Bliss Bridalのブログへようこそ!型破りハワイ・ウェディングプランナーの独り言。

Wedding Junkieのプランナーが綴る日々のあれこれ。アイデアやエピソード、国際結婚裏話など楽しいお話が満載。

Happy Mother's Day 2016

2016-05-07 11:43:42 | Weblog
今年もやってきました母の日。これまでも数回母の日に私から子育てに奮闘するみんな(特に私の元bridesたち)にむけて激励と応援のメッセージを送ってきました。毎年同じようなことを書いているので新たに書き足すネタはもうありませんが(笑)、それでも頑張っているお母さんたちに同じようにエールと賞賛を送りたいと思います。

Happy Mother's Day!!!

この仕事を始めてからこれまでの間に何人も新しい命が誕生し、同時に新しいお母さんが誕生しました。今はFacebookという便利なツールがありますので以前のように年に一度のクリスマスカードや年賀状を待たずとも妊娠・出産、そしてベビちゃんの成長過程まで見られることをとっても楽しんでいます。私が新米ママだったころに比べて何とみんな華やかで上手に子育てしているんでしょう~と感心してしまいます。

私の子育てはそれは地味でつましく不器用そのものでした。ハワイに引っ越してきてから2年足らずで出産したこともあり友達は昔からの友人一人を除いてほとんどおらず、ましてや出産経験のある知人は皆無で、そのためどんな風に生活が変わるのか、どんなに子育てが大変かを目のあたりにしたり耳にすることがなくほとんど心構えのないままに親になってしまったように思います。華やかなbaby showerなど無縁でそんな風習があることすら知りませんでした。

まだ慣れていないアメリカでの生活で夫もそれほど協力的というわけでもなく(よくアメリカ人の旦那さんはよく手伝ってくれるでしょう?と言われましたが・・・うちは封建的で・・・)無神経な言葉を浴びせられることも多々あり(昼間時間が山ほどあるんだろう?どこでも行けるじゃないか?的な)。こっちはどんなに赤ちゃん連れでひとりで車で外出することが大変かわかってるのか―と思っていましたがなかなか理解してもらえず。例えばやっとの思いで荷物と子供を準備してえっこら車まで到着したと思ったら忘れ物を思い出した時のショック。渋滞の車の中でまだ後ろ向きに座っている我が子に大泣きされた時のやるせなさ、出先でおむつやおしりふきが足りないと気づいた時の焦り、お手洗いでベビーカーごと個室に入れないといけない(しかも当時のアメリカのベビーカーは図体でかかった)ことなど体験者にしかわからない大変さと思います。産後にホルモンが不安定となることで涙もろくなりなんだかよく感情的にケンカしていましたね。

みんなの大変さ、私は誰よりも身に沁みて理解できます~。

男というものは女が愚痴を言ったりするとすぐに解決案(solution)を出そうとする生き物ですが、女はそれをされるのが大嫌い。少なくともうちの夫婦に関してはそうです(今も。。。)こーすればいいじゃないか、あーすればいいじゃないかと解決策を出されても余計にイラッとするのです(良かれと思って言っているということは理解できるようにはなりましたが)。特に子育てのようにロジックが当てはまらないことに関しては余計そう思うんですよね。要はただ聞いてほしいだけ、大変だね~と同情を求めたい気持ちがあるのだと思います。

だから世の中の男性には頑張っている奥様を母の日だけではなくいつも励ましてほしい、愚痴を聞いてあげてほしいと思います。お母さんがハッピーであることは家族全員の幸せの源。そして新米のママたちは同時にダンナ様に甘え愚痴や不満をぶつけることも大事なのではないかなと思います。そうやってケンカしたりしながら男も女も親として成長していくのだと思うのです。私は大変だったけれど頼れる実家が近くになかったことは結果的に良かったなと今となっては思っています。

娘たちふたりは今は15歳と12歳。生まれたのはついこの間のように思いますが、2000年にはまだFacebookはもちろんのことデジカメもまだ普及しておらず写真はフィルムで撮っていたことを考えると一昔前なんだなあと時代の変遷を感じます。お陰様で二人とも大きな病気も怪我も何もすることなく、すくすくと育ってくれました。長女が3歳を迎えるくらいまでは育児専業でしたのでそれは子供とべーったりとしていました。抱っこしている時間がどれだけ長かったことか。抱っこの嫌いな赤ちゃんというのはほとんどいませんよね。子供にとってお母さんの腕の中ほど安心で落ち着く場所はないと思います。そんな子供との密な時間を過ごさせてもらえた自分は本当にラッキーでした。

仕事か子育てをどちらを優先したら良いでしょう?的な質問をされたことがあります。私は迷わず子育てだと答えます。どんなに不完全で不器用であっても子供のことを第一優先に考えて子育てをしなければ後に大きく後悔するかもしれないと思うからです。自分自身の人生ややりがいも大事なのでまるきり犠牲にすることを奨励しているわけではないですが、少なくとも子供が小さいうちというのはあっという間なのでその間だけでも仕事をお預けにできればそれが理想的ですね。

日々葛藤なんですよ~。こんな素敵なquoteを見つけました。葛藤を繰り返してもあきらめなければ親として成功だということ。



クリスチャンのジェシカに習って少しずつ聖書を勉強している私ですが、私の心に深く響いた聖書の中の神の言葉があります。



母親の子宮内に宿った時から神が創造した命、すなわち唯一無二の神の子であったということ。それはジェシカだけではなく私自身もこうしてこの世の中に生を受けたのか・・と思うようになりました。母が一生懸命私を守り育てて、教育してくれたおかげて今自分はこうして自分の人生を生きていられるのだと思っています。

あと2年ほどでジェシカはハワイを離れていってしまう予定なんです。信仰のことなどで様々な葛藤があり口論になることもありますがだんだんと歩み寄れてきているように思います。たくましく自分の人生を生きていけるように正しい人生の選択ができる大人になるようにあと少しまだ親として導き続けていきたいです。

またウェディングの投稿に戻りますね~。

最新の画像もっと見る