愛煙家の多事総論

このブログは愛煙家こと私が、世の中の色々なニュースに対して、自分勝手な評論をする駄ブログでございます。

馬鹿売れの日本米

2007-08-12 20:20:28 | 国際情勢
中国では、日本米が面白いくらいに売れている。主な理由は、「段違いに美味しいから」「安全だから」といったところだが、対中輸出の第一弾のコシヒカリは、もう売切れてしまったくらいの馬鹿売れっぷり。どんだけ中国産のコメは不味くて不衛生だと言うのだろう。

北京で「コシヒカリ」完売=中国

【北京11日時事】4年ぶりに再開された日本産コメの対中輸出第一弾のうち、北京で販売された「新潟県産コシヒカリ」が11日までに売り切れた。「宮城県産ひとめぼれ」も数日中に完売する見通し。巨大なコメ消費市場への参入の第一歩としては一応成功した格好だ。
 日本側は今回、北京と上海に12トンずつ計24トンを出荷し、先月26日から発売。北京で販売した4店舗のうち、台湾系百貨店では今月7日に2銘柄とも完売し、イトーヨーカ堂の3店舗では「コシヒカリ」を売り切り、「ひとめぼれ」も残り約200袋(2キロパック)という。 



まあ、実際中国産の米は不味いけどね・・・日本産という世界一の米品質に慣れている日本人が食えば、

「マズっ!!」

と思わず吐いてしまうくらいには不味い。そりゃ、中国産の米だって美味しいものはあるが、少なくとも一般庶民が食することの出来るレベル、値段の米は、上記のような現状だ。

中国人は、食に対する思いが強いといわれる。というか「美味」に対しての思いと言うべきか。
何せゴキブリまで美味く仕立て上げる程、美味に対して追及する民族だ。衛生面とかよりも、「美味」のために日本米を買っているのかもしれない。

にしても、これで日本の政府が無駄に貯め込み、腐らせ、挙句減反政策まで出される日本米が有効活用できるってもんだ。
米農家が親戚に居るのだが、

「これで作りすぎても金取られることなくなった」

と喜んでたなぁ。
作りすぎても、輸出して金に出来るんだから。所属してる農協も、輸出する準備を着々と整えているそうな。

また、中国産の米が入ってきても今の情況では好んで買う「馬鹿」もいないだろうから、日本米のアドバンテージはしばらくは保たれるだろう。

しかも、中国人は10億超という人口。日本人がどんだけフル生産しても、作りすぎると言うことはない。やはり、「市場」として見た中国と言う国家は、優良だな。「工場」や「住居」として見たら最悪だが。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿