企業とともに歩む

~ある経営コンサルタントのひとりごと~

自身の棚卸し

2016-12-22 07:08:03 | 日記
おはようございます。
もう2016年もあと少しになりました。
毎度思いますけど、一年なんてあっという間ですね。
先日も、新たにある会社の業績改善支援に入った時のこと・・・
業績の数字は決算書や試算表を拝見すると、だいたい状況は分かるのですが(正確には財務DDをしないといけませんが)、社内的な業務の流れが分からないので、人別に業務の棚卸しをしていただきました。
通常、棚卸というと在庫の把握によく使われますけど、今回は人に付随している業務の棚卸しです。
これをすると個々に気づきが得られると同時に、業務改善に大きな成果をもたらします。結構ブラックボックスになっているところが、現実多いように思います。
Aさんに自身の業務の棚卸しをしてもらうと、「私は課長なのに、こんなことしかしていなかったのか」というような気づきがあったりだとか、Bさんがしている業務とCさんがしている業務を組み合わせて改善すると、時間短縮もできてミスも減ることが分かったりだとか。
この年末を迎えて、みなさんも仕事だけではなく、棚卸しをしてみられてはいかがでしょうか?
意外な発見があるかも^^


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慣れへの対策

2016-12-15 07:10:48 | 日記
おはようございます。
普段の生活に慣れてしまうって、本当に怖いことですよね。
平時において乱を忘れず、と言ったところで、なかなかできることではありませんし。
なんだかんだ言っても物質的に豊かになった今の日本、精神的な豊かさを敢えて意識して目指していかないと将来に不安を抱えてしまいますよね。
会社の中のことでも、業務に慣れてしまうとケアレスミスや怪我をしてしまったり、成長意欲が低下したり、会議をしても会議をすることが目的になったり・・・慣れは効率が上がる反面、ある意味大きなリスクを抱えていると思います。
私も多くの会社に伺って経営支援する中で、会議内容の変化については結構気を遣います。
みなさんの会社ではどうでしょう?
慣れへの対策・・・必要だと思いますね^^


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夢・目標の立て方

2016-12-08 07:02:09 | 日記
おはようございます。
2016年も残りわずかとなりましたが、もう少しで年越し、そしてお正月とは・・・まったく実感がありませんね(笑)
今回は自身の夢・目標を実現させるべく、時期的には今、来年度の目標を立てる方も多いことと思いまして、その立て方の事例を一つご紹介します。
図にあるのは、現在日本野球界の宝とも言うべき日本ハムの大谷翔平選手が、なんと高校1年生の時に作られたものです。単に野球が上手いだけで通用する世界ではありませんから、マネジメントについても教育を受けられたのでしょうね。
ご存知の方も多いと思いますけど、簡単にご説明します。

よく見ると、縦横3つ、合計9つの記入欄(マス)がある“塊”が、縦横3つ、合計9つ配置されています。

1.スタートは真ん中の9つあるマスの“塊”です。その“塊”の真ん中にあるマスに、大谷選手は「ドラ1、8球団」と書いています。これはドラフト1位指名を8球団から獲得するという彼の当時の目標です。同じようにここへ、みなさんご自身の夢・目標をまず記入します。

2.続いて記入した夢・目標(大谷選手の場合は「ドラ1、8球団」)を実現するために必要な要素を周りの8マスに記入します。

3.必要な要素を8つ記入できましたら、次はその8つの必要な要素一つひとつについて、具体的な方法論を明確にしていきます。方法は、上記1,2で記入した真ん中にある9つのマスの“塊” 、この周りにも8つの“塊”がありますので、特定の必要な要素一つについて周りに配置されている“塊”を一つ使い、具体的な方法論を記入していきます。
例えば大谷選手は「ドラ1、8球団」という目標を実現するため、必要な要素の一つとして“塊”の左上に「体づくり」を挙げています。この「体づくり」について、左上の9つの“塊”を使います。その真ん中のマスに「体づくり」と記入して、それを達成するための方法論を周りの8つのマスに「体のケア」、「サプリメントをのむ」と記入し、策定していきます。

4.上記3を繰り返して、夢・目標を実現するために必要な要素8つすべての方法論を明確にしていきます。

以上で完成、そして実践となります。
分かりにくいところもあったかと思いますが、みなさんも良かったらチャレンジしてみませんか?


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会議でのスタンス

2016-12-01 06:52:55 | 日記
おはようございます。
みなさんの会社でもいろいろな会議をしておられますでしょうか?全社的な会議から部門会議、もっと小さな単位でもあることと思います。
ただ現実には会議をすることが目的になっているケースも多く、そうであるとするなら単なる報告会のようになっていることでしょう。だったら書面会議で十分ですよね。
会議に集まって来られる方々の人件費、会議をすることによる販売機会損失などを考えるとかなりの投資をしているわけですから、報告部分も必要ですけど今後の方策を考え議論する時間を重視したいものです。
「どこまでやったか」ではなく、「どこまでできるか」のスタンスで会議に臨みたいですよね。


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