日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

近所の低山探索歩きで新発見    今市.タケヤマ/ 孝之山/ 荊沢高龍神社

2016-01-02 17:29:38 | 山行

2015年12月29日 晴  (南から見た大山) 
29日から冬期休暇に入りました。正月に入ると来客もあり、あまり山に行けません。年末くらい山歩きしてみましょう。といっても、家の掃除などまだほとんどしていないので、あまり遠出もできません。ちょうどいいので、普段行きたくてなかなか行けない近所のヤブ低山を探索してみましょう。
最初に向かうのは大山の西にある414pピークです。以前大山に登った時、西にあるピークを踏まないで降りてきてしまって、それ以来の訪問です。最初は大山の南にある高龍神社から歩き始めます。神社では初詣参拝者のための準備をしていました。


神社の社殿から西に延びる明瞭な林道を辿って歩きます。この林道は現役のようです。途中414pの南斜面をずっと歩くのですが、明瞭な踏み跡がどこにもないのを確認して適当なところからヤブ斜面に突入します。
ヤブ斜面といっても人の手の入った植林斜面なので、登るのに苦労は要りません。



414pには、予想外にカワスミさんの名板が付いていて、”タケヤマ”と表示しています。その名板の下には石の祠が置かれていました。


当初414pピークだけ踏んで、すぐ折り返そうと思っていましたが、まだ時間も許されるので、稜線をたどり大山ピークまでいってみることにします。いったん下って鞍部周辺は軽いヤブ、明瞭な踏跡はあまりないです。途中、木の上にあるハウスを見て、そこからは踏み跡ありのやや平坦な尾根歩きでここからは2度目の歩きです。
(鞍部周辺のヤブ)



大山山頂はどってことのない、ただの三角点ピーク。


大山ピーク手前を歩いている時、ふと烏ケ森さんのことが頭をよぎります。烏ケ森さんなら、今日自分が歩こうとしているピーク数点は全て歩き通すだろうと、ふと頭に浮かんだのです。当初、次のピークまでは車で移動と考えていましたが、計画を変更します。大山から北北東に降りて、次のピークまで車道歩きしましょう。
(大山の北東斜面は人の胴体ほどの大きさの奇岩が林立している地点がありました。)


大山の三角点ピークから直に降りて結構急だったです。最後はこんな場所から出てきました。最近、佐野でも今市でも打ち捨てられたような、クラシックな車を見ることが多いです。



車道を20分くらい歩いて次のピークへ向かいます。車道はさすが今市の田舎道、ほとんど車が走ってきません。次のピークとは、蛇木地区と上野原地区の間にある342pです。(p ↓)



この山はいつもすぐ脇を通勤で走っているので、意識に入ったのです。地形図では南北に実線が入っていますが、南からみると、それらしいルートは全く判りません。
今回は北尾根から入りますが、線を引かれるようなルートを確認はできませんでした。
(北から尾根通しに歩いた342p。ピーク出前の様子)



北の尾根末端部から入って、末端付近だけ混沌とした軽いヤブですが、あとは普通の植林尾根です。仕事か山屋かピンクのテープもたまに見かけます。山頂にはカワスミさんの名板で、こんな所にもって感じでかなりの意外性でした。”孝之山”って書いてありますが、なんて読むのか、由来は?。誰に聞いて山名を知ったのか、いろいろ興味が湧きます。
山名板のすぐ裏はくらい植林とヤブだったのですが、石のようなものが目に入ってよく目を凝らすと石祠がありました。危うく見逃す所でした、こんな裏山的な小高い岡のようなピークにも、信仰対象があるのですね。


帰りはピークから基本Uターンですが、ちょっと近道して西よりに歩いてすぐ車道にでました。高龍神社の駐車地に戻りますが、途中蛇木八坂神社という神社がありました。


最後に行くのは、ノラさんに言われて初めて意識したピークです。荊沢地区、名野山の西のある360mピークで、神社マークがあります。
荊沢公民館のような所の駐車場の隅に停めさせてもらい歩き始めます。
神社は小粒ながら綺麗に整備されています。地元の人に信仰されているのでしょう。



神社に居た狛犬(右)です。鹿沼とかでよく見る顔つきで、味な感じです。


神社の裏からはヤブ斜面、。南からピークに登るイメージです。踏跡はあるような、無いようなですが、すぐピークに到着しました。ピークには名板はなくって、代わりにピンクのリボン付きの木枝が刺さってました。(p ↓)ピークのすぐ北には大谷川が流れているので、小山の稜線に立つと川の音が大きく聞こえていました。下りは神社によらず、東に降りますが、すぐ車道にでてこの日の歩きはおしまいです。
なんてことのないピーク3つの歩きですが、名前があったり、石祠があったり、ネットでも見たことがなかったので、行ってみないとわからないものが見れたのが新発見。車移動少し含めてトータル4時間の散歩で年末年始太りの解消に少しでも役立ったでしょうか。 ■■





(この辺を歩く時は、誰かいる時は声をかけて、ここから歩くのがいいようです。)


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6 コメント

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そのうち行ってみます (ノラ)
2016-01-03 17:12:30
ななころびさん こんばんは。 ポケットに入れときます。機会があったら,訪れてみます。ていっても神社は最低行きたいところです。いつになるやらですが。
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ノラさん (ななころび)
2016-01-03 19:38:44
こんばんは。
タケヤマ、孝之山って名前があること自体、驚きですね。
あの神社だけなら、日光や鹿沼の山の帰りでも、すぐに立ち寄れます。
1月1日は買い物ついでに、一本山に行ってきました(笑)。
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342P (しぼれ)
2016-01-04 18:54:22
ななころびさん こんばんは 
孝之山は篠井北部郷土史という書籍に矢野口と大室の境の通称「金毘羅山」の記述があり、富士のような三角錐の414Pとともに今冬中に探索の予定でした。
蛇木八坂神社は訪問漏れしているようです。神社情報ありがたく近々行ってみます。
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タケヤマと孝之山 (野球親爺)
2016-01-04 21:23:35
こんばんは。
タケヤマと言う名は面白いですね。カタカナですから。
6年前の1月3日に414Pは歩いているのですが、石祠は見てますが、山名板はなかったと思います。
写真では神社は閑散としていますが、6年前は初詣の人たちなのでしょうか、賑わっていましたよ。

孝之山も面白いですね。孝之さんのお山なんでしょうか?私もそのうち歩いてみようと思います。

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しぼれさん (ななころび)
2016-01-05 02:39:33
こんにちは。
篠井北部郷土史という書籍の情報ありがとうございます。
ピークのヤブの中の祠が金比羅神社なのでしょうかね。
414Pは通常の感覚でとらえると大山の一部なのでしょうが、414Pのほうがいい形で目立ちますね。
蛇木八坂神社は今の地形図にマーク載っていません。木の社殿とかはないですが、敷地とかは結構大きいです。蛇木集落に行かれれば、すぐわかると思います。
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野球親爺さん (ななころび)
2016-01-05 02:49:50
こんにちは。タケヤマってなんでカタカナなんですかね(笑)。野球親爺さんなら大山に来たら414Pは見逃さないと思っていました。
かなり静かな地区の神社でしたが、お正月には人が参拝に行くのですね。
孝之山は最初”たかゆき”だと思っていましたが、その後本当にそうなのかと思い出したりしています。
謎なのは、地形図上の実線なのですが、どこにもそれらしいものは無かったです。
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