太った中年

日本男児たるもの

床屋の2階

2011-04-20 | weblog

パサイの叔母さんが経営する床屋と食堂が入っている2階建てビル。

床屋の2階に空き部屋があるつーので取り敢えずそこへ入居することにした。

彼はミコちゃん(33)、隣の部屋に住んでいる。フィリピン空軍所属の兵士で普段は近くのホテルにあるカジノでセキュリティーの仕事をしている。俳優で元大統領エラップの若い頃にそっくりの風貌、ポギー(男前)だ。彼はラグナに家があり、そこに両親、妻、子供が暮らしている。週一回、家に戻るが、ときどき浮気がバレて奥さんは家に入れない。ワキが甘いのだ。一生懸命、携帯で言い訳する姿は空軍兵士としてチト情けない。

左の黒いTシャツの男はワンユー(29)。1階の床屋で働いている。ワンちゃんは次回、エントリー。

右の指差す男はドームス(28)。ミコちゃんのルームメイトで隣の部屋の住人。彼はパンガシナのある有名な薬科大学を出ていてマーキュリードラッグ系列の精神医薬専門の薬局にセラピストとして働いている。子供はいるけど結婚はしない自由主義者。デブ専でもある。仕事柄流暢な英語を話し、いつも「ヘイ、プリンス」の掛け声から英会話が始まる。彼が最初に覚えた日本語は「クルクルパー」。毎日キ印患者相手のセラピー業務は想像を絶するほど過酷らしい。怖いほどストレスが溜まり、いつもヘロヘロになって帰宅するのであった。

床屋2階の新生活は上記、ミコちゃん、ワンユー、ドームスとのコミュニケーションからスタートした。

なんたってネタは豊富にある床屋の2階偏のスタート、乞うご期待。