青い星に住む私

30半ばで娘を出産し、まさかの海外移住。
持病の上咽頭炎とつきあいつつ、ストレスフリーな毎日を目指す私的日記。

新品で本を買うことの意味

2011-02-04 16:11:49 | OPINION
本はできるだけ、古本を買うようにしています。


経済的という理由よりも、資源の無駄遣いをしたくないという理由の方が大きいです。読みたい本が、不必要なものとして十分読める状態で売られているのに、わざわざ買うことはないと思うのです。ところが、最近購入した本『加害者家族』や『宇宙飛行士選抜試験』を読むうちに、


新品で買うべき本があるのではないか


と、思うようになりました。
なぜなら、新品を買うことは、マーケットに対して「この本を評価します」「この本を支持します」「この本をお勧めします」というメッセージを発信することになるからです。新品を買うという行為は、


印税という形で著者を支持するものであり、売上高という形で出版社を支持するものであり(=編集者を支持)、
「ベストセラー」への一票としてマーケットに意思表示をするものである


…と同時に、「このような本を今後も作り続けて下さい」というメッセージの発信でもあるのです。
なので、「良書である」「社会にとって必要である」と感じる本は、新品で買うことを決意しました。

加害者家族 (幻冬舎新書 す 4-2)
鈴木 伸元
幻冬舎



最新の画像もっと見る

コメントを投稿