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鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

シギチの三種盛

2025年03月28日 | 宮城県_亘理/山元

 こちらで越冬する主なシギチは,ミユビシギ,ハマシギ,シロチドリの3種。

 この日は,この3種,全てと会うことができた。
 
 ミユビシギは,毎冬,ピンポイントで来る漁港の片隅にいた。

 
 たぶん19羽。
 
 水際を行ったり来たりして,何やら目に見えないものを食べていた。

 
 ミユビシギの冬羽は,全体に白っぽいが,特にお腹が真っ白で,きれい。
 
 
 ふたりでお風呂。

 
 タオルがないので,水は,ふるって落とす。







 
 羽繕いしているときの,無防備な白い喉が,好き。

 
 あ,飛んだ。

 
 あれ,この子,何してた?
 
 
 近くを,くるんと,ひと回りして戻ってきた。



 
 めんこ,めんこ。
 


  来た,来た。
 
 
 ミユビシギは,わずかに夏羽の兆しが感じられる個体がいたものの,全体には,まだ冬羽。
 
 次,ハマシギがいたのは,渡りの季節にもよく入る,別の漁港の片隅。

 
 10羽程度かな,と思って見ていたら,ブロックの陰にも同じくらいいたので,合わせて20羽程度だったか。

 
 シギの仲間は,下を向いて餌を取るとき,目をつむることがあるが,そのときの表情が,たまらなく,めんこ。









 
 ハマシギは,夏羽になると,お腹が黒くなるが,その兆しが見える個体もあった。

 
 青白V61のフラッグとリングを付けられた個体も,お腹にシミのような黒い斑があった。



 
 ハマシギも,夏羽は,ほんの兆し程度。

 
 最後,シロチドリは,いつもいる砂浜に,この日もいた。

 
 ばらけていたが,全部で10羽程度だっただろうか。

 
 オスは,夏羽になると,おでこに黒い斑が出る。

 
 この黒い斑が,前髪にも見え,子連れ狼に出てくる大五郎のよう。

 
 「ちゃん!」

 
 ♪ しとしとぴっちゃん し~とぉ ぴっちゃん ♪
 
 こちらはメスなのかな?

 
 今回の3種のうち,ここ宮城県で繁殖するのは,このシロチドリだけ。

 
 夏羽への換羽がずいぶん早いが,シロチドリは,冬のうちに夏羽になるのが,普通らしい。
 
(2025/03/15  ミユビシギ,ハマシギ,シロチドリ)