この海岸のどこかにいるのはわかっていたが,なかなか見つけることができない鳥。
今回は,運良く,向こうから,飛んできてくれた。


おぉ,近くに来てくれそう。

と,思いきや,私を通り越して,堤防の陰に入ってしまった。


探してウロウロしているうち,飛んで戻ってきてくれた。
降りたところはわかっていたが,背景の岩に同化しているので,肉眼では見つけられず,双眼鏡で探して,ようやくめっけ。


ようやく,こういう姿を拝めた。


嬉しい,というより,ホッとした気持ち。


昨季は,相馬港(福島県)の釣り桟橋に来て,ひと冬を過ごした個体があったが,その個体よりも,黒っぽい。


魚を捕るとき,昨季,相馬で見た個体と同じように,翼を広げて狙いを付けていた。


こういう姿勢を見ると,同じ個体でないのはわかっているが,再会できたかのような,嬉しさが湧いてくる。
おっ,とっ,とぉ~。








残念ながら,決定的瞬間は,岩の影。

獲物は捕らえたようだ。




そして,いただき!

ごっくん。

やっぱり,喉は白かった。
ここが,クロサギのチャームポイント。
そして,少しずつ,


少しずつ,


右方向に移動。


手前の障害物に隠れて,見えなくなりそうになったので,私も,目を離して,少し移動。
そうしたら,見事,見失った。
今度は,双眼鏡で探しても,見つけられず。
同じ所にいた他のサギは,ダイサギとアオサギ。
ダイサギは,冬鳥の亜種ダイサギ。


アオサギは,夏羽に換わってきていた。

季節が交錯する時期だ。
(2025/03/02 クロサギ)