Bliss Bridalのブログへようこそ!型破りハワイ・ウェディングプランナーの独り言。

Wedding Junkieのプランナーが綴る日々のあれこれ。アイデアやエピソード、国際結婚裏話など楽しいお話が満載。

ウェディングの日にRainbow Drive-innでちょっと休憩~新鮮撮影スポット

2013-04-26 12:25:06 | Weblog
ハワイが他のどのリゾートの島に比べてもダントツに人気で魅力的な理由のひとつは自然と都市のバランスのように思います。Town & Countryですね。ハワイは一見都会に見えて実はすごい田舎。ハワイのローカルはあきれてしまうほどにの~んびりしています。車を運転すると気づくと思うのですがドライバーがとろとろ前を運転していたとしてもハワイのローカルの人はクラクションを鳴らすこともなく、じーっとその後ろにいつまでもついています。アグレッシブなドライバーが多い日本や本土では考えられないです。私の夫は私が知る中で上位1,2を争う最もアグレッシブなドライバーなのですが何年住んでもこののんびりさには慣れないようです。道に不案内なツーリストドライバーにもやさしいハワイの人たちです。"Drive with Aloha"とはすなわち"Drive with patience"。だからちょっとしたことですぐに道が混むのよね・・・。混むといえば今日はワイキキで男性による不審なバッグの置き物が目撃されたということを理由に午後2時~5時までの間Kalakauaクローズ!もちろん交通が麻痺したことは言うまでもありません。。。

ハワイの他の島に行く度に思うのですが私はオアフが最もバランスよく魅力的で美しい島だなあと思います。海外線の多くが砂浜なのでビーチが多く、そしてどのビーチも本当にきれいです。South, North, West, Eastそれぞれの個性と特徴がありますね。波の高さや砂の色はビーチによって違っても共通しているのは水の透明さですね~。これほどの文明や発展とこれほどの豊かな自然が共存する島というのはやはり希少価値であるように思うのです。

今日またひとつ素適なウェディングご紹介します♪こだわりのロケーションでの撮影風景や二人のはじける笑顔が色鮮やかな写真の数々に現れていてとってもカラフル♪

ハワイには古い建物や老舗のレストランやホテルが数多くあります。このウェディングではそういったロケーションが多く使われました。レトロでビンテージなハワイってところですね。

Historic location #1 - Royal Hawaiian Hotel (Since 1927)
私の今回のお気に入り写真はこのスーツケースに詰まったお花たち。なんてかわいいんでしょう!このカスミソウたちはブライズメイドのブーケ。

Tifannyの指輪の箱をもってわくわくした笑顔いっぱいのBrideのEmiさんです。私のことをとても慕ってくださったのが本当にうれしかったです!ネイルに入った"i do" の文字見えますか?

ロイヤルハワイアンで二人はファーストミートしました。心からうれしそうな二人の笑顔がたくさんの写真に収められていました。これからウェディングの一日が始まります!どんなにプランニングの間準備が大変になったりストレスがたまってしまったときがあったとしても(大体皆さんあります)ウェディングの日が来てしまえばあとはただ楽しむのがいちばん。どんな一日になるかな~?

中庭側から見たロイヤルハワイアンをバックにナイスショット。

Historic location #2 - Calvary By The Sea Lutheran Church (Since 1954)
アイナハイナにあります海辺のキャルバリーバイザシー教会を挙式会場に選ばれました。テーマカラーのTiffany Blueのドレスに身を包みカスミソウのブーケを手にするブライズメイドたち。そしてその後にお父様にエスコートされて花嫁様入場します。バージンロードが階段になっていることが特徴のキャルバリーです。私たち夫婦も1998年11月1日に同じ場所で夫婦になる約束を交わしました。ダグ先生はもうこの世にいないけど・・・今も昔(本当に一昔前ね)も全く変わらない趣のキャルバリーです。

この日の空は真っ青でした!フラワーシャワーの祝福を浴びます。Omedeto!

Historic location #3 - The Hawaii Theatre (Since 1922)
Historic location #4 - Rainbow Drive-inn (Since 1961)
いつごろからダウンタウンにあるハワイシアターが撮影のスポットとなったのでしょうね・・・人気が出だしたのはそんなに前ではないと思いますね。数年のことのように思いますが、シアター自身は昔からあるとても歴史ある建物で今もさまざまなショーや舞台が行われています。シアターだけではなくダウンタウン全体が独特の雰囲気を放っていて好きです!撮影スポットのひとつとしてリクエストされたのがKapahulu通りにあります老舗のRainbow Drive-Innでの撮影でした。初めての試みでしたがとても良い感じ♪それほど混み混みではなくてよかったですね~。

もうひとつのリクエストはサーフィン好きなのでできればサーフボードと撮影したい、ということでした。その願いを叶えるために思案し、Hikoアイデアで出たワイキキでの撮影。こんなたくさんボードがかかったラックがワイキキにあったのね~。灯台下暗しというか知りませんでした。またひとつ勉強になりました♪

Historic location #5 - Michel's At The Colony Surf (Since 1962)
ヒストリックというよりは老舗。私の人生以上の長さを営業しているフレンチレストランミッシェルズのプライベートルームを使いレセプションを行いました。Specialty Linensとチェアカバーでお部屋の雰囲気が一気に変わっています。遠浅の海の色のようなTiffany Blueのテーブルクロスの上に色とりどりのお花やギフトなどが並んでいます。主な差し色はオレンジとピンクです・キャンディービュッフェもオレンジとピンクを中心にコーディネートされています。このアイスキャンディーのような形のものはキャンディーに見えて実はソープでした。

メニュー以外のペーパー関係(メニューのみ私が作成)はかなりDIYでがんばりましたね!小さなアイテムでも大きなdecor効果を見せてますよ~!クラフトペーパーカラーの箱に手作りタグとオリジナルレーベルでかわいくpersonalizeしました。

波の音を聞き、海を眺め、サンセットを眺めながらウェディングのお祝いができるというのは本当にすばらしいことですね。それが会場としていかに稀少かということを私は知っています。プライベートなのでエンターテイナーを入れたりダンスもできます。

幸せに満ち溢れたレセプションでした。ウェディングの日に感じた幸せな気持ち、二人で一緒に見たワイキキの夕日はきっと生涯忘れることがないでしょう。砂の上でのブーケトスも楽しかったですね!最後のショットも忘れず撮れてよかった~。

いつまでも一緒に笑いあっていける二人でいてくださいね!

Photography by Hiko Arasaki

Breathtaking Lanikuhonua Wedding report ~ 天国のようなラニクホヌア

2013-04-19 00:53:20 | Weblog
前回の投稿からまたずいぶんと日が経ってしまいました。その間数字と格闘して悶々とfrustratingな日々を送っていました。理由は15日が締め切りでした米国の確定申告のため。毎年大変ですが今年は夫のビジネスと私のビジネスの両方を計上しなくてはならずこれまで以上に複雑になり本当にできるものなら匙を投げてしまいたかったです。。。(IRS相手にそんなことできるわけない)でも奇跡的になんとか期日に間に合わせて申告と支払いを済ませることができましたー!あ~よかったよかった。

会計士の皆様、本当に大変ですね~この仕事は。"Accounting can make or break your business"といいますがそれほどにビジネスにおいて会計(経理)は大事な要となります。

今日ご紹介する素適なカップルも今頃きっとTax returnで大忙しな日々を送っていることでしょう。Groomはカナダ人でシンガポール在住の会計士、Brideは日本人でバンコク在住のフライトアテンダントというなんともグローバルなウェディングでした♪カナダのTax returnの締め切りは米国より遅く30日だそうです。ということは締め切り前で大詰めってことですね。

二人が選んだウェディングのロケーションは夕日が最高に美しく、海はcrystal clearという天国のようなコオリナのLanikuhonuaです。今回Paradise Cove側のPhase 1を使いました。美しいサンセット時のコオリナのビーチ。人がいなくて静かでとてもロマンチックです。


時間をくるくると巻き戻してワイキキでのお支度の様子。BrideのShihoさんとはお式前にハワイに下見でいらっしゃったときにラニクホヌアをご案内し一緒にランチなどしながらウェディングのプランやアイデアを話し合うことができました。素適なドレスにもハワイで巡り会えました!そうして一緒に過ごした時間を後から本当に懐かしく思い出します。その時にフライトアテンダントのお仕事をしながら米国のCPAを目指して勉強していること、いずれはカナダに住むのだということなどいろいろお話してくれました。ひたむきな視線が印象的でした。

トランプタワーでコーラルピンクのドレスを着た4人のブライズメイドたちに囲まれてShihoさんは心から楽しそうに笑っています。こういう表情は本当の友達だけが出せるんだなあ、と思います。本当に華やかで素適ですね!

・・と同時に男性陣も楽しく準備中。酒豪ぞろいのカナダ組ゲストたちはワイキキでお式前からカンパ~イとすでに始まってました。

ラニクホヌアでは太陽と空と海と椰子の木が皆様をお迎えします。海もいつもこういう色ですよ~。祭壇のアーチの代わりにツリーが二本立てられました。

この日、セレモニーの花嫁入場時に初めて二人は対面しました。Vows exchangeの時Darrell感極まって声を詰まらせていました・・

ドレスアップしたキッズたちは本当にかわいいですね!グルームズメンとおそろいのスーツを着たリングベアラー、そしてこの超かわいい花輪を頭に乗せたフラワーガールはSOOOOO Cute!お役目ありがとうございました♪

Signature cocktailとして用意されたGuavatiniでcheers!色がテーマカラーにマッチしてますね。テント内にセットされたテーブルはベージュ、ピーチ、ライトグリーンでやさしくソフトな色合いでまとめられています。テーブルナンバーカードは手作りされました!

ビーチが目の前にあってすぐにビーチに歩いていけるロケーションというのはオアフでも数えるほどしかありません。ラグジュアリー中のラグジュアリーのラニクホヌアのビーチでレセプション前にウェディングパーティーの記念撮影♪やっぱりこれができるのはここの醍醐味ね。

レセプションはまだ陽が高いうちに始まりましたがやがてサンセットを迎え、日没後はスピーチ、スライド上映、ブーケトス、ガータートス、ダンス、ダンス、ダンス・・・と大盛況でした。バーも大流行でした(笑)。バーテンダーもさすがのピッチの速さに感心してました。皆さん強いですね~。

レセプション終盤の新郎謝辞の中で、Shihoさんが最後の試験に合格し見事にCPAになられたということを発表しました。すごいです~!おめでとうございます!これからの二人の輝かしい前途を皆さんで祝福しました。

Congratulations!!

Photography by Hiko Arasaki