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鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

わらずと鳥

2025年03月18日 | 宮城県_蕪栗沼

 藁苞(わらずと)とは,藁を束ねて,中にものを包むようにしたもの。
 昔ながらの納豆を包んでいるワラ,と言った方が,わかりやすいかもしれない。



 実は,この鳥の後ろ姿を見るたびに,藁苞を連想している。



 そして,この背中の色と模様,味わい深くて,かなり好きだ。

 
 集中して後ろ姿を楽しむため,あえて,顔が見えない写真を選んでみた。

 
 顔が見えると,どうしても,顔に目が行くから。
 
 どう?
 
 
 この模様と色,捕食から逃れるための保護色なのだろうな,と思うと,さらに,愛おしさがこみ上げてくる。
 



 この鳥も,まもなく,ここからいなくなり,初夏以降,オスは,違う姿になって,北海道の原生花園などで,さえずる姿を見せてくれるようになる。
 
 ここと違って,そこでは,主役のひとり。
 
 これまで,ここでの冬の間も,めんこさを楽しませてくれて,ありがとう。
 
 
 昨日の記事は梅漬けだったが,今回は,図らずも,納豆になってしまった。
 
(2025/03/08  オオジュリン)