Bliss Bridalのブログへようこそ!型破りハワイ・ウェディングプランナーの独り言。

Wedding Junkieのプランナーが綴る日々のあれこれ。アイデアやエピソード、国際結婚裏話など楽しいお話が満載。

DIYが素晴らしいウェディング~手作り最高!キャルバリー&ベイヤーエステイト

2015-05-26 00:00:31 | Weblog
Happy Aloha Friday! またまた金曜日の投稿です。

DIY - Do It Yourselfという言葉は日本でもかなり広まっているようですね。言葉の通り自分でやる!という意味。ウェディングの場合はbridesが手作りでいろいろなものを作ることを指し、手作りに頑張るbrideをDIY brideなどと呼んだりします。私のこれまでのbridesたちもかなりDIY bridesいましたが、かなり上位に入るのではないでしょうか、と思うほどDIY頑張っていただいた今日ご紹介するbrideのChifumiさん。かわいい手作りアイテムでウェディングが一層パーソナルになりました。

二人はカナダのカルガリー在住。カナダはまだ訪れたことのない場所。冬の寒さは日本の比ではないようですが、どこもセントラルヒーティングなので建物の中はいつも暖かく、かえって日本のように部分暖房しかしない国の方がカナダよりもよほど寒いのだと聞いたことあります。私も年末に久々に日本の寒さを体験しましたが、実家のバスルームの脱衣所に暖房が入れられて(前はありませんでした)、それだけで全然違うーと感動しました。私はハワイのようにいつも暖かいところに住んでいるからというのもありますが、寒い気候が恋しくなります。そして私は自慢ではないですが体温が高めで冷え性ではないので寒さに強い!子供たちもみんな寒い時期に日本に行きたがります。あーまた行きたいな~日本!カナダも行きたい!

余談はともかくとても素敵でpersonalizationにあふれていたウェディングをご紹介します。DIY第一号は招待状。"Wedding invitations set the tone for your entire wedding"と言われるようにウェディングのトーンを決めるとても大事なエレメント。招待状を発送する時期はdestination weddingの場合で3か月前とされていますが、招待状発送に先駆けて予め6~8カ月ほど前にゲストに日程をお知らせする案内のことを"Save the Date"と呼んでいます。ウェディングの日程が決まったので予定をあけておいてください。後に招待状を発送させていただきます、という意味。Save The DateのスタイルはカジュアルでもOKですが(たとえばメールなど)、招待状はよりフォーマルなスタイルにすることが奨励されています。印刷はmustです。欧米のウェディングの招待状にまつわるエチケットやルールはかなり多くあり、スタイルが多様化しようがここだけは伝統を守っているようなところはあります。私はお客様で特に国際結婚をする方たちには招待状のサンプル文面などに関してアシストしています。私自身ウェディングのステーショナリーが大好き。ゲストをお招きするときは何らかの招待状を送られることをお薦めします。おもてなしの第一歩ですね。

とても凝ったデザインの素敵な招待状を作っていただきました。ディテールが凝っていますのでひとつひとつ作成するのにかなりの時間と手間を要したことでしょう。心が込められていますね。

Chifumiさんはご覧の通りの美しさです!またSugakoのbrideはきれいな方ばかりね!と言われそうですね。はい、本当にその通りなのです。でも本当に美しかったのは外見だけではなく中身でした。ゴージャスな白とピンクの芍薬がブーケに使われています。ヘアには大輪の白い芍薬一輪が飾られています。一輪でこのボリュームとは素晴らしいですね。DIY2つ目は写真撮影用のMr, Mrsのprops。特に外での撮影で使うpropsはひもでつながったバナーよりもこのように棒のものの方が風の影響を受けない面からはお勧めです。ひもでつながったバナーは風のあるところでは使えないのですね。ちなみに風船も風のあるところでは大変に使いにくいです。

モダンホノルルのSunrise Poolサイドでbrideの到着を待つgroom Alex。好感度抜群のsuper nice guyでした!プール脇でのファーストミートに続きモダンホノルル~続いてマジックアイランドにてお式前の撮影を行いました。

ビーチには誰もいなくて良かったね!お式前でも砂浜を走る走る~~♪

海の目の前に位置するキャルバリーバイザシー教会で行われた挙式。ガラス張りの向こうにはガーデンと海が広がります。唯一の海辺の教会として長年にわたりその人気は不動のものがあります。

キャルバリー教会ではご両家併せてゲスト全員が祭壇に向かって左側に座ります。通常は両サイドに分かれますのでこれは少し珍しいです。お式後にはガラスのドアを開けて、外のガーデンにてレイの贈呈や写真撮影を行います。左手にはココヘッドが見えてとても気持ちの良いガーデンです。そしてその後で表側に戻りフラワーシャワーを行いました。おめでとうございます!

お式と同時進行で私は隣のベイヤーエステイトでレセプションのセッティングを行っておりました。フラワーシャワーの頃には隣に皆様をお迎えするための準備をいつもしています。準備とは垣根を押し分けること(笑)。行ったことがある方だけがわかるのですが二人がかりで垣根の葉っぱを押すことでキャルバリーからベイヤーエステイトへの近道を作っています。ベイヤーエステイトに一歩足を踏み入れると空気の流れが変わるというかレトロでノスタルジックな雰囲気に包まれます。レセプションの受付スペースに飾られたのはお二人の似顔絵のウェルカムボード(とっても似ていました!)、そしてこちらもDIYのプログラム兼ファン(うちわ)です。レセプションの大まかなタイムスケジュールと席次表を兼ねていますのでゲストの皆様には大助かりです。乾いた喉を潤すサングリア、そしてレモン水。Personalizedされた紙ストローもDIY。

ベイヤーエステイトは周囲に大きな木があることから特に海から離れた位置では風に守られているのがメリットの一つ。だから紙製のDIY バナーの撮影もばっちりできました!緑をバックにしたカラーのコントラストがとてもきれいです~。

初めて海側に皆様をご案内するとき、ほとんどすべての皆様がその美しさに感嘆の声を上げられます。私はゲストの皆様をご案内するより先にまずbrideだけをお連れして見せることを時間が許す限り行っています。二人三脚で一緒に考えて決めてきたものが形になったことを実感していただきたいのですね。イメージと100%同じになることはありえないと私は思っています。そのような高すぎる目標は掲げていません。たとえ同じでなくても少しでも近づけていれば良いな、喜んでいただけたらよいな、というように思っています。白レースのoverlayとくすんだミントのようなグリーンのナプキンが大きなポイントになっています。様々なアンティークのpropsを使った装飾のため各テーブル全てデザインが変わっていますが白とピンクとゴールドでアンティークでロマンチックなデザインです。お花の色目、無造作感が良いですね!

Favors、ナプキンに添えられたローズマリーに結ばれている席次カード兼タグもbrideのDIYです。"Lucky Groom"と"Happy Bride"はご自分たちの席次。Very nice idea! 高砂テーブルに飾られているのはドライのラベンダーのリース。ベイヤーエステイトのゲートにも飾っていたものをこちらに運んで飾りました。ラベンダーの香り大好きです~。チェアサインもDIYですー。

レセプション前にbride's roomにてクイックヘアチェンジとポートレート撮影。

大輪のピンクの芍薬がゴージャスに飾られたケーキとアンティークなアレンジメント。

リラックスした服装&マイレレイという装いにgroomもチェンジしてレセプションスタートです。野外レセプションはとても開放的。外でいただくお食事はさらにいっそう美味しいですよね~!お天気が良くなって本当に良かったです!

Chifumiさんは2011年に同じくキャルバリー&ベイヤーエステイトで挙式をされた以前のお客様のお友達でそのご縁でご紹介されました。そしてMasamiさん、Yukiさんとお子様とうれしい再会ができました。今はサンフランシスコ在住ですがとーっても幸せそうで私も本当にうれしかったです!カルガリーのガールズのお友達もたくさん盛り立ててくださってありがとうございました!

明日の土曜日は朝一番でクアロアに行ってまいります~。一昨日は30周年記念の祝賀イベントでクアロアを訪れ、昨日は新規の視察でノースショアのDillingham Ranchを訪れ、そしてまた明日はクアロアと最近はranch三昧の日々です。Dilligham Ranchはイベント会場としてすごーく素晴らしかったので(ノースで遠いですが)、ブログでいつかご案内できればと思っています。Keep the country country!

Have a wonderful weekend!!!

Photography: Hiko Arasaki
Flowers: Designs by Hemingway

カハラのお式に続き。。。がらりとイメージを変えた美しいウェディング@ヌアヌ教会&ミッシェルズ

2015-05-21 21:48:42 | Weblog
Happy Aloha Friday! また金曜日があっと言う間に来てしまいました。前回ご紹介したカハラウェディングの記事の中でも書きましたが5日後にカハラの花嫁様のお友達(同僚)のお式をコーディネートさせていただきました。ちょうどオアフご到着がカハラのお式の日でしたのでカハラを出た後で私たちはワイキキに向かいました。

場所がハワイということだけは共通していますが、会場やフォトグラファーが異なっていますのでがらりと雰囲気がチェンジされています。そしてまた個性の光る素敵なカップルでした!BrideのMichikoさんは物腰や口調が柔らかくにこにことした笑顔の優しい女性。GroomのKazuhikoさんはスノーボードの写真家。二人はスノーボードを通して出会いました。ゲレンデで生まれるロマンスってドラマチックね。

ご両家のご家族も一緒に仲良くステイされたAston Waikiki Beachtowerの広いお部屋でワイワイとお支度。ゆるく編み込まれたヘアスタイルがナチュラルで素敵です。カメラ目線でない何気ないcandidのショットがすごく好きです。

ブーケにはサーモンピンクと淡いピンクのガーデンローズを中心にスプレーローズや少しのアジサイが使われ、ロマンチックでゴージャスなround hand-tied。ドレスに何か引っかかっちゃったかな。。。(よく起こります)そんな風に俯いた表情をとらえたショットがこれまたはっとするほど美しいですね。

ファーストミートの認知度が高まり、今は希望される方が多いですが、するかしないかはENTIRELY UP TO YOU。ずっと一緒に準備をしたいという方はファーストミートなしで全然OK!全く決まりはないので毎回ご希望を聞いて決めています。ということで今回はファーストミートを行いませんでした。アストンワイキキビーチタワーの入り口のお花がぶら下がった場所はお写真撮るのに良い場所です。

ダウンタウンでサクッとお散歩しながら街撮り~そしてPali Highwayを上がってヌアヌ・コングリゲーショナル教会に向かいます。

素朴で温かいヌアヌ教会でご家族やお友達など15名様のゲストに見守られて厳かに挙式が行われました。花嫁様の入場前にお母様がベールのblusherをおろします。光が差して美しいですね~!


木々をバックドロップにしたガゼボでガーデンらしい写真が撮れるのはヌアヌ教会の魅力の一つです。ヌアヌ教会はハワイの日系人の信仰の場所として長く愛されてきた本物のクリスチャンの教会です。

ゲストの皆様にはお式の後で一度ホテルに戻りレセプション前に少しご休憩いただき、その時間を使って二人はフォトツアーに向かいました。向かった先はカピオラニ公園。

カピオラニ公園にはダイヤモンドヘッドや場所によってはベンチ、噴水、バニアンツリーなどいろいろな要素があります。でもどこでどういうポーズで写真を撮るかということは事前に細かくリクエストしたり決めたりしないで当日フォトグラファーに任せることを奨励しています。スタジオではなく自然の中、しかも公共の場所での撮影なので当日の状況に合わせて臨機応変にすること、そしてフォトグラファーを信頼することが大事です。。あまり作りこまれたものよりもさりげないもの、不完全なものや少し崩れたもの方が味が合って良かったりしますからね。

バニアンツリーのショットはハワイならではですね!カピオラニ公園から徒歩でストリートを渡るとレセプション会場のMichel'sに到着します。ゲストの皆様がご到着になる前に少しご休憩(必要です!)そしてヘアをダウンスタイルにチェンジされました。

ビーチフロントのレストランMichel'sのプライベートダイニングルームには1本の長テーブルが中央にセッティングされました。17名様でぎりぎり可能なレイアウトです。テーブルクロスはアイボリーのフルレングス、中央にはTiffany Blueのランナーが渡らされ、ギフトのリボンの色目とマッチしています。ケーキ美味しそうですね~~。Michel'sのパティシエのケーキは繊細でとても美味しいです。そして写真には残っていないのですが、今回Michikoさんからの特別なリクエストでケーキをデザートしてサーブするときに一人一人のお名前をプレートに入れて出しました。とても素敵でゲストの皆様も大喜びでした!少人数ならでは、そしてレストランならではの気の利いたおもてなしでした。

Michel'sのこのブルーのショープレートは色目や他のアイテムとのバランスを見て毎回使い分けています。

お天気が良い日はお部屋の真正面の海に沈むサンセットを見ることができます。この日もばっちりでした!何度見ても飽きることのない美しさです。

サンセット前は西日が強く差し、このストライプのawning(ひさし)があってもかなりまぶしくなってしまうことがあります。眩しくなったり暑すぎることのないように日没時刻に注意してレセプションのスタート時刻を定めるようにしています。ちなみにこのストライプのawningはサンセット後は外されます。ゲストご到着後に海側から撮影したグループショット。

私がMichel'sを好きな理由はたくさんあります。ビーチフロントのロケーションで景色と波の音を堪能しながらお食事できるというのはもちろんですが、お料理、サービス共にプロフェッショナルなレベルの高さです。私個人的な好みの告白ですが、私はレストランで男性にサーブされるのが好き(笑)。それだけでポイントが上がりますよね~!Michel'sのサーバーたちの多くは長年勤めていてレストランのこと、メニューのことを知り尽くしている人たちがとても多いのです。そしてパリッとした服装で男性たちがキビキビ動いている姿は高級感を与えます。女性のサーバーたちも皆プロフェッショナルです。昨日今日現れたトレンディなレストランではなく老舗だな、と思わせられる風格。そして大事なことですが高級感とプロフェッショナルさと同時にあふれんばかりのホスピタリティがあります。それはハワイならではのアロハスピリットなのかなと思います。長く続いているもの、愛されてているものには必ず理由があると思います。

このお写真を見ていたらGroomとお話している私が写っていることに気づきました。たくさん楽しいおしゃべりして笑わせていただきました。お二人とも人柄最高でした!

この週末は月曜日の25日がメモリアルデーのため三連休になります。戦没者を偲ぶための米国のホリデーで今年もアラモアナビーチで灯篭流しが行われます。真珠湾攻撃からはもうすぐ74年、終戦からもうすぐ70年なのですね。。。一度しか灯篭流しを見たことはないですが今年できれば子供たちを連れて行きたいと思っています。

Have a nice Memorial Day weekend!!!

Photography by Tupou Photography


カハラダイヤモンドヘッドローン&プルメリアビーチハウスウェディングレポート

2015-05-15 17:19:26 | Weblog
Happy Aloha Friday!

今日は引き続き人気の根強いカハラホテル&リゾート(略カハラ)でのウェディングを1件ご紹介したいと思います。

某ウェディング雑誌のライターさんを通してご紹介いただいたお二人は東京在住。ご相談をいただいた時から会場はカハラで、と心を決められていました。海を目の前にしたロケーションのお写真に一目ぼれされたそうです。日本でもパーティーを行うのでハワイにいらっしゃるのはご家族だけ、と言うことでしたので午前のお式の後にホテル内のレストランを使用してのランチレセプションという流れで決定しました!

BrideのJunkoさん、GroomのNaoyukiさんは愛嬌たっぷりで喜びや感情の表現がストレートで笑顔がさわやかでとーってもキュートなカップル。お支度されたカハラのオーシャンフロントのお部屋は大きなバルコニー付きで景色が最高でした!テンション上がります~。

Brideの靴は赤、Groomの二足目の靴の色はターコイズでおしゃれな色合わせ。トルコキキョウやオーキッド、アジサイを使った白&グリーンのさわやかでナチュラルなブーケにはターコイズのリボンが巻かれていて靴の色とマッチしています。テーマの一つは海。ちょこちょこと海の要素を取り入れました。

複数の種類のオーキッド(蘭)で壁が覆われているカハラの有名なOrchid Stairsと呼ばれる螺旋階段でファーストミート。カハラのロビーはカラフルな無数のガラスのピースがぶら下がる大きなシャンデリアがあり、ホテルのシンボルになっています。このカラフルなガラスのピースはハワイの海で見つかるbeach glassをイメージしてそれをシュミレートして作られたそうです。さすがの高級感ですね!


カハラにはセレモニーできる会場が二つありますがその中の一つのダイヤモンドヘッドローンにてセレモニーを行いました。目の前にはビーチ、左手にはココヘッドを臨むガーデンで六角形の白いかわいいガゼボがあります。ガゼボを祭壇として使うことに決めました。ぶら下げられているのはカスミソウ、カーネーション、オーキッドと3種類の白い生花で作られたポマンダー(ボール)で、さらに海の要素をちらりと加えるために小さなスターフィッシュがその下にぶら下げられています。アイル脇の椅子にはコーラル色のスターフィッシュと白いオーキッド、葉っぱやラフィアでトロピカル風に。アイルには白いオーキッドでデザインが描かれました。

ワイキキからゲストの皆様も無事ご到着されお式が始まりました。お天気も良く風も強くなくて良かったです!風が強い時はベールが舞ってしまいますからね。海を真正面にしてハワイの空の下結婚の約束を交わされました。Congratulations!

お式後にゲストの皆様一人一人に差し上げられた白いオーキッドのレイ。お母様の喜びにあふれた表情が最高です!お子様にも短めのレイをご用意しました。つけていてくれたかしら?

カハラのパティシエが作るケーキは毎回さすが!と思わされます。Tiffany Blueでフロストされた一段のケーキには白いパールのネックレスのような模様でデザインされ、トップにはブーケにも使われた白いトルコキキョウが飾られています。何て上品でかわいいケーキなのでしょう~。

お式の後、ドレスのサッシュをシャンパンカラーのものから水色のものに付け替え、ヘアにも白い生花の花冠をつけるというチェンジ、そしてGroomもショーツ+ターコイズの靴にチェンジをしてレセプション前のビーチ撮影を行いました。すごくイメージ変わっていますね!


ランチレセプションはレストランPlumeria Beach Houseにて。私もプライベートで訪れることの好きなレストランの一つです。でもウェディングで使用したのは実に何年振りでしょう?というほど久しぶりでした。Plumeria Beach Houseで使用されているクロスをかけない木のテーブルはナチュラルで素敵なもの。プレースマットのターコイズ色との色目がとても良い感じです。テーブルにはガゼボから移動させたお花のボールたちが飾られました。メニューカードなど少しここでも海を意識しています。

ゲスト一人一人へのギフトはカップケーキです。中には名前入りの旗が立てられ、Junkoさん手作りの席次カードを兼ねたタグが付けられました。レストランの場合は既存のものを変えるということが認められず、セッティングに与えられる時間もほとんどない分、元々あるものを上手に使うことがポイントとなります。とても素敵になりましたのでとてもうれしかったです!和気あいあいととても楽しくにぎやかなランチレセプションとなりました。


私は本当にお客様に恵まれているなあとしみじみ思います。皆さん心優しく温かい方たちばかり。それだけではなく優秀で個性的で自分らしい感性を持っている方たちが本当に多いです。このウェディングの5日後にはJunkoさんの同僚の方のお式をコーディネートさせていただくというまたまたつながるご縁がありました。そちらも別途ご紹介できればと願っています。

明日は土曜日。またハイキングに行こうか~と話しています。年末に日本に帰っている間に増えた体重が戻らず、最近止まらない食欲なのでダイエットのためにも健康のためにも重いお尻上げて行ってきます!

Photography by Hiko Arasaki
Flowers by Flowergirls

Inspirational quotes - 義母からのメッセージ

2015-05-14 17:20:43 | Weblog
アラバマ州に住む義理の母が今朝メールを送ってきました。そこにはかわいい小鳥たちの写真とともにInspirational quotesが載せられていました。

ひとつひとつが心に響いたのでシェアします!


中年になるまでは恐れてはダメ!*私は思いっきり中年です♪


中年になった後は後悔してはダメ!*中年って何歳から何歳なんでしょう?


人生は楽しめるうちに楽しまなきゃ


肉体的に可能な限り訪れてみたいところを訪れなさい。*子供たちと一緒に欧州を周りたい!


機会を見つけては旧友や昔の同僚たちと会いなさい。*私も本当に会いたい。


食べたいものがある時は食べちゃいなさい!幸せでいることが一番大切。*最近太りました。。。


お金を使う時はただ思い切り使っちゃいなさい。年を重ねていくにつれ自分をいたわりご褒美しなきゃ。


病気の時は、お金持ちな人も貧しい人も良い方向に捉えなさい


病気の時は恐れたり心配してはダメ! 


身体は医師に委ね、命は神に委ねなさい。でも自分の気分は自分でコントロールすること。


子供たちは自分自身で富を築いていきます。*I hope so...


旧友―機会を見つけては会うこと。時が経つにつれ会える機会が稀となっていくから。*古い友に勝る友はない!


毎日笑うこと!スマイルはにっこり、Laughはハハハーと声を出して笑うこと。*笑っていないと顔下がっちゃうよ。


夢見ることをやめたら人生が終わる 


信じることをやめたら希望が終わる


思いやることをやめたら愛が終わる


共有することをやめたら友情が終わる

みんなの心にも届いて少しでもポジティブな気持ちになれたのなら嬉しいです♪


ハッピーが一番ね。

Fuchsia & Aqua wedding @ Halekulani Garden Courtyard ~ Garden Terrace

2015-05-12 21:59:15 | Weblog
昨日私は小さなことですが大きな意味を持つ発見をして小躍りしました。いろいろなウェブサイトを見ているとサイトによって写真にカーソルをかざすと"Pin It"のアイコンが現れてPinterestボードにPinできることがあります。昨日までそれはサイトを運営している側が"Pin It"機能をつけていて、その有無で変わるのだと思っていました。実は今私はサイトをよりシンプルなものにリニューアルする予定でその準備中なのですが、このPin It機能を加えることはMustだわ、と思っていました。

・・・I was WRONG!

Pin Itをプラグインとしてブラウザ(Chrome, IE, Safariなど)に加えるだけでどのウェブサイトからも画像を抽出してPinできるということを昨日知りました。感動~~~!Google Imageで探した画像もPinできるんです。もしかして知らなかったのって私だけ?とも思ったのですがこの間コンサルしたあるウェブのデザイナーも知らなかったからそんなことはないはずっと思っています。是非今すぐ試してみてくださいー!
https://help.pinterest.com/en/articles/add-pin-it-button-your-browser#Web

恋愛、結婚する相手のことを表現する方法として"(the) love of my life"という言葉が頻繁に使われます。I am getting married to the love of my life. She is the love of my life.など。その言葉の意味の解釈は複数あるようなのでUrban dictionaryで意味を引いてみました。

The person you want to spend the rest of your life, and will never stop loving no matter what comes your way. You can't imagine life without them. The love that no one even compares to.
生涯を共に過ごしたい人。この先何があっても愛し続ける人。その人のいない人生は考えられない。他の誰とも比較すらできない人。

つまりONE AND ONLYということ。巡り会う時期や年齢はそれぞれ違いますが、世界中どこでも男女問わずみんなが探し求めている愛。Sex and The City(TV Season 3)の中でなかなか結婚相手に巡り会えないCharlotteが"I have been dating since I was fifteen! I am exhausted. Where is he?!?!"と叫ぶシーンがあるのを覚えてますかー? 一体どこにいるのよ?って感じですね。共感できる人はとても多いと思います。

Love of your lifeに巡り会えたということは本当に幸せなこと。出会う時期は20代かも知れないし40代かも知れない。It's never too late! まだ巡り会えていない方たちに私がよく口にする言葉。”明日出会って恋に落ちるかもしれないでしょう?毎日今日かも、と思って目を凝らしていないとだめよ”必ずいるのであきらめてはダメですよー。

ウェディングのレポートに移ります。二人が手にしているLOVE OF MY LIFEのボードはセラミック製でチェアの飾りです。リングピロー代わりのこのディッシュもセラミック製。小さくてとてもキュートです。

大きな瞳が特徴的なbrideのRanさんは1年前に私がコーディネートさせていただいたお式の花嫁様の親友でゲストとしてご両親も一緒に参列されました。ブーケトスでブーケをキャッチしたことで幸運が舞い降り、運命的な恋愛をしてたった1年後に今度はbrideとしてハワイで再会できることになりました。名古屋なので同郷ということもありご縁がとってもうれしかったです。Fuchsiaのガーデンローズとグリーンのアジサイで作ったブーケが色鮮やかでゴージャスです。ヘアにはグリーンと少しの小花だけで作った華奢な花冠。フラワーガールたちともお揃いです。

GroomのNaokiさんは終始私たちを笑わせる最高に面白いキャラクターでした。周囲に気を遣う思いやりと優しさが言葉の端々や表情に滲み出ていました。お支度、挙式、ランチレセプションと全てをハレクラニで行いました。ファーストミート前のスタンバイ中に電話をチェック。そして感動のファーストミート。ファーストミートってどうしてあんなに感動するのでしょう。私も立ち会うことができました(稀)!

コートヤード脇、そしてハレクラニの外のビーチでのツーショット。朝早いのでまだ暑くなくさわやかな時間帯です。ゲストの皆様がご到着される前の二人だけの貴重な撮影タイムです。

ハレクラニで挙式できる二会場(厳密には3か所ですがメインは2か所)の一つがコートヤード(中庭)です。コートヤードでのお式は通常隣のガーデンテラスまたはボールルームでのレセプションと組み合わせて使われますが、月~木の平日のみ挙式のみで利用し、レストランでのレセプションと併用することが可能となります。金土日の週末はバンケットレセプションと併用で利用されるお客様を優先させるために挙式のみでのご予約は1か月前まで入れられないように定められています(1か月前になってもまだ空いていた場合のみ予約OKという意味)。コートヤードでの挙式と二階のハウテラスでのレセプションを組み合わせることは認められていません。隅々まで手入れされた草が青々としています。周囲は通路で囲まれていますのでホテルの一般のお客様からは見える位置となりますのでプライベートではないのですが、ハレクラニはとても静かで人もそれほど多くなることはほとんどありません。

ガーデンに設置された茶色い木のトレリスはリボンだけでシンプルかつカラフルに装飾されました。椅子からぶら下げられているのはfuchsiaカラーのカーネーションのポマンダー。お友達が描いて下さったというウェルカムボードで二人のキャラが見えますよね(笑)。

リボンのカラフルさがバックドロップとなって素敵なショット。お式の後のサイニングではフラワーガールたちも署名されました。お揃いの花冠がかわいいです。

コートヤードに面したガーデンテラスを使用してのレセプションは随分久しぶりでした。だからとってもうれしかったです!バンケットレセプションを行うためにはminimum revenueと呼ばれる最低消費しなくてはならない売上高が設定されます。そのためある一定以上の人数がいらっしゃることが必要となります。ず~~~っと前に一度書いたような気がしますが同じホテルであってもバンケットレセプションとレストランのレセプションとは内容、価格帯、ポリシー、料理やドリンクのメニュー、ケーキなど何もかもが全く異なります(COMPLETELY different)。それはホテルがどこであっても同じです。バンケットというのは完全なプライベートファンクション(イベント)ですので規則やポリシーに沿っていれば内容は100%自由です。椅子やリネンをアップグレードすることができ、映像や音響やエンターテイメントを入れることが可能となる点が大きいです。パーティーのレイアウトも自由となります。

Aqua(Tiffany Blueに近いブルー)の抑えた光沢のあるリネン、お花はFuchsia, pink, light greenでモダンでエレガントなハレクラニに合うテーブルデザインです。Aqua & Fuchsiaという色の組み合わせがモダンテイストに合うのでそれを意識してメニューカードなどシンプルにデザインしました。ギフトはクリアの入れ物に入れたピンクと水色のマカロンです。生菓子をこのようにひとつずつパッケージしてギフトにすることはチャレンジ多かったです。。。色目もタグもかわいいですね~。ケーキにはガーデンローズと"we do"のワイヤーのケーキトッパーが飾られました。

1年前の花嫁様やその時にもいらしていた共通のお友達も多くにぎやかでアットホームなランチレセプションでした。ゲストの一人が即興で歌の披露をされることになり、慌てて音源をYou Tubeで探しました(日本の音楽は米国のiTuneで購入できないのです)。この時に私は初めて中島みゆきの「糸」と言う曲の存在を知りました。良い曲だなあ~と思って(昔中島みゆきのオールナイトニッポン好きでした)、後から調べたら結婚式でとても頻繁に歌われるかなりメジャーな音楽だそうで。。。自分の浦島太郎ぶりを呆れてしまいました。本当に疎くてすみません。。。きっかけを作ってくださってありがとうございます!

ピンクの大きなthank youを掲げて伝えるお世話になった皆さんへのありがとうのメッセージ。

先日Mother's Dayブログで以前のbridesたちが次々とママになっていると書きましたが、Ranさんもその一人。11月末にスーパーかわいい男の子を出産されてママになりました。初めての母の日はどんな風に過ごされたでしょう?きっと笑いの絶えない一日だったことでしょうね。

Thank you & congratulations!!!

Photography: Hiko Arasaki
Flowers: Flowergirls

Happy Mother's Day 2015

2015-05-08 17:42:13 | Weblog
今年も母の日がやってきました。子育てに悩み頑張るお母さんたち、そしてこれから間もなくお母さんになる方たち全てに向けて発信したい私のエールです。毎年同じようなことを書いていますが今年も繰り返し書きます~

Happy Mother's Day!!!

以前のお客様たちが次々とママやパパになっていきます。そんなニュースを耳にするたびに本当にうれしくなります。この世の中に新しい命が誕生するということの素晴らしさとはもちろんのこと、子育てという年中無休でおまけに無給で果てしなく大変なチャレンジを通して自らも成長するという道を選んでくれた勇気がうれしいのです。一人の子供が誕生すると同時に一人の母親が誕生します。生まれたてほやほやのお母さん。

休めない、自分の時間が持てない、銀行や郵便局に行くというちょっとしたお出かけも一人でベビー連れは本当に大変、ましてや飛行機に乗るなど恐ろしいほど大変、子供の声が聞こえないように仕事の電話をするのは冷や汗もの、なのにあまり彼が大変さを理解してくれなくて何度も不毛な口論を繰り返し・・・・と書いているとネガティブなことばかりか?!と突っ込まれそうですが、周囲に家族がいなく、しかも徒歩圏には何もないという環境での子育ては大変の一言につきました。

上の子も下の子もプリスクールに入れたのは4歳の1年間だけ(しかも半日)。私が子供たちとべったり過ごした時間は世間一般のお母さんたちよりは長かったかもですが、どんなに一時的に収入が減ろうともそれができた自分はラッキーだったと思います。べったりと言ってもそれは日中だけ。夜は1歳のお誕生日直後に断乳したその日から寝室を分けるという大胆なことをしました。私一人だったら絶対にできなかったことですが、夫が絶対に大丈夫だからと妙な自信でごり押ししたので心を鬼にしてやってみたら本当にあれ?!と言うほど簡単にできたのです。それまでは夜は授乳しながらの寝かしつけ以外の方法を知りませんでした。それからというもの1歳児でもまだ起きている間にクリブに入れて電気を消して「おやすみ~」とドアを閉めても全く泣くこともなく自分ですぐに寝付くようになりました。子供ってすごい、と思うとともに夫に対してなんでそんなこと知っているの?!と見る目が変わったことを覚えています。断乳は大イベントでした(笑)。早い段階から寝室を分けるというのは夫婦の時間を取る意味でも子供の自立にもすごくおすすめです。

今から思い返せば二人とも小さいときからこれという問題もなく、かんしゃくを起こすこともめったになく、かわいくて育てやすい良い子たちだったなあと思います。それでも大変なんですよねー!

様々な見解や考え方というのはあると思いますが、母親となることができた私たちは恵まれていると心から思います。

去年書いたこととほとんど同じですが私が勝手に考える親の役目:

①無条件に愛してあげること LOVE
②ありとあらゆる考えられるすべての危険から守ること PROTECT
③role modelとなり導くこと GUIDE
④子供たち一人一人の限りない可能性を信じてあげて自分に自信を持たせること BELIEVE

余談なのですが私は子供が生まれてからというもの、ガソリンスタンドで給油するときは後部座席の窓を10センチくらいだけあけてから運転席を出ます。何でそんなことをするのかというと、たった数分でもエンジンの止まった密閉された車に閉じ込めたくないということ、そしてもし万が一私が給油中に心臓発作になったり、誰かに襲われたりというような非常事態になったとしても酸素不足になることもなく、子供たちの泣き声に誰か気づいて助けてくれるだろうと思うからです。そしてこれまた余談ですが私は結構高い場所が苦手で、軽い高所恐怖症的なところがあります。だからホテルのベランダなどに子供たちが出るのは本当に心配で椅子やテーブルなどありとあらゆるものを手すりから離した位置に移動させて万が一の事故を確実に防ぎたいのですね。ガソリンスタンドにしてもベランダにしてもややparanoid気味です。

一事が万事こんな感じですが親になるということはそういうことなのだと思います。心配が絶えない。子供たちが大して大きな怪我もせず健康で笑っていられるのはそれはお母さんが守っているから。母の日はがんばっている自分をちゃんと褒めてあげてくださいね~

母親業(motherhood)に関して私が好きなquoteを集めてみました。

考えてみればいつ妊娠するかということは予測がつかず、計画通りに行かないものなので場合によっては仕事などその他の条件と合わせたタイミングが良くないと思ってしまうことがありますね。子育ての時間を習い事のようにスケジュールしたり時間を"Squeeze"(捻出)することなど不可能に思えたとしても実際に子供を授かって親になれば何とかなっていく、つまりその時間は神に与えられたものだというこの最初のquoteがすごく好きです。一見犠牲に見えるものが実は最大の投資だったとと後から気づく、というのも本当です!3つ目は今日の子供に目を向けていないと明日は1日大きくなってしまう、現在が一番大事なのだということ。

子供たちが4歳と1歳だった(誕生日前かも)2004年ごろの写真。ジェシカ初めてのスイミングレッスンでダウンタウンのYWCAに通っていました。11年前か~本当にあっという間にこんなに大きくなりました。ジェシカはあと3年もしたら本人の希望もあり本土の大学に進む可能性が高く、そうしたら一緒に生活できるのもあと3年くらいかもしれないんです(涙)。それまでの3年の間にさらにたくさんの時間を一緒に過ごし思い出を作りたいなと思っています。今の子供たちと過ごす時間は二度と戻らないですからね。


そして忘れてはいけないのが自分たちを育ててくれた母親への感謝。数えきれないほどの回数おむつを交換して、悩みを繰り返しながら育ててくれたことと思います。この間母が今の私の年齢の時には私はもう20歳だったという事実に愕然としました。えーーー!って感じ。自分の年を忘れすぎているのだと思います(笑)。なんだかすごーく年取った気分になりました。私は今も成長過程だと思っています。

これを書いているのは土曜日。日本が日曜日だから今日母の日おめでとうのメッセージを送ります。明日の母の日は朝は教会のサービスに行き、夜はLe Bistroでディナーする予定なのでブログを書いている時間はきっとないと思いますからね。

Have a happy Mother's Day, everyone!!!


緑豊かなヌアヌ・コングリゲーショナル教会&ベイヤーエステイトウェディング

2015-05-07 15:19:18 | Weblog
ウェディングのお花で欠かせないのはbrideのブーケですよね。大きさはずっと小さいですがGroomのお花もとても重要なんです。ジャケットの左襟(またはベストの左胸)につける小さいお花のことをブートニア(boutonniere)といいます。ちなみにイギリス英語ならbutton holeといいます。ブートニア大好き♪そんなブートニアから今日のウェディングをご紹介します。ブーケに使われたピーチ、淡いピンクのローズ、そして小花と葉っぱで小さくおしゃれにまとめられ、茎の部分には麻ひもが巻きつけられています。かわいいー!笑顔がまぶしいbrideのAyumuさんとMatron of Honorのお姉さま。

ウェディングをプランニングするにあたってこれまで知らなかった相手のクリエイティブな面、器用さなどを見つけられるということが頻繁にあります。一緒に自分たちだけのウェディングをプランニングする過程はとても楽しく、一緒に考えて手作りしたアイテムたちはウェディングを個性豊かに飾り、後から本当に良い思い出になります。GroomのMasaomiさんがクリエイティブさを目いっぱい発揮してくださいました。まずは招待状を始めとするペーパーアイテム。この手作り素晴らしいです!テーマはOld American。

ウェディングパーティー4人揃いハレクラニを出発してダウンタウンのシアター周辺でサクッとお式前に撮影しました。挙式会場のヌアヌコングリゲーショナルに向かう道中なのでルート的に時間のロスが小さく良い流れです。


Pali Highwayを上がったところに位置する緑豊かなヌアヌコングリゲーショナル教会でのお式は実に数年ぶりです。だからお写真をご紹介できることを特にうれしく思います。日系移民の信仰の変遷と深い関わりのある地域に根付いた歴史ある教会です。

教会の敷地は広く、建物の周りは木が多いので、グリーンを背景にした写真やガゼボを使った写真が撮影できることは魅力の一つです。

皆さんで45名様ほどでしたが全員そろって到着された先はベイヤーエステイト。イニシャルのモチーフやご自身でデザインされたウェルカムボード、ローカルのビールやレモネードなどが皆様をお迎えします。この最初の一杯は美味しいことしょう!

カクテルタイムはいわばレセプション前の序奏の時間。自由に歓談を楽しむだけではなく、ヘアチェンジなど行うのに貴重な時間となります。そしてフォトグラファーやビデオグラファーはこの間に海側のガーデンに移動してセッティングの撮影を行いました。お客様をご案内する前に行う必要がある大切な撮影時間です。

テーマカラーはNavy & Light Pink、そしてburlapや木やレースやラウハラなどナチュラルな要素がかなり加えられています。テーブルや会場全体のイメージを作るときに色はあくまで数あるエレメントの一つであり、他の要素で月とスッポンほどに印象が大きく変わります。この木の花器、テーブルナンバーカードなど大きな大きなポイントとなっています。お花も色目や花材だけではなく花器の種類、形、高さで印象ががらりと変わります。

ワインの樽とテーブルトップを使ってキャンディビュッフェをディスプレイしました。テーマカラーのNavy & Light Pinkでアイシングされたケーキポップがかわいいですね~~~。このケーキポップを立てるために丸太のスライスにドリルで穴あけました・・・いつも何だかんだとプロジェクトしています。キャンディビュッフェの品目の表示やボトルウォーターのラベルなどGroom Masaomiさんの作成です。素晴らしい才能を発揮してくださいました。ありがとうございます!キャンディビュッフェなどのデザインやスタイリングはできるだけお客様の持ち込まれたもの(手作りだったり各自オーダーされたもの)を使うことを最も推奨しています。レンタルも購入も手作りも結局は同じくらいのコストが発生しますのでせっかくなら思い出になり個性を発揮できれば一挙両得ですからね。ご用意されるものに応じて私の方で装飾を補うようにしています。

ダウンスタイルにヘアスタイルを変え、レセプションの入場です。人望の厚いお二人でしたのでご家族、お友達や仕事仲間の皆さんがたくさんお祝いに集まってくださいました。楽しい方たちばかりでした!途中パラりと来ましたが概ねお天気にも恵まれて良かったです!


こんな素敵なお二人に巡り会えた縁に感謝しています。どんなに笑顔がいっぱいの温かいウェディングだったかハイライトでご覧になってください~。私も何度観たことでしょう・・・大好き♪



Photography : Hiko Arasaki
Videography : Seeking Films
Flowers: Designs by Hemingway