鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

ジコチュー妖怪ヨシゴイジジイ

2024年07月03日 | 雑感
 むかし,むかし,あるところに,鳥が大好きなジジとそのジジを大好きなバァバが,ふたり,仲良く暮らしていました。
 
 ある日,ジジが,ある沼に行ったところ,水鳥たち親子の仲睦まじい光景に出会いました。
 
 
 その光景は,見る人の心を,ほっこりと温め,幸せにしてくれるものでした。
 
 
 そこで,ジジは,この光景を,バァバにも,ぜひ見てもらって,幸せな気持ちになってもらおうと考えました。
 
 さっそく,翌朝,バァバを連れて,沼へ。
 
 ジジとバァバ,ふたり並んで,しばらく歩いて行くと,いた,いた。
 
 鏡のような水面に,朝日を浴び,3羽の子を連れた水鳥母さんが,いました。
 
 
 3羽のうち1羽は,母さんにおんぶされています。
 
 
 甘ったれている感じが,良きかな,でした。
 
 
 こどもたちは,すっごく,めんこです。
 
 
 父さんも,近くにいて,潜っては,小さな魚を捕って,こどもたちに与えています。
 
 
 父さんが,こどもに魚を与える光景が,親子の絆を感じさせてくれます。
 
 
 そう,そう,ジジは,こんな光景を,バァバに見せたかったのです。
 
 おかげさまで,バァバもご機嫌です。
 
 この沼では,他の何組かの親子も見ることができるので,先に進みます。
 
 
 ここまでは,誰もいなかったのですが,先には,大きな望遠レンズ付きの写真機を持った人がいました。
 
 ず〜っと前であれば,鳥好きの仲間と思って声をかけたところですが,「鳥」ではなく,「撮り」に特化した人が増えてしまったので,ジジは,近年,できる限り,近寄らないようにしています。
 
 それを知らなかったバァバは,ハスの上を飛ぶヨシゴイを眺めながら,「へぇ〜,ここにもヨシゴイいるんだぁ。」 などと,無邪気に語りながら,歩いて行くと,何やら話しかけられました。
 
 
 その後,急に,機嫌が悪くなります。
 
 
 どうも,「動くと鳥が飛ぶから,動くな。」 みたいなことを言われたようです。
 
 はて 
 
 バァバに話しかけてきた相手は,人の形をした妖怪,ヨシゴイジジイでした。
 
 
 この妖怪による (撮り)ハラスメント 炸裂 で,楽しい気分が霧散です。
 
 言った方は,すぐに忘れるレベルと想像しますが,言われた方のダメージは別です。
 
 
 バァバ曰く。
 
 
 「初対面だよ。全く知らない人に,いきなり,そんなこと言う? 失礼でしょ。信じられない。」
 
 はい,信じられないことをするのは,妖怪だからです。

 この妖怪は,言っている相手が,見かけによらない高名な鳥類学者かもしれない,とか,孫がお世話になっている学校の校長かもしれない,とか,そんなことを想像できる能力が欠如しています。
 
 事実,そんなことを言う妖怪より,バァバの方が,実はず~っと経験豊かかもしれません。
 大学の野鳥サークルに入って,鳥を始めたのは,45年も前ですから。
 
 
 「私を女だと思ってバカにしている。他にも人がいるのに,なんで私にだけ言う?」
 
 バァバのおっしゃるとおり。
 完全にあなどられていたようです。
 
 こういう妖怪は,ずるいので,相手を値踏みして,物を言います。
 
 相手が自分より上と思えば,礼儀正しくなるどころか,ヘイコラするに違いありません。
 
 魚釣りの人も多く訪れる沼なのですが,その人たちにも同じことを言っているとは思えません。
 
 この妖怪を,ク○ジジイ,もとい,うん○お爺さま,と,言いたくなる気持ちは,誰とでも,共有できるかも知れません。
 
 
 「鳥は飛ぶでしょ。飛ぶのは当たり前でしょ。」
 
 これも,そのとおり,バァバのおっしゃるとおりです。

 鳥は飛ぶものです。
 
 たぶん,飛ばすように,警戒心をぎりぎりまで高め,追い詰めたのは,あなた,妖怪自身です。
 
 
 鳥に大砲を向け,プレッシャーをかけている妖怪が,飛ばすな,みたいなことを言うのは筋違いです。
 
 姿を,しかも,立ち姿を晒して撮影する行為自体,鳥に圧をかけていることを,この妖怪は自覚することができません。
 
 申し訳なくも,撮らせていただいている,という謙虚な気持ちがわずかでもあれば,見ず知らずの他人を,自分の言うことに従わせようとするような,傲慢な物言いは,できるはずもありません。
 
 
 自分勝手なルールを作って,他人を従わせようとする自己中妖怪は,昔っからいましたが,ジジの経験では,関東圏限定でした。

 撮り屋が増殖する前までは,東北には,そんな妖怪は棲息しておらず,皆,仲間として,仲良く鳥見し,助け合ってもいました。

 それがジジの東北人としての誇りでした。
 
 
 ジジは残念でたまりません。
 愛する地元に,こんな妖怪がいたなんて・・・。
 
 ヨシゴイ本人も,顔を赤くしていました。
 
 
 
 一方,バァバの怒りは収まらず,気持ちの持っていき場がない様子です。
 
 バァバを喜ばせようと連れてきたジジも,バァバに申し訳なく,しょんぼりです。
 
   
 
 楽しい休日になるはずの1日の始まりに,自己中の妖怪に,ハラスメントさせてしまい,ジジの大切なバァバを傷つけてしまいました。
 
 繰り返すけれど,言われた方の気持ちは,言われた方しかわかりません。
 なんてこと無いのに,なんでそんなに反応するの,なんては,思わないでほしいです。
 
 その後,めげずに,別の種類の水鳥親子を観察して,癒されて,少しは回復。
 
 
 水面近くを飛んでいたツバメたちも,尾羽が短い巣立ち雛たちでした。
 
 
 この沼は,残念ながら,妖怪が取り憑いてしまったようですが,沼自体は,多くの種類の鳥たちが子作り・子育てをする,豊かで,とっても良い環境のようでした。
 
 いっそ,鳥の撮影を禁止にすれば,もっと平和になるかもしれません。
 
 沼を後にしてからは,海辺の町に行き,晩酌のあてに,バァバの大好物のウニを大量に購入し,バァバの趣味である道の駅スタンプラリーも,御朱印集めもしました。
 
 
 お昼も,こんなに豪華にしました。
 
 
 おかげで,バァバのご機嫌は,一見,直ったようにも見えましたが,あったことを消すことはできませんし,傷ついた心は治りません。
 
 嫌な思い出が染み付いてしまったので,この日以降,ジジがなんぼ誘っても,バァバは,この沼に近寄ろうとしなくなりました。
 
 ...,とさ。
 
 お終い。
 
 今回の記事はフィクションです。実在の人物や団体とは関係ありません。
 
 

食べられるヒトたち

2024年05月16日 | 雑感

 鳥見をしていると,鳥が他の生き物を捕食している場面と,たびたび出会う。

 変かもしれないが,その都度,このヒトたちは,鳥に捕らえられたとき,どんな心の有り様だったのだろう,なんて思う。
 
 これは,モズに捕らえられたカナヘビ。
 
 
 モズに捕らえられた場合,木の棘など尖ったものに串刺しにされることもある。
 いわゆる,モズのハヤニエ(早贄)。
 
 こちらは,ダイサギに捕らえられたカエル。
 
 
 田んぼの水で,何度も洗われて,きれいな体になったところで吞み込まれた。
 洗われている時点で,すでに動かなくなっていた。
 
 カニは,さまざまな種類の鳥たちの命を支えている。
 こちらは,キアシシギに捕らえられたカニ。
 
 
 そのまま呑み込まれることもあるが,何度も振り回されて,脚を外されてから,呑み込まれることも多い。
 
 こちらは,アカエリカイツブリに捕らえられた魚。
 腹びれが吸盤になっているのがわかる。たぶん,マハゼ。
 
 
 すぐには呑み込まれないで,振り回されたり,落とされたりして,痛ぶられてから,呑み込まれた。
 小さな魚はすぐに飲み込まれるので,魚の大きさによるのかもしれない。
 
 ハヤブサは,鳥を襲って,食う。
 シギチの時期は,シギチの群れとともに,ハヤブサもやってくる。
 
 
 このハヤブサは,最初,キアシシギの群れに突っ込んでいったが,失敗。
 

 3度目の急降下で,ヒヨドリを捕らえていた。
 
 
 がっしりした足で掴まれ,運ばれていくヒヨドリ。
 
 
 この後,羽をむしられ,くちばしで肉を引きちぎられ,食べられる。
 
 写真には撮れなかったが,飛びながら,くちばしでトドメを指されたように見えた。
 
 この記事では,カナヘビ,カエル,カニ,マハゼ,ヒヨドリが,捕らえられ,食われたのを掲載したが,日々,無数のこういうヒトたちが,同じように,食われている。
 
 捕らえられたとき,また,命を奪われるまで,このヒトたちは,どのように感じていたのだろう。
 
 かわいそう,とか,苦しかったんだろう,痛かったんだろう,とかの感情論ではなく,純粋な疑問。
 
 人間のような心や複雑な感情はないにせよ,生きている限り,快-不快を軸とした,生きるための原始的感情は,あるはず。
 
(2024/05/04,08  モズ,ダイサギ,キアシシギ,アカエリカイツブリ,ハヤブサ)

鳰(にお)の衣替え

2024年02月27日 | 雑感

 昨日の記事に,アカエリカイツブリの換羽が進んでいない,と書いたが,ほかのカイツブリ類は,夏羽に移行してきている個体も見られるようになってきている。

 カイツブリの仲間では,カンムリカイツブリが一番早いかもしれない。 
 下は,同じ日(2/24),大沼で撮影した冬羽(上)と夏羽(下)。


 
 早い個体は1月下旬から夏羽に移行してきており,今では,少しずつ,換羽してきた個体が多くなってきている。
 
 ハジロカイツブリは,夏羽になると顔が黒くなり,目の後ろに金色の飾り羽が現れるが,飾り羽の兆しが表れてきた個体がいた。下の画像は,2/17の阿武隈川で,前の方にいる子にその兆しが見える。
 
 
 ただ,ほとんどの個体は冬羽のまま。
 
 カイツブリも,まだ冬羽が多数派だが,夏羽に変わりつつある個体も見られるようになった。
 
 
 上の画像は,2/24の蒲生だが,くちばし基部のクリーム色が目立つようになってきている個体があった。
 
 ミミカイツブリは,個体数自体少なくなってきたかもしれない。
 先日(2/18)は,松川浦漁港で1羽しか観察できず,換羽もまだまだ。 
 
 
 カンムリカイツブリとカイツブリは県内で繁殖するし,ハジロカイツブリも渡去する前に換羽を済ませる個体があるので,普通に夏羽を楽しめるが,アカエリカイツブリとミミカイツブリの夏羽はハードルが高い。
 
 見たいなぁ。
 
(2024/02/17,18,24 カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,カイツブリ)

真鴨のここんとこ

2024年02月13日 | 雑感

 誰もこんなとこに注目しないだろうし,ましてや,撮影しようなんて人はいないだろうなぁ,とは思う。


 しかも,マガモだし。



 でも,夢中で撮影してしまったおバカな私。
 
 
 翼鏡は,むつかしい言葉でいうと,次列風切。翼の羽の一部。
 飛ぶと,翼を広げるから,見えるけれど,当然速く動くし,見える時間が限られるので,じっくりと鑑賞できない。
 
 
 かと言って,翼をたたんでいるとき,いつも見えている,とは限らない。というか,見えないときの方が多い。
 
 
 だから,こういうときは,じっくりと見る大チャンス。しかも,このときは,日が当たって,きれいに輝いていた。

 体を動かすたび,色が変わって見えるのも楽しい。
 
 ちなみに,飛んで見える翼鏡はこんな感じ。
 
 
 実際には,動くし,速いし,短時間だし,飛んでいると,じっくりとは楽しめない。
 
(2024/02/03  マガモ)
 
 

節分前に春が来た?

2024年01月30日 | 雑感

 今年の節分は2月3日。
 今は大寒の真っただ中。

 それでもフィールドに出ると,鳥たちが春を教えてくれる。

 すっかり婚姻色になったカワウ。頭が白くなり,翼の付け根に白い斑ができた。

 うれしくなって,ついレンズを向けてしまう。

 ハクセキレイも。

 冬の装いだった背中のグレーが,夏の装いの黒に変わりつつある。
 まだ,まだら模様なのがかわいい。

 下は,セグロセキレイとバトル中。



 この子も,やっぱり,まだら模様だった。



 ハクセキレイはどこにでもいるので,通勤時など,こういう背中を街なかで見かけると,ほっこりとした気持ちになる。

 フィールドでは鳥たちのさえずり練習も始まっていた。
 聞こえてきたのは,シジュウカラ,ホオジロ,ヒバリ,…。

 サギたちも飾り羽が出てきた。

 そういえば,アオサギのくちばしは今どんな?
 近いうちに見てこなくっちゃ。

(2024/01/26 カワウ,2024/01/28 ハクセキレイ)

 


鳥見人は迷惑人

2024年01月23日 | 雑感

 基本,鳥見人は迷惑人と思う。

 鳥を見に行くこと自体,鳥にプレッシャーを与える行為だと思っているし,写真を撮ろうと鳥に近づくと,さらにプレッシャーを与えることになる。

 個人的には,◯◯ツアーなど,集団で鳥を見に行く行為もどうかと思っている。

 営巣や子育ての光景を撮影しようとするなど,繁殖に影響を及ぼすような行為は「迷惑」の範疇を超えている。ネットなどで,親鳥が子どもたちに餌を与えている画像を見ることがあるが,あまり愉快ではない。カメラマンが集団で巣の前に陣取ったことにより,巣を放棄させ,その年の繁殖を失敗させた,という話も聞く。

 そこまでして子育て写真を撮りたいのか。撮った写真をどうするつもり?
 ネットに上げてそういう行為の連鎖作り?

 北海道で息子と鳥見をしていたときのこと。クマゲラの子育て写真狙いだったのだろう,大勢のカメラマンが,三脚に乗せた大砲を一方向に向けている光景に出会ったことがある。あさましい。論外。

 また,フィールドが農地の場合,農作業の妨げになることもあるし,田んぼに車を落としたら最悪。港の場合も,時間帯などによっては漁業者の作業の迷惑になる。
 誰もが公平に利用できるはずの公園に,三脚を持ち込んで,集団で長時間場所を占有するのもどうかと思う。人家の近くで双眼鏡やカメラを使ったりすると大迷惑だ。

 そう考えると,残念ながら,鳥見行為(特に撮影行為)は,地元の方々の寛容さ,或いは,「我慢」の上に成り立っている部分もあるかもしれない。

 私=鳥見人
 鳥見人=迷惑人
 ∴ 私=迷惑人

 そう自覚し,しっかりそれを意識して行動しなければダメだと思う。
 鳥に対しても,人に対しても。
 「ご迷惑をおかけして申し訳ないが,ありがたくも見させていただいている」という感謝の気持ち。
 忘れないようにしなくては。

 ホント,鳥見人は迷惑人なので。

 なんで急にこんなことを書いているのか,というと,あるフィールドで,複数のカメラマンの車が農作業の妨げとなり,通報されて,複数のパトカーが出動する事態となったから。

  現場で,パトカーが来て,カメラマンたちに何か話していたのは見ていたが,その中身を知ったのは,後日,X(旧Twitter)の記事を見て。その時点では何か別の理由と思っていたので,ショックだった。

 人が集まったのは,珍しい鳥が出ていたからだが,それは一般社会では正当な理由にならない。何台も連なって長時間農道に駐車していたのは,まずかったと思う。
 「過ぎたるは及ばざる」ではなく「過ぎたるは大迷惑」だった。

(水路を挟んだ土手の上から撮影&観察したもの ↑)

 他人事ならず,広い田畑を探鳥するときは,私も車を使うことが常となっているし,鳥に姿をさらしたくないので,車をブラインド代りに鳥を撮影することも,いつもやっている。
 今回はたまたま直接注意されなかっただけ。

 これまでも散々迷惑をかけてきたと思うが,今回のことを教訓に,改めて,鳥見のマナーに注意しなければならない。
 そうしないと,鳥見自体続けられなくなる。

 少なくとも,このフィールドは,もう車での探鳥がダメになってしまった。
 というか,私は,現状,恥ずかしく,また,罪悪感でいっぱい。
 ここは,もう気持ち的にだめ。しばらくは,ここで,車での鳥見はムリ。

 思えば,20年ほど前,ウズラを見つけたのも,車での探鳥で,ここだった。いるところににいるようだが,私がウズラを見たのは後にも先にもこの1回こっきり。もう一生会えないかもしれない希少な出会い。思い出。
 当時,ここでは,鳥見人や猟銃を担いだ人と出会っても,カメラマンとは出会うことはなかった。


(旧ブログからの転載)

 カメラマン人口が急増した今,そういう時代と同じ感覚ではダメだな。
 いつまでも無邪気じゃいられない。


カモメがいない

2024年01月13日 | 雑感

 1月8日に巡回した時点では,七北田川河口北側の蒲生海岸でゼロ。

 松川浦漁港,相馬港,釣師浜漁港でも各2〜3羽。

 かつて,カモメ類が多数集まり,オオセグロカモメなどのほか,カモメやユリカモメ,シロカモメ,ワシカモメ,ときにはミツユビカモメなども加わって賑わった釣師浜海水浴場の北側もゼロ。昔,海の見えるレストランがあった裏の海岸だ。
 ここは震災で壊滅した地域で,人の営みが消えたので,カモメもいなくなった。

 回復は難しいかも。

 松川浦漁港に1羽だけ佇んでいたオオセグロカモメが超貴重。

 ポーズを取ってくれたので,ありがたく撮影させていただいた。

 ひと月ほど前,秋田県南部の平沢漁港や象潟漁港を巡回した際も全然だめで,激減しているのは身に沁みていたが,こちらも全然だめ。(秋田はハタハタの接岸が大きく減少したせいもある。)
 現実をつきつけられた感じ。

 ずっとこのままなのだろうか。

 いないのは食べる物が乏しいからと思うのだが,良い方向に向かう可能性はあるのだろうか。
 環境保護などの対策が進められ,最近は社会全体として「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」の意識が進められ,以前は結構ずぼらなところもあった漁業関係がきちんとしてしまったのも影響しているかもしれない。

 ・海産物加工場などから魚の内臓などの廃棄物がその辺に捨てられなくなった。
 ・漁船から未利用魚など雑魚を捨てなくなった。

 もちろん良いことなのだが,カモメたちが容易に取れる食べ物が少なくなってしまった。
 人手不足などによりそもそも漁業がうまくいっていない,という問題もあるかもしれない。
 そういえば,カモメ類のメッカである銚子漁港の方も,激減しているようだ。

 あぁ禁断症状が出そう。
 どこかカモメが山ほどいる場所はないかな。

 そういえば気仙沼にはなんぼかいたような気がするけど,それほど多くなかったような…。