暮らしを彩る香りの魅力

植物は美を愛でる心を引き出し、心を和ませてくれる。

「レトロ・ロマン・モダン、乙女のくらし」展・・・

2024-08-16 | 「大阪くらし今昔館」

先日、「大阪くらし今昔館」で、行われている企画展に行ってきました。

企画展は、明治後半から昭和の初期の時代の化粧品、日用品、雑貨、広告、雑誌などが展示されています・・・。

やはり一番興味があるのは化粧品・・・

明治時代の化粧品








明治の化粧水


明治時代のセッケン




セッケンパッケージ



桐箱入りのセッケンもあったようです・・・




ブリキ缶、化粧箱
この時代、セッケンは主に贈答用として使用されていたようです・・・。


化粧品メーカー

桃谷順天館



美顔水は現在も販売されているようです・・・



この時代でも、広告に力を注がれています・・・


お馴染み資生堂





伊東胡蝶園



御園白粉
江戸時代の初期から明治にかけて白粉は鉛が入っていたそうです。
この鉛が有害物質なので、鉛を除いた無鉛白粉を開発、発売。
凄いですね!
パッケージも素敵・・・


ヘチマは昔から肌にいいと言われています・・・



ヘチマコロン


モダン化粧品も・・・



レート化粧品
この時代にあった化粧品メーカーです・・・。



レートジュニア
この時代に少女向けの化粧品が発売されています・・・
中原淳一のイラストパッケージ・・・
人気があったでしょうね・・・



化粧品番付



東の横綱・・・資生堂
西の横綱・・・クラブ


白粉瓶



瓶がレトロでとても素敵・・・





化粧品の小物



とても可愛い・・・





油とり紙



デザインが素敵・・・


紙白粉



携帯に便利ですね・・・


化粧品のパッケージは

植物的な曲線が特徴の・・・




直線的、スッキリデザインの・・・



アールヌーヴォー、アールデコ、当時欧州で流行したデザイン様式をいち早く取り入れられ日本風にアレンジさせたものが・・・

化粧品はやはり中身も大切ですが、「美しくなる」という夢を与えるものなので、パッケージはとても大切ですね・・・。
この時代に、化粧品にここまでこだわっているとは驚きです・・・。


勉強、運動、裁縫、お手伝いなど、当時の女性の暮らしが良く分かる・・・



「少女幸福双六」

見応えある企画展になっています・・・。

ご訪問頂きありがとうございます。

美ソフィア



コメント (2)
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