企業とともに歩む

~ある経営コンサルタントのひとりごと~

生きた経営方針書のつくり方

2013-02-28 07:29:59 | 日記
おはようございます。

明日からもう3月とは、時がたつのはホント早いものですよねぇ。

これから卒業式シーズン、また会社では異動もあるでしょうし、逆に新た

な出会いもあり、寂しさと嬉しさが入り混じるような独特な感じの時期で

すよね。




今、3月決算の企業さまで、先月から来期の経営方針書の策定支援をして

いるところが何社かあるんですけど、同じように経営方針書を今まさにつ

くっている、というところも多いのではないでしょうか。



ただ、つくることが目的となってしまって、方針発表会をしたらもう机の

中で眠っている
・・・な~んてことになれば、せっかくつくった意味がない

ですね。でも現実には、こういうケースって意外に多いです。



では、そうならないためには?

役員の方々だけでつくるのではなくて、社員さん全員(現実的には管理職の

方でしょうか)を巻き込んで、社員さん目線での声を聴き、良い意見はもち

ろん採り上げ、そしてコンセンサスを得ながらつくり上げていく!

時間がないなら一度だけ、合宿形式をとってもいいですし、人数が多けれ

ば小グループに分けて、上位にグループリーダー会議を設けてもいいです

し、もちろん対象者全員が一堂に会すれば言うことはありませんけどね。



「うちの社員に、そんな優秀な社員はいないよ」と仰る経営者の方もおられ

ますが、決してそんなことはありませんからね。

これは自信を持って言えます。



何てことはない当たり前のことですが、現状このような方法で策定されて

いなければ、ぜひご検討ください。

効果は全く違いますよ^^


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話題にしてはいけない三大タブー

2013-02-21 07:31:16 | 日記
おはようございます。

みなさん、「話題にしてはいけない三大タブー」ってお聞きになったことあり

ますか?

比較的お若い方々は、ご存じない方が多いかもしれません。

個人的には昔、会社員時代の上司から聞いていたものですが、この三大タブー

とは「政治」、「宗教」、「野球」のことです。

この中の「野球」は、最近では「サッカー」の方が時代背景に合っているよう

に思いますけどね。




私もなぜかこの三大タブーについては常に頭の片隅にあるんですけど、この前

あるお客さまの会社の方々とお酒を飲んだとき、ドキッとしたことがあったん

ですよ。みなさんはドキッとしたことないですか?



その会社のみなさんは普段から仲が良く、社長含めてよくコミュニケーション

(飲みニケーション)が取れているところなんですが、お酒を飲みながら昨年末

にあった衆院選の話でちょっと盛り上がってしまいましてね。

そこまでは良くある話だと思うんですけど、各政党のことについていろいろ話を

している中で、Aさんが自分の支持している政党を批判されたときに反発して、

「そんなことを言っているから、お前は仕事も○○なんだ!」とまでエスカレート

してしまったんですよね。

そしたら言われた方もカチンとくるでしょう。最初は周りの方々も笑いながら

なだめていたんですが、二人とも立ち上がって取っ組み合いの寸前になった

ので、慌ててみんなで止めに入りました・・・。



当のお二人は翌日に仲直りされたそうですが、この三大タブーを改めて再

認識した最近の出来事でした。

自分では人間関係ができていると思う相手に対しても、特に仕事関係にお

いては、「政治」、「宗教」、「野球(サッカー)」について気をつけないとですね。


ただ、相手を受け入れる(自分の意見を変えるという意味ではありません)、

思いやる、尊重することができれば問題ないかもしれませんけどね。



今回のブログ・・・ほんとの「ひとりごと」になってしまいました^^


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アクションプランに合った補助金、助成金の有効活用

2013-02-15 07:30:06 | 日記
おはようございます。

少し前の報道で、「無印良品」を展開する良品計画が、5期ぶりに過去最高の

営業利益を更新する見通しだというのを聞きました。

過去の低迷を踏まえて、「天然」、「シンプル」といったブランドの原点回帰が

功を奏したようですね。

「原点回帰」、好きな言葉です^^





今回のテーマは「アクションプランに合った補助金、助成金の有効活用」に

ついてです。

ポイントは『アクションプランに合った』という部分です。どういうことかと

言いますと、自社のアクションプランに合った補助金や助成金を活用する

のは、それはもう通常の流れ、ごもっともなことなんですが、補助金や助

成金をもらうためにアクションを起こすのはダメですよ、ということです。

会社の方向性がブレる可能性がありますし、もし不正受給なんてしよう

ものなら、それこそ刑事告訴ほか大変な事態になってしまいます。

・・・と、前置きしまして本題に入りますね。




まず補助金と助成金の違いなんですが、大まかに言いますと、助成金は金

額は少額ですが、要件を満たせばほぼもらうことができて、募集期間も通

年です。これに対して補助金は高額ですが、優秀な提案のみが採択され、

募集期間も開始から数週間程度となっています。



では、補助金を使うと良いのはどういうケースなんでしょうね。

次のような場合は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?

○実施することが決まっている事業

○新しい取り組みをしたいがリスクが高い

○新商品を開発したいが、多大な開発費用を売価に
 転嫁すると売れない




続いて助成金については、雇用確保に向けた次のような場合に、一度ご検討

してみてください。

○新たに雇用するとき

○雇用を維持するとき

○雇用環境を改善するとき




ただ、どのような補助金や助成金があるのかについては、行政の組織が縦

割りになっているため、自分から積極的に探しに行かなければなりません。

各専門家にお聞きになられるのが早いとは思いますが、そもそも補助金や

助成金は国や地方公共団体が政策を推進するためのものなので、政府が

打ち出す政策を見ていれば、なんとなく目途はつきそうですよね。


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孫正義氏のポジティブ思考

2013-02-08 07:30:31 | 日記
おはようございます。

みなさんの中で、孫正義氏のツイッターをフォローしている方はおられま

すか?

今年の初めにつぶやかれた

「髪の毛が後退しているのではない。
             私が前進しているのである」


は、かなり話題になりましたよね。

何をしても注目される有名経済人ですから、つぶやき内容からしても当然

でしょう。



しかし、このつぶやき・・・

笑いがこみあげてくると同時にポジティブ思考というか、思わず称賛したく

なるというか、なかなか言い得て妙ですよね。

前にも「ハゲは、病気ではなく、男の主張である」とつぶやいておられました

が、このポジティブ思考、ぜひ見習って腹に落としたいものです。



心理学者のウィリアム・ジェイムズ氏の言葉、

「心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる」


といきたいですね^^


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社員一人ひとりのパワー

2013-02-01 07:32:39 | 日記
おはようございます。

最近の出版不況の中においても、男性ファッション誌が好調な売れ行きな

のはご存知ですか?

昨年度の雑誌市場は、発行部数でいうと5年前の約3/4に縮小しています。

反面、昨年度の30~40代男性向けファッション誌の発行部数は、その前年

と比べて約3割上回ったそうです。

そう言われれば、コンビニには男性ファッション誌がズラリと並んでいます

もんね。




今回のテーマは「社員一人ひとりのパワー」です。

私の個人的な経験談ですが、ある会社の社員さんと社内でお会いするのと

社外でお会いするのとでは、その社員さんの感じがガラッと違う・・・なんて

良くあります。

「えっ!こんなに明るくて活発な方だったんですか!?」といった感じに。



社内に活気がなくて、社員さん方も元気がないように見える。でも、内に

秘められたパワーは、相当なものがあるんですよね。

お話をしても、ユニークな考えを持っておられたりします。

そんな場面に出くわすたびに、このような社員さん一人ひとりのパワーを

発揮できたら、すごい会社になるのになぁと思ってしまいます。

会社では自分の意見を自由に言えなかったり、言える雰囲気ではなかった

り、言っても潰されてしまったり、さまざまな要因がそこにはあるのでしょ

うね。



例えば、人が育たない責任は上司(会社)にあると思いますし、業績低迷の

責任はトップにあると思います。

同じように、社員さんが自分の意見を言わない(言えない)のもトップの責任

だと思います。もし、自社にも思い当たる節がある場合には、これの解消を

ビジョンに掲げ、全社を挙げて徹底して取り組む事業年度があっても良い

のではないでしょうか?



具体策としては不満足要因を解消しながら、権限委譲も有効でしょう。

ただ、それには成果が出る仕組みをつくることも必要ですよね。

他では、誰にでもある長所短所を短所4、長所6ぐらいに見る目を持つと

か、提案自体をウェルカムとする決めごと、さらには管理職のマネジメン

トサイクル「CAHF」(2011.12.9のブログ記事に掲載)を回すことなど、

たくさんあるでしょう。



今回の内容について、役員の方々、あるいは経営幹部の方々で話し合う

場をぜひ一度、持ってみられてはいかがかと思います。


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