やさしい気持ちでー大腸がんを乗り切ろうー

2012年7月に大腸がん(ステージ3a)を宣告された40代です。3年生に進級しました!子どもはまだ中学生!頑張ります★

ガンになったことを自分なりにどう思っているのか

2014-12-06 20:16:23 | 大腸がん
自分がガンになったことについて、
なってしまったことは非常に残念なのですが、
「なんで私が!??」とは、
私はあまり考えません。

どんな風に思っているかというと、
(これは人それぞれなので、ちょっと
違うわーーという方、すみません)。

確率的に10万人の数人になってしまったのね、な感じです。

具体的にいうと、

アフリカのサバンナで、
シマウマが何百頭と群れで集まっているところに、
ライオンが襲いかかって、一頭が餌食になってしまった。
その餌食は、何か悪いことをしたわけでもなく、
日頃の行いが悪かったわけでもなく、
前世が悪かったわけでもなく、
ただ、たまたま運が悪かった。

私のガンもそんな風に思っています。

だから、たまたま十万人の数人に入ってしまったのだろうと。

ただ、こんな風にも思っています。

そのシマウマはたまたまたライオンの位置に近くて
狙われたのかもしれないけれども、

その日体調が悪くて逃げ遅れたのかもしれない。

また、生まれつき足が遅くて狙われやすかったのかもしれない、とも。


だから、私がガンになったのはたまたまかもしれないけれども、
今回は、ライオンに襲われたけれども、なんとか生き残ったのだから、
今度は、多少は体調を整えておこう!
次は、一応ライオンの気配に敏感になりつつ、なんとか逃げよう!
とは思っています。
(ということで、食事に気をつけたりはしてますが)

でも、生まれつき、何らかの身体の弱さがあるのなら、
それは仕方ないな。
本当ならば、とっくに亡くなっていたかもしれない身体を
今の医療に助けて頂き、今まで生き延びてきたのかも。

私がこんな風に思うのは、
たぶん、大学時代に科学的な物の考え方、
客観的な物の見方をとことん教え込まれたからかも(笑)。
ちょっと冷めてますね・・・・(^_^;)。


今も生きていられることも、
まだ私はやり残したことがあるから、という風にもあまり思わないのです。
そこに特別な意味を見出したりはしません。
じゃあ、亡くなったママ友は、亡くなったガン友さんは、と思うと
彼等もまだまだ、やるべきことがたくさんあり、生き残る価値のある
方々だったと思うからです。

しかし、生き残ったからには、
生きていることは無駄にしないようにしようはと思っています!!
少しは、意味のあることを残せれたらとも思っています。

「なんで私が・・」と思うと、人と比べて後ろ向きになるかもしれないですね。
数パーセントぐらいは、私も実は思ったりしますが・・・(^_^;)。
また、娘のことを考えると、やはり娘が成人するまでは、いやその先まで
生きていたいです。

自分自身は、そんな風に冷静に思っていますが、
母としてと思うと、やはり冷静ではない部分もあるのかな(笑)。

こんな、統計的に考えられない、という方もみえると思うので、
個人的な思いとして、ご了承いただければ嬉しいです。


寒くなりましたね。皆さんご自愛くださいね★



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