれなく（またその時間もないし）なってしまいます。いろいろなことを自分ひとりで抱え込んでしまうところがあります。夫も仲間たちもどれだけ私を理解してくれているのかな・・と思う疑問や迷い。いつも私を迷いから救ってくれるのはお客様ですね。

そしてまた気持ち新たにがんばろう～！と思っているところです。ご紹介したいウェディングもたくさんありますので楽しみにしていてください！