日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

年の瀬に仲間と岩尾根歩き    古賀志山,北尾根/東稜コース

2016-01-02 13:39:27 | 山行

2015年12月27日(日) 晴  brockenさん、YUさん  (559P付近から見た、歩いてきた稜線)  
2015年最後の日曜日は、いつものメンバーが集まれることになりました。なな”以外は古賀志山が未踏だということなので、福島、千葉からのお客さんになな”が古賀志山を紹介する歩きになります。自分の知っている一番デンジャーな区間は除いて、ほどほどの岩場歩きと、ほどよい長さの稜線歩きができる、なな”好みのコースを紹介してみましょう。当日は天候にも恵まれ、いい運動にもなりました。
(森林公園の駐車場からスタート。 古賀志山の稜線の上には雲ひとつありません。)


コース:森林公園P  --- 長倉山 --- 北尾根取り付き --- 鞍掛山,古賀志山/主稜線合流 --- 559P  --- 古賀志山山頂 ーーー 森林公園P
ダムサイトからすぐ東の斜面に取り付きます。トリムコースという遊歩道風を利用して歩く、長倉山経由の尾根に乗るわけです。途中、コブシ岩展望台の分岐から展望台方面の踏み跡を辿り天狗鳥屋に到達。コブシ岩の展望台はたいした景観は見られずでした。
(天狗鳥屋から古賀志山山頂方面を望みます。)


北尾根は歩きやすい尾根です。面白みにはかけますが、のんびり日だまりハイクです。この尾根からは鞍掛山からの稜線がよく見えています。



北尾根登りはあっさり登り切れます。鞍掛山、古賀志山の稜線に立つと今市方面と、遠くに日光連山が見えています。


途中の行程は、何度も記事にしている古賀志山なので大幅に割愛して・・・。559Pに近づいた付近の大岩を巻く地点です。(P ↓) この日は、自分以外の二人に主に先導してもらい、プチルーファンを楽しんでもらいましたが、つまらないことに道を外されることはなかったです。



559Pで食事休憩でゆっくり。その後、途中の伐採地を横切る地点で、YUさんも会ったことのある野球親爺さんの話題になります。伐採地に上り詰める西からの嶮岨な尾根を望みながら、なな”はこの尾根を野球親爺さんは登ってきた旨を伝えた時の、他の二人の表情は想像にお任せします。
その後、数分してブロッケンさんが気づいて、その西からの嶮岨な尾根を二人組が登っているのが小さく見えました。結構歩く人もいるんですかね、これはいつか行ってみようかと、ふと思いました。



休憩こみで5時間以上かけて、古賀志山山頂に着いて、そこで、また少々ゆっくりします。東の展望地によって、なな”判断で東稜コースで降りることに決めました。岩場の急下り(ロープ、くさり場)が2箇所ありますが、このメンバーならだいじでしょう。
東展望台にはこんな立派な説明板ができてました。これから行く場尾根のコースに反省岩ってあります。中尾根や古賀志山山頂部を望めるテラスのような場所が下部にあるんですが、その事を言っているのでしょうか。ここからの楽しみは、反省岩にたどり着けるかの道探し歩きです。



東の展望地から歩いてきた尾根を見ます。遠くに篠井富屋連峰です。



一発めのくさり場です。登りではそんなに苦労しませんが、下りで入ると足場の間隔が広いので、ちょっといやらしいです。



それで、二発めの下り場。ここも足ががりが1センチくらいのとっかかりを頼る下りになるので、少々いやらしいです。登りの方がかなり気が楽です。YUさんは、もっと怖がってくれると少々楽しいのですが、難なく慎重におりてきます。


途中、観音尾根というほうの尾根に引き込まれそうになって、皆で相談して正解尾根に降れます。やはり自分の知っているテラスのような岩が反省岩でした。そこからは周囲の尾根(稜線)が見渡せて気持ちがいいです。遠くの巨大岩で岩登りしているグループが豆粒のように見えていて、しばらく見学していました。
(中尾根の稜線 1)



(中尾根の稜線 2)



反省岩で眺望を楽しんで、あとは樹林の中を下るだけです。ダムサイトに着くと古賀志山山頂部の稜線が、西日に霞んでいます。7時間ちょっとかかった歩きですが、久しぶりに東稜の鎖場歩きは面白かったです。仲間もこの山を楽しんでくれたようで、来たかいがありました。しめは定番のロマンチック村ではなくて、ただおみ温泉ってちょっとひねくれた選択をします。皆で行きましたが、予想外にいい温泉で初めて行ったなな”はまたリピートしようと思いました。 ■■



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2 コメント

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古賀志山 (野球親爺)
2016-01-04 21:11:23
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
古賀志山をみなさん満喫されたようで良かったです。
私目の歩いた尾根ですが、クマ尾根と言われているようです。歩いている時にはずっと冷や冷やしてました。最近さらに臆病になってます。東稜も歩けないかも。

今年こそはどこかでお会いできるでしょう。
本年もよろしくお願い申し上げます。

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野球親爺さん (ななころび)
2016-01-05 03:14:22
明けましておめでとうございます。
当日、仲間は古賀志山の歩いた行程に満足したようでした。
クマ尾根って言われているのですか、現地の常連さん達からも聞いたことはありませんでした。
ちょっと危うい感じの尾根ですね、野球親爺さんの記事をよく読み直して、行くかどうか検討します。
東稜の岩のくさり場は、下りで入ると嫌ですね。

猛烈女子さんに会うと、たいてい野球親爺さんの話題が出ます。
今年は、どこかでお会いできる事を楽しみにしています。こちらこそ、よろしくお願いいたします。
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