お義母さんが、赤ちゃん用のベストを編んでくれました。
2か月ほど前から「編んでるのよー」と言っていたのですが、私の周りでは編み物をする人はいなく、正直どのようなものか想像がつきませんでした。が、昨日宅急便で届いた段ボール箱をあけてみると、ものすごく立派(!)なベストが入っているではないですか~。
びっくり。
手編みでこんなに素敵な物が出来上がるんですね。
お義母のお母さん、つまり義理の祖母(というのか?)は、田舎で畑をもち、90を過ぎた今でもお野菜を育てています。先日、ジャガイモや長ネギなどをいただきました。また、お義母さんもお庭でとれた柿を送ってくれました。
つくづく思います。
人間って、本当はいろいろな物を作りだす能力があります。食べ物、着るもの、生活するもの…。
東京に生まれ育った、現代っ子の私としては、「生活力」と言えばそれはすなわち「稼ぐ力」であり、最もわかりやすいのが年収です。安定的に高い年収を生み出す力がある人を、「生活力がある」といい、「生活力がある人」になろうと努力し、時には「生活力がある人」を手に入れようとする世界で生きてきました。
けれど思うのは、いわゆる「日々の生活」をどれだけ自分でこなせるか…というのも、生活力の一つではないのか、ということです。お義母さんからの素敵な贈り物に、そんなことを考えました。
こんなに誕生を楽しみにしてもらえる我が子は、とても幸せです。
きっとお義母さんは、ひと編みひと編みに、気持ちをこめてくれたに違いありません。感謝の気持ちでいっぱいです。
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