愛煙家の多事総論

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敵国ですが何か?

2008-04-02 23:00:47 | 国際情勢
皆さんは、敵国条項という言葉を聞いた事があるだろうか。詳しく話すのは面倒なので、簡単に言ってしまうと「第二次大戦時に(連合国にとって)敵国だった日独は、今現在も国連憲章において敵国扱いされている」条項のことだ。そんな「敵国」二国が、世界に良い影響を与えている国のワンツートップを飾った。連合国ざまぁw

日本「世界に良い影響」、独と並びトップ…BBC・読売調査

読売新聞社が英BBC放送と実施した共同世論調査によると、日本は世界に良い影響を与えていると思う人は56%で、悪い影響を与えているとの答えは21%だった。

 「良い影響」はドイツと並んで最も高く、「悪い影響」はドイツの18%に次いで低い数値となり、総合的に高く評価された。

 調査は昨年10月から今年1月にかけて34か国で行い、政治、経済、安全保障分野で世界に影響を及ぼす14か国・国際機関についての評価を聞いた。

 「良い影響」は、ドイツ、日本に欧州連合(EU)の52%、仏英の各50%が続いた。「悪い影響」はイランの54%が最高で、イスラエル52%、パキスタン50%も5割台となった。

 北朝鮮に対しては「良い影響」の23%に対し、「悪い影響」は44%に上った。米国は「良い影響」が35%にとどまり、「悪い影響」の47%が上回った。

 日本に対する各国の評価を見ると、「良い影響」が最も高かったのはケニアの78%。「悪い影響」は中国55%、韓国52%が目立った。





国別良い影響、日本編:2007年度版






まあ、日本が一体どういった意味で「世界に良い影響」を与えているのかは調査されていないので、少し首を傾げるところもあったりする。
だって、実際日本が世界でリーダーシップを発揮しているわけでもないし。

やってることと言ったら、政府主導で金ばら撒いて、民間主導で技術を輸出して金絞って、誰に逆らうわけでもなく唯々諾々と大勢に従い、のほほんと日和見しているだけだ。

が、考えてみればドイツも似たような感じ。
つまるところ

「世界に良い影響」を与えているというのは、世界を変革させるようなことを特にしないから、まあ安心・・・ということなのかもしれない。
アメリカなんかはその点、リーダーシップを取っていても世界がびっくりするような戦争をおっぱじめたりするしなぁ。

まあ何にしろ、「日本は世界の嫌われ者!!」と声高に叫んでいるサヨクな方々や、中韓の人間からすれば業腹極まりない調査結果であることに変わりはなさそうだ。
何せ、自分たちの主張がスタンダードじゃないことを思い知らされてしまうのだから。
特に、韓国は酷いな。中国からもついに、日本を抜いて「一番嫌いな国」のトップにされた上、大嫌いな国日本がこんな状況じゃあねぇ。

しかし、日本人の「日本がいい影響を与えている」が36%ってのは・・・。
まあ、中国みたいに「自分たちが良い影響を与えている90%」みたいな異常さがないだけマシか。
というか、人間控えめが一番だしねぇ。

これからも、日本は世界の金づる(簡単に金くれる)、国連の票田(簡単に説得できる)、困ったときの日本叩き(逆らわない)の3点セットで好かれていくのだろう・・・。泣ける話だが。






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