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鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

曇天の桜メジロ

2025年04月22日 | 宮城県_仙台市(その他)

 4月12日の仙台。

 家を出たときは,ザーザー雨が降っていたが,天気予報のとおり,現地に着く頃には,気にならない程度の小雨となっていた。



 ここ三神峯公園(みかみねこうえん)も,桜の名所。

 
 桜は,ほぼ満開だった。



 ここは,桜の古木もあって,なかなかいい感じ。





 
 雨が降っていたので,花に水滴が付いていて,きれい。


 
 この日は,雲が厚く,暗くて,鳥の撮影には向かない日だったが,他の方のブログで,桜とメジロの写真を見て,うらやましく思っていたので,無理を承知で挑戦。
 
 メジロは,公園北側の大きな桜に,たくさん入っていた。

 
 桜の中を,ちょこまか動き,なかなか姿を見せてくれないが,群れで入っていたよう。


 
 同行していた妻は,たくさんいたように感じたようで,「公園中メジロだらけじゃないの。500羽くらいいるんじゃないの?」と,言っていたが,たぶん,いても10数羽だったと思う。


 
 こういう小さくって活動的な鳥は,分身の術を使うので,数を多く見えてしまうのも,やむなし。

 
 それにしても,500羽って...。

 花蜜を食べるメジロ,



 
 と思いきや,より栄養価の高い,虫もしっかり食べていた。
 


 写りが良くなかったのは,やむなし。
 
 メジロと並んで,桜に集まる鳥,と言えば,ヒヨドリ。



 桜の中でも,ピーヨー,ピーヨー。

 
 桜の花に埋まって,花蜜を食べる。



 首をぐいっと曲げ、アクロバチックな格好で花蜜を食べている姿も見ることができた。





 
 こんなにも首を曲げられるのは,人間だったら,エクソシストに出ていたリーガンくらいじゃないかな。
 
 足元には,めんこなスミレたちが,あちらこちらに咲いていた。



(2025/04/12  メジロ,ヒヨドリ)
 
 
  追記

 今回で,ここへの掲載は終了します。
 これまでお付き合いいただき,ありがとうございました。
 2024年1月5日の開設以来,短い期間でしたが,見てくださった方々,また,コメントなどで反応いただいた方々に勇気づけられながら,何とか毎日更新を続けてくることができました。
 心から,心から,感謝申し上げます。
 
 ご縁があれば,新たな場所でもお付き合いいただけたら,幸せです。
 
 URL:https://ameblo.jp/birder-yamame/
 
 

花ゲラ

2025年04月21日 | 宮城県_仙台市(その他)

 満開の桜のなかに,コゲラ。

 スズメのように花チョッキンすることなく,上手に花蜜を食べていた。





 
 コゲラのこのような姿は,これまで見たことがなかったので,新鮮な驚き。
 
 考えてみると,キツツキの仲間は,舌が長いので,コゲラくらいの大きさなら,花の近くに止まって,花蜜を食べるのは簡単なはず。



 とは言え,花蜜はわずかしかないし,腹持ちも良くなさそう。

 
 コンビニスイーツ的なおやつの感じかな?
 
(2025/04/12  コゲラ)

花切り雀の花ラッパ

2025年04月20日 | 宮城県_仙台市(その他)
 お花見シーズンの最中(さなか)の4月12日。

 

 東北楽天ゴールデンイーグルスの試合を観るため,球場に向かう途中,ある桜の樹の下に,花びらではなく,花まるごとが,多数散らばっていた。



 花が落ちるような風は,吹いていなかったし,樹を見たが,犯人らしき者は,おらず。
 
 さらに進んで,仙台の桜の名所『榴岡公園』(つつじがおかこうえん)まで来ると,樹の下でお花見宴会をしている桜の中に犯人を発見。

 
 犯行の真っ最中だった。



 
 花を,取っては捨て,取っては捨て,の繰り返し。

 
 
 何度も,何度も。





 ちょっきん,





 ちょっきん,



 
 ちょっきんな。
 
 
 
 まさに,舌切り雀ならぬ,花切り雀だ。
 
 さっきの犯行現場と同じく,下には,まるごとの花が,多数落ちていた。



 
 スズメたちは,桜の花の付け根(子房)に溜まっている花蜜を食べていたようだ。



 子房は,めしべの根元にある,将来,実になる部分で,ここをついばんで,中身の花蜜だけ食べて,外側は,花と同様,捨てていた。

 
 メジロやヒヨドリは,花を落とさずに,花蜜を食べることができるが,スズメは,くちばしの形状から,こういう食べ方しかできないようだ。
 
 調べてみると,以前から,各地で,こういうスズメの姿が観察されていたらしい。
 
 スズメが花をくわえている姿を,『花ラッパ』とか『花車』と,名前が付けられていた,と,いうことも,初めて知った。

 
 スズメのこういう行動で,桜に被害が出た,とか,お花見に影響があったとか,聞いたことがないので,目くじら立てず,これも季節の風物詩と,楽しんでいただけたら良い。
 
 手にしたお酒に,花びらではなく,花一輪浮かべる,というのも,なかなか風情があるのでは?
 
 ちなみに,1958-1962,毛沢東時代の中国において,スズメを害鳥とし,国を挙げて駆除した(四害駆除運動)ことで,害虫被害が拡大して,大量の餓死者を出した,という歴史がある。
 スズメは,昔っから,人間と共にある鳥で,まさに友だち鳥,他人ではない。
 
(2025/04/12  スズメ)
 
追記
 「鳥が大好き!」は,Amebaに引っ越ししました。
 現在,並行して記事を掲載していますが,こちらは4月23日以降,更新しません。
 Amebaブログ  ⇒  鳥が大好き!
 
 
 

風にのせて

2025年04月09日 | 宮城県_仙台市(その他)

 春,この時期は,年度替わりで,多くの人々は,仕事で忙殺される時期だ。
 昔は,『忙』の文字どおり,心から何か大切なものをなくしてしまうような時期でもあった。

 このチョウは,家のすぐ近くの野山にも現れるチョウだが,いつも出会えるわけではなく,早春のこの時期にしか,出会うことができない。


 そもそもが,見ようとしなければ,何も見えないのだけれど...。

 幸運にも,出会えたときは,乾いた布に水が浸み込むように,何か温かいものが,じんわりと心に浸み込んできた。

 様々なことの変わり目の時期にしか現れないチョウなので,もしかすると,ある人たちにとっては,特別な思いが重なるチョウなのではないだろうか。

 一転,話が変わるが,このチョウを見るたび,阪神タイガーズを連想するのは,私だけだろうか。



 この日最大の出会いは,ここまで記してきたヒメギフチョウだったが,春の花々も,咲き始めていた。

 このチョウが吸蜜していたカタクリは,ここでは,盛期に入りつつあるようだった。



 キクザキイチゲは,まだ時期が早いようで,咲いている花は少なかったが,青い花をめっけ。

 こんな濃い色は,盛期でも,なかなかお目にかかれない。

 花弁の紫とおしべたちの白の組み合わせが,きれい。

 白い花も有。

 別の場所だが,中間的な,優しい色の花も出ていた。

 花は似ているが葉の切れ込みが少ないアズマイチゲも,まだ少ないながらも,咲き始めていた。

 開き切っていなかったこの花には,ありんこが付いていた。

 花弁裏の薄い紫色が可愛い。

 こちらは,ニリンソウ。

 ここは,ニリンソウの大きな群落ができるところなのだが,咲いていたのは,この株だけ。

 日が昇り切る前は,ピンク色のふんわりしたつぼみだった。

 ニリンソウは,白い花が絨毯を敷き詰めたように咲く光景のイメージが強いが,こういう咲きかけの花も,めんこくって好き。

 生真面目な少女のような固いつぼみもあった。

 ニリンソウも,まだ早かったが,咲いている花を見ることができて,幸運だった。

 スミレの仲間も咲き始めていた。

 スミレの仲間は,最初っから,識別をあきらめているので,名前は,わからない。

 こちらはネコノメソウの仲間かな?

 まさに,見ようとしなければ,見えない,足元に咲く小さな花。

 セリバオウレンも,まだ,たくさん咲いていた。



 花の中心にあるめしべを,おしべが放射状に囲んでいる。

 雪の結晶のようにも見える花があった。

 先だって名前を教えてもらったばかりの花だが,この花にはめしべが見当たらないので,雄花なのだろうか?

 こちらには,両性花と雄花の両方が写っている。

 木にも,小さくって,無茶苦茶可愛い花が咲いていたが,この花は何だろう?

 仙台でソメイヨシノの開花宣言があったのが,この前日だった。

 家の近くのショウジョウバカマのポイントに行ってみたら,こちらも,期待どおり,咲いてくれていた。



 私ですら知っている,春の代表的な山野草だ。

 残念ながら,フクジュソウは,ほぼ終わっていたが,その代わり,同じく黄色い花が咲いていた。

 名前はわからない。

 この日は,蝶と花で春を満喫した,贅沢な日になった。

(2025/04/05  ヒメギフチョウ,カタクリ,キクザイイチゲ,アズマイチゲ,ショウジョウバカマ)

 

 


春の花拾い

2025年03月29日 | 宮城県_仙台市(その他)

 行ったときから,もう1週間も過ぎてしまったが,妻と一緒に,春の花を探しに行った。
 植物は,私も,妻も,全然わからないので,Googleさんにアドバイスをもらいながら同定。

 この色は,冬の野山になかった色。

 ガーっと,口を開けた怪獣の顔のようなホトケノザ。

 この白くってちっぽけな花は,ぺんぺん草?

 まだ小さくって,ぺんぺん三味線を鳴らすバチがまだなかったが,ナズナで良いのかな?

 こういう花もいろんな種類があって,私には見分けがつかない。

 Google検索では,ヤブツバキと出た。

 こちらは,花ではないが,探さなくっても,向こうから,こちらの目に飛び込んできた。

 アオキの実も,春の花に混ぜてしまっても良いのかな?

 この花は,毎年,ここに咲くのは知っていて,めんこな花だなぁとは,ず~っと思っていたが,名前は知らなかった。

 近くに,この花の撮影をしていた方がいたので,お尋ねすると,セリバオウレンだ,という。
 これが,かの有名なセリバオウレンだったのかぁ。

 せっかくなので,もう少しアップしよう。

 花柄が地面から直接出ていて,葉っぱが別のところにあった。

 このセリみたいな葉っぱが,セリバオウレンで良いのかな?

 葉っぱと言えば,カタクリの葉も出ていた。

 花はまだだったが,葉っぱは,なんぼか。
 葉っぱだけだが,見て嬉しくなる葉っぱ。
 むしろ,葉っぱだけの時期,この葉っぱを見る方が,花自体より好きかも。

 これは何だろう?

 地面にあった朽ちた木に生えていたもの。
 森うずさん的な世界。

 フキノトウは,あちらこちらに出ていた。

 フキノトウは,春の代名詞,とも言えると思う。

 こちらも春の代名詞,フクジュソウ。

 出たばっかりの可愛い子。

 虫も出てきて,花に付いていた。

 群落の光景。

 花が好きな方々のブログを拝見していると,皆さん,とってもきれいに撮影されているので,へたっぴで恥ずかしい限り。

 この日,鳥の撮影は控えていたが,来たものは拒まず。

 セリバオウレンのバックグラウンドミュージックは,シジュウカラのさえずり。

 静かな林で,コツ,コツと音を響かせていたのは,コゲラだった。

 音を想像していただきながら,写真を見ると,また違う雰囲気になるかな。

(2025/03/20  春の花)

 


お利口ビタキ

2025年03月22日 | 宮城県_仙台市(その他)

 最初は,草地にいた。

 活発に動き回る。

 ホップ,ホップ。

 ジャンプ。

 虫を捕って,パクッ。

 パクッ



 飛んだ。

 この背景にあるのは,神社の幟(のぼり)。

 まもなく,人で賑わう花見の名所。

 日が差していたので,順光側に回り込んで,小さくなる。

 この子,とってもフレンドリーで,逃げるどころか,ズンズン寄ってきた。

 一時は,近くなりすぎて,ズームレンズの鏡胴を縮めたほど。

 人に対する警戒心が薄いので,昔は,『バカビタキ』と呼ばれることもあったようだが,とんでもない。

 
 こんなに仲良くしてくれるのは,お利口さんに決まっている。
 
 ありがと〜。
 
(2025/03/09  ジョウビタキ)

どこから来て,どこへ行く?

2025年03月21日 | 宮城県_仙台市(その他)

 そういう時期だと思って,シメの群れを期待して行ったのだが,シメは1羽しか見つけられず。



 代わって,イカルの群れが,ど〜んと,入っていた。

 
 50羽はいたように思う。
 
 シメは,昨季も,そのくらいいたが,ここで,こんなに大量のイカルを見たのは初めて。

 
 地面に降りて,太い黄色のくちばしで,葉っぱや小枝をどけて,餌探し。


 
 器用に小枝なんかくわえる姿も見せてくれた。


 
 人が近くを通ると,一斉に飛び立ち,一旦,樹上のヒトになる。


 
 そして,まもなく,また地面のヒトに戻る。


 
 その繰り返し。

 
 このイカルたちは,ここで越冬していたとは思えないので,どこかにいた群れが,移動してきたのだと思う。

 
 ここから,県内の繁殖地に向かうのか,それとも,さらに北上していくのか?
 
(2025/03/09  イカル)

鳰が蜻蛉を食べた

2024年11月25日 | 宮城県_仙台市(その他)
 青葉山公園の長沼では,カイツブリを至近距離から観察できる。
 
 
 幅が狭い沼だし,人を見慣れているので,追いかけたりしない限り,近くにとどまってくれる。
 
 
 晴れた日の朝は,周囲の木々が映り込んだ美しい水面に浮かんでいる姿を見ることができる。
 
 

 

 そのカイツブリが,この日,トンボを食べていた。

 カイツブリは,水中の生き物などを捕食しているが,トンボは,常には,空中にいる。
 
 接点はどこ?
 
 
 と思って,撮影した写真を確認したら,捕まえたトンボは2頭だった。
 
 ということは,オス・メスが繋がったまま,水中に産卵しているところを捕まえたのか?
 
 
 くわえていた1頭を改めて水に浮かべ,2頭を並べた上で,1頭ずつ食べていた。
 
 
 
 珍しい場面を見せてもらったような気になっているが,この季節は,普通にトンボを狙って捕食しているのかもしれない。
 
 
 可愛いようでも,たくましく,したたか。
 
(2024/11/16 カイツブリ)
 
 

冬小鳥のはしり

2024年11月24日 | 宮城県_仙台市(その他)

 先日の早朝,自宅トイレでしゃがんでいるときに,ジョウビタキの声を,今季初聞き。

 急いで外に出てみたら,朝のキリッと冷たい空気に,ジョウビタキの声が響き渡っていた。
 
 しかし,住宅地の中では双眼鏡を使うわけにはいかず,姿は見ないまま。
 
 そこで,我慢ならず,ジョウビタキに会うため,仙台市内の公園に行ってきた。
 
 いるところには,いる。
 
 
 青葉山公園の長沼にいたのは,女子。
 
 
 薮の中を移動しながら,ときどき,見えるところに出てくれた。
 
 おすましして,ポージング。
 
 
 お嬢らしく,元気にホッピング。
 
 
 
 
 
 改めて,ポージング。
 
 
 そして,トンボを捕らえ,むしゃむしゃ。

 
 
 その後,モズが髙鳴きして縄張り宣言するように,高木の天辺に止まって,辺りに響き渡るように,ヒッ,ヒッ,...,と鳴き始めた。
 
 
 ジョウビタキも,特に,飛来初期は高い場所に止まって,縄張り宣言するようだ。
 
 
 人に対する警戒心が少ないので,『バカビタキ』と呼ばれたこともあったようだが,意外に,シビアな面も持ち合わせている。
 
 季節ものなので,紅葉と一緒に撮影。
 
 
 昆虫などのほか,木になる実でも,何でも食べるので,なんで縄張りにこだわるのだろう?
 
 食べたもののうち,消化できなかった種や昆虫の殻は,ペリットとして出す。
 
 
 
 この赤いのは,木の実の種か?
 
 
 
 人間だったら,殻を剥いたり,種を取ったりして食べるが,鳥は丸呑みするので,こういう光景をよく目にする。
 
 こちらのペリットは,さっき,トンボを食べた後,しばらくして,出したもの。
 
 
 西公園にいたのは,男子。
 
 
 こちらは,木の枝に止まって,下に降りては,地面で採餌することを繰り返していた。
 
 
 久しぶりを見るオスの紋付。
 
 わずかな時間の逢瀬だったが,会えただけで大満足。
 これからは,きっと,何度でも会える。
 
 なお,この日,ジョウビタキを探しているとき,長沼で,カワセミを見かけた。
 
 
 以前,「カワセミがいなくなった」と嘆いていた人がいたが,戻ってきたようだ。
 
 
 カワセミ狙いの方々も,戻ってきたようで,なにより。
 
 
 いつも,大体同じような場所に出て,楽しませてくれているようだ。
 
 また,ジョウビタキが薮にいるときは,アオジもファインダーに入ってきた。2羽いたかな。
 
 
 ベニマシコは声のみ。
 
 奥の薄暗い川辺では,ルリビタキのメスタイプを見たが,すぐに藪の中に入ってしまい,見失う。
 
 紅葉の季節は,冬小鳥はしりの季節だ。
 
(2024/11/16  ジョウビタキ,カワセミ,アオジ)

肉食系のめんこシジミ

2024年09月20日 | 宮城県_仙台市(その他)

 シジミチョウの仲間は,どの子も,とってもめんこ。

 中でも,ベニシジミとツバメシジミが,私のお気に入りだが,この子も捨てがたい。
 
 
 白い体に黒い複眼,ボーダー柄の触角。

 そして,唯一無二,このチョウだけ,白地にある黒い水玉模様が,とってもチャーミング。
 
 
 他のシジミ仲間と同様,写真映りも良く,たまらない可愛さ。
 
 
 ふわふわに見える白い脚は,イワツバメの足のめんこさ(→関連記事)に似ている感じ。
 
 このゴイシシジミは,北海道から本州,四国,九州の各地に広く分布しているが,食性が特殊なので,お花畑や花壇などでは,見ることがむずかしいチョウだ。
 
 
 幼虫は,竹や笹に付くアブラムシの仲間を食べて育ち,成虫になっても,そのアブラムシが分泌する液を吸って生きる。
 
 花に集まって吸蜜するチョウではない。
 
 
 幼虫が完全肉食なのは,チョウの仲間では,唯一,このチョウだけらしい。
 
 竹や笹に依存しているから,笹やぶの,薄暗いところなどにいる。
 
 
 このチョウも,出会えると,とっても嬉しくなるチョウだ。
 
(2024/08/18,09/01  ゴイシシジミ)

○○シジミ

2024年09月15日 | 宮城県_仙台市(その他)
 ウラギンシジミは,南方系のチョウだ。
 
 元々いなかった宮城県内では,1990年代から定着してきたようだ。
 
 
 いつだったか,西道路トンネル出口で信号待ちしているとき,車のフロントガラスに止まり,「え!」と思ったことがあるが,青葉山公園付近では,すっかり定着し,普通に見られるようになったようだ。
 
 この日は,公園内の公衆トイレ付近,しかも,女子トイレ側に現れたので,レンズを向けることができなかったが,その後,別のところにも出てくれたので,何とか撮影できた。
 
 
 ボロボロの翅の子だったけど。
 
 妻と一緒だったから良かったが,1人で,カメラを持って,女子トイレ付近をうろついていたら,通報ものだったかもしれない。
 
 そういえば,何年か前,葛西臨海公園で見たときも,現れたのは,公衆便所の脇だった。
 
 
 名前に美しい貴金属を持っていて,申し訳ないが,私の中では,便所コオロギならぬ『便所シジミ』になった。
 
 この子たち,獣糞や腐った果実に集まるようなので,そういう臭いがする場所が,好きなのかもしれない。
 
 なお,このブログをトップページに掲載いただき,目ん玉が飛び出るほど多くの人に閲覧いただいていたので,この記事のアップを躊躇していたが,もう良いだろう。
 
 いつも見てくださっている方々は,私のいつものバカ話に腹を立てたりしない。(と,思う。)
 
 追記 

 そうこうしているうちに,山形県内陸の羽黒町でも,出会えたので,口直しの意味で,追記しておく。
 
 こちらで出会えた個体は,まだ,翅がボロボロにはなっていなかった。
 
 
 しかも,翅を広げてくれた。
 
 
 山形県のこの辺りが北限かもしれない,と思い,調べてみたら,すでに,秋田県と岩手県でも,発見されていた。
 
 北限が,どんどん,北上している。
 
(2024/08/11,09/08 ウラギンシジミ)
 
 

白いムラサキツメクサ

2024年08月30日 | 宮城県_仙台市(その他)

 何かの記事に混ぜようと思っていて,そのまま忘れていた。

 探して見つけたわけではなく,車から降りたら,すぐそこにあった。
 
 
 よくわからないが,白いムラサキツメクサって,シロツメクサの四葉並に珍しいものなのだろうか。
 
 ネットで調べたら,シロバナアカツメクサ(又は,セッカツメクサ)という,白い花の品種があるようだ。
 
 
 品種化されているものなら,それほど珍しくないかもしれないが,私は,初めて見た。
 
 この周辺で,白い花を咲かせていたのは,この株だけだった。
 
 (2024/08/10  ムラサキツメクサ)