やさしい気持ちでー大腸がんを乗り切ろうー

2012年7月に大腸がん(ステージ3a)を宣告された40代です。3年生に進級しました!子どもはまだ中学生!頑張ります★

母の乳がんと義父の前立腺がん

2015-01-25 13:00:02 | 家族
私が大腸がんになった後、母の乳がんが発覚しました。
母は現在無治療です。そして最近義父が前立腺がんと告知されました。

母は、74才。
右胸のしこりに気づき受診。結果左胸に小さな腫瘍がみつかりました。
母の知人が「がんならがんセンター!」と勧め、
ささっとがんセンター受診。
最近は、細胞診をすることでがん細胞が播種する可能性があるため、
細胞診はなし。
医師より「良性か悪性かは開けてみないとわからない」と
言われたそうです。

母は、
そんな空けてみないとわからないような診断は信頼できない!と言い、
かつ、枕がかわると寝られない。手術は嫌だ!と言い張り、
このまま寿命になればよい!と言い、
決まっていた手術をキャンセルしました。

小さいなら切っておけばよいのに!と私は思ったけれども。

その後も、経過観察すらしない母を、
10月頃「私の乳腺外来診察日に一緒に行こう」と
誘いました。
母も、手術をキャンセルした手前一人で病院は行きづらいようで、
「え~有難う♪」と乗り気でしたが、
前日の夜、受診を拒否。

私の中でも、
がんが大きくなっていたとしても、
母は、手術は拒否、
手術以外に抗がん剤を勧められたとしたら、
私は、あの辛さを体験しているので、
到底高齢の母にそれを勧める気持ちにはなれない・・。

ならば、検査を受けて、がんが大きくなっていることを知るよりは、
このまま、良性か悪性かわからない状態のままのほうが、
母の精神面にとってはよいのかもしれない、と
思い初めていて、
受診は強要しませんでした。(まあ良性かもしれませんが)


できれば、長生きしてほしいんだけどな。
ならば、無理にでも受診させたほうがいいのかな。
今でも、迷いはあります・・・・。

そして、義父が先日前立腺がんと診断されました。
前立腺がんは骨転移しやすいようですが、
幸い骨シンチも異常なし。まだ初期のようです。
義父は75才です。
医師は「初期なので10年放っておいても平均寿命です」
と言ったそうで、最初は手術をしない方向でしたが、
詳細不明ですが、手術日が3月初旬に決まりました。
手術をすると、しばらくは尿漏れの後遺症があるようで、
義父も迷いがあるようです。

手術をするのか、しかしそれでQOLが低下するならば、
高齢の場合は、
無治療も一つなのか・・・・。

答えはみつかりません。

私は、2年半CT造影剤の検査を受けてきました(*^_^*)。
結果は2月初旬です。


にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
にほんブログ村


がん認定看護師さんとの出会い

2015-01-12 13:14:30 | 大腸がん
がん関係のことで、がん認定看護師さんのことを
一度書きたいなーと思っていたので、今日は時間もあり書くことに。

私に、担当のがん認定看護師さんがついてくださったのは、
がんも確定し、消化器外科での初の診察日のことでした。
(それまでは消化器内科の先生と話をしていた)。

大腸がん発覚の経緯としては、
ネパールカレーの食べ過ぎで(たぶん)、
腸内にガスがたまり、ガスが腫瘍を圧迫。
てっきり「盲腸だ!」と自己診断をし病院へ。
CTも腫瘍マーカーも問題なしであったが、
貧血が6ということで、お腹の痛みも大したことないのに、
検査入院となった。
そこで、大腸内視鏡カメラ検査を受け、
その際、でかい異物を見てしまい、
「これって悪いものですか?」と聞いた私に、
検査医師は「そうですね~」(告知)。
急遽、全身CT等々で転移無を確認をし、手術決定。

そして、検査入院中に消化器外科の受診となった。
順番が呼ばれるのを入院着のまま、外来で待っていた私は、
「がん認定看護師の○○です。診察ご一緒してもいいですか?」
と声をかけられた。
一応費用が別途かかるようでその確認もあった。

「がん認定看護師」と書いた名札をつけた看護師さんに
話しかけられる私って・・・皆にバレバレ・・と思いつつも、
消化器外科の診察(大腸がんの説明と手術について)に同席してくださった。

その後も、検査入院中、手術前に病室を訪問してくださった。

病室の看護師さんはもちろんみえるけれども、
日替わりだし、どこまで話していいかわからないし、
皆の看護師さんだし・・・・(^_^;)。

後で思うと、一応がんの私の看護師さん、
それに診察に同席してくださっていたので説明は不要だし、
その方がベッドサイドに来てくださると、
気兼ねなく話ができたように思う。

検査入院中に、大腸がん関係の本や、術後の食事療法の本を
買って自分なりに対策を練っていたので(笑)、
もっぱらその話をしていたように思う。

普段は「痛みセンター」所属のようなので、緩和ケアが主な
担当なのかもしれない。

抗がん剤中は残念ながらお話する機会がなかったが。

その後、偶然院内で2回ほどお会いでき、立ち話をした。
「あの時期若い人が多くてね」とその方が仰った。

あー40代でがんになったから、ついてくれたのかー。
もしかしたら、手術の説明も家族なしで聞こうとしていたのも
心配されたのかもしれない。
(基本私は、自分の車を買うのもひとりで決めるので平気なんですが・・)

検査入院中、一度だけ非常階段でひとりで泣いた。
もしかしたら、それでついてくださったのか・・・?

2回の立ち話で経過もお伝えできた。
他の看護師さんの顔はほとんど覚えていない。
でも、がん認定看護師さんだけはしっかりと覚えている。

弱音までは吐けなかったが、あの時期支えてくださったのだろうと思う。

ある程度大きな病院ならば、
がん認定看護師さん、たぶん配置されているだろうと思います。
じっくり自分のことを家族、友人、主治医以外に話をしたい、
そう思われたら、
一度ご自分の病院でもその存在を頼ってみられたら、と思います(*^_^*)。


はあ~、また長文すみません(読みづらいですよねー(^_^;))。

にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
にほんブログ村