このカモメのイメージは,クレヨンしんちゃんのお友達のボーちゃん。
『ワシ』という勇ましい名前が付いているが,何とも平和で,和やかなお顔だ。


鼻水こそ出ていないが,のほほ〜ん,としている感じが,まさに,ボーちゃんそのもの。


もう,かもめのボーさん,と呼んでしまおう。

今回巡った種市,階上,八戸のすべての海岸にいて,近くから観察させてくれた。


ワシカモメの名前の由来になったのは,太くて,ゴツいくちばし。


どのくらいゴツいのか,くちばしを,ほかのカモメと比較してみよう。
上から,ワシカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコの順。




どうだろう。
太さが全然違う,と言っても良いかな?
以上のように,ワシカモメは,顔付きとくちばしに特徴があるが,フィールドで一番わかりやすいのは,初列風切の色。


背中の色が薄い灰色で,その色が,翼の先端まで続いている。

立ち姿だと,背中の色と,後ろに突き出た初列の色が,ほぼ同じ。


かもめのボーさん,なんて言ってしまったが,とても美しいカモメだ。


さて,ジョナサンは,飛ぶことを追求して,レジェンドになったが,ボーさんが追求するのは何?
って,何かをストイックに追求する顔じゃないなぁ。
もっと大物かも。
(2025/02/09 ワシカモメ)