年明けに『なんて素敵にジャパネスク』(女将、3巻はもう購入しましたのでw)をぽつりぽつりと読み始めて以来じわりじわりと読む冊数が増え、4月入ってからとゆうもの完全に火がつきました。
コバルト文庫。ヲトメならば小学校高学年ぐらいに一度はハマったことがありますよね。ワタシはちなみに藤本ひとみの愛してマリナシリーズおよびユメミと銀のバラ騎士団シリーズにはまってをったわけです。愛してマリナシリーズは以前にご紹介いたしましたので置いてをくといたしまして、銀のバラ騎士団シリーズもですね。これだからコバルトはwという要素でいっぱい。
銀のバラ騎士団は確かドイツに本部のある秘密結社なんですよ、ミカエリス家主宰の。主人公ユメミの通う高校には、なぜかそのミカエリス家の若き当主かつ銀のバラ騎士団の総帥でもある、鈴影聖樹(本名は聖樹・レオンハルト・ローゼンハイム・ミカエリス・鈴影、通称レオン。おぉまだ言えたw)がいるわけです。普通の公立高校なのになんでやねんって、それはコバルト文庫だからに決まってますw。
で、この騎士団は七聖宝と呼ばれる秘宝を護ってるんです。で、そのうちの一つ、月光のピアスがなぜか日本のレオン宅にある時にしがない女子高生・ユメミが居合わせて、耳についちゃうわけですね。またねぇ、月光のピアスがくっついた時にいあわせた不幸な三人、幼なじみとか後輩とか鈴影を好きな冷泉寺という男装の麗人とかがピアスの光を浴びて動物に変身、以後ユメミがドキッとするたびにネコとか狼とか鷹に変身しちゃうようになるんですね、なんだその設定(笑)。で、なんとかするには本家に保管されてる他の七聖宝がいるんですが、ドイツの本家に行ったら何モノかに奪われてなくなってた。そこで聖宝を探さなきゃ、ということになるわけです。
ユメミがバラ騎士団の護るべき象徴(マダムとかそんな感じで呼ばれてたような)になったりとか変身しちゃう三人が騎士団に入ることになったりとかマダムと騎士団の総帥は結ばれちゃいけない掟になっててとか騎士団のヒミツの挨拶は謎にマウス・ツー・マウスのチュゥだったりとかもー、なんでやねんってそれはもうコバルト文庫だからですw。ちなみにワタシは映画まで見に行きました。自分の小遣いで生まれて初めて見に行った記念すべき映画がこれです…あぁワタシの人生って素敵。このシリーズも、マリナシリーズと共に未完のまま、作者はコバルトはもう書きません宣言をしてしまいました。全くもう。
藤本ひとみの書くヤツはとかくこれでもか!というほど出てくる人間の設定がイきすぎてて気持ちがいいほどだったわけですが、先日読んだ倉本由布の『きっとめぐり逢える』『きっと忘れない』の濃姫夢紀行上下2冊もなかなか笑わせていただけるんですよ。
もうおわかりだと思いますが、濃姫はあの濃姫ですね、日本人が大好きな戦国武将の奥さんで蝮の道三の娘さん。これがなんとね、実は名古屋市在住の女子高生・碓井濃子ちゃんだった!という話なんですね。早い話タイムスリップされるわけで、言うたら日本版『王家の紋章』みたいなもんです。濃姫といえば信長との夫婦関係はうまくいかなかったというのでよく知られるわけですが、そこんとこの理由がタイムスリップした女子高生と解釈することで実にうまく説明されるわけですw。
一番の読みどころはなんといってもタイムスリップのきっかけ。一回目の鏡に反射した雷光に包まれて、というのはまだ比較的真っ当なんですが、ケッサクなのは2度目の方。なんと。パン切りナイフで指切って。ぷしゅっと出た血にショックで貧血。目覚めたそこは信長妾・吉乃のお屋敷だったのでした、ちょんちょん。…全くもう、これだからコバルトはw。
いつきのおじぃちゃんたちにお話したさいにはこの上下二巻で話は終わってるらしいと言いましたが、実は続きがあるらしい。そして完結編はなんと!本能寺で信長の遺体が見つからなかったのは・・・ゴニョゴニョ、てなことになるらしいですよ、ワッハッハ!そしてこの倉本悠布の「きっと」シリーズにいたく感銘をうけて、文化史専攻に入ってきたというヲトメがいるわけでw。全くもう、これだからドリフ大学はw。彼女にはワタシ一押しの『少年舞妓千代菊がゆく!』シリーズを渡しておきました。
さて、本日のトリを飾りますのは、マリみてこと『マリア様がみてる』シリーズ。明治34年創立のお嬢様学校・リリアン女学園で「姉妹(スール)」の関係を結んだヲトメ達の物語でございます。ちょっと流行遅れではありますが今頃ハマってます。ひとまずの区切り『いとしき歳月』まで読了いたしました。
山百合会(生徒会)とか紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)・白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)・黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)とかのネーミングから、ロザリオの授受だとかもー、ヲトメ心をくすぐりますネ。
「大切なのは心のつながり」。見てくれや能力みたいな外側のコトが釣り合う釣り合わないではなく、単にお互いがお互いを必要としていること、一緒にいて楽しいことが一番大切なんだと、マリみてと「十六文からす堂」から学びましたよワタシは(笑)。思えばこの一年半、釣り合いたい一心で己を見失ったり疲れてまぁいいやと開き直ったりの繰り返し。もう間違えないでいようと思う反面、それでもそんながむしゃらな一年半で身についたことはやっぱりタクサンあったわけで、今少しずつ実になりつつあるわけで。なにはともあれようやく呪縛から解き放たれた気分です・・・て、あらヤダ、マジに読んじゃってアタシったら多田ちゃんみたい(笑)。
お気に入りはロサ・ギガンティアだったりするんですが(ほれ、名前が超合金みたいでカッコイイでしょ)、ネーミングセンスはロサ・カニーナの右に出るものはいないと思います。バラさま達に対してはKR老師から「もっと敬意をこめてお呼びするように」と注意されております次第。もっと心をこめて呼べるようになります、ロサ・ギガンティア~。
・・・で、ウルトラファイト研究序説はどうしたかって?書きますとも、連休明けぐらいにw。これから怒濤の8日間、ほぼ出ずっぱりでフィーバーいたします。いゃっほぅ~w!・・・てその前に、発表、発表。
※本ブログは、某要略の会発表準備のため壬生狂言をあきらめて大学図書館に向かった道すがら書かれたものです。
コバルト文庫。ヲトメならば小学校高学年ぐらいに一度はハマったことがありますよね。ワタシはちなみに藤本ひとみの愛してマリナシリーズおよびユメミと銀のバラ騎士団シリーズにはまってをったわけです。愛してマリナシリーズは以前にご紹介いたしましたので置いてをくといたしまして、銀のバラ騎士団シリーズもですね。これだからコバルトはwという要素でいっぱい。
銀のバラ騎士団は確かドイツに本部のある秘密結社なんですよ、ミカエリス家主宰の。主人公ユメミの通う高校には、なぜかそのミカエリス家の若き当主かつ銀のバラ騎士団の総帥でもある、鈴影聖樹(本名は聖樹・レオンハルト・ローゼンハイム・ミカエリス・鈴影、通称レオン。おぉまだ言えたw)がいるわけです。普通の公立高校なのになんでやねんって、それはコバルト文庫だからに決まってますw。
で、この騎士団は七聖宝と呼ばれる秘宝を護ってるんです。で、そのうちの一つ、月光のピアスがなぜか日本のレオン宅にある時にしがない女子高生・ユメミが居合わせて、耳についちゃうわけですね。またねぇ、月光のピアスがくっついた時にいあわせた不幸な三人、幼なじみとか後輩とか鈴影を好きな冷泉寺という男装の麗人とかがピアスの光を浴びて動物に変身、以後ユメミがドキッとするたびにネコとか狼とか鷹に変身しちゃうようになるんですね、なんだその設定(笑)。で、なんとかするには本家に保管されてる他の七聖宝がいるんですが、ドイツの本家に行ったら何モノかに奪われてなくなってた。そこで聖宝を探さなきゃ、ということになるわけです。
ユメミがバラ騎士団の護るべき象徴(マダムとかそんな感じで呼ばれてたような)になったりとか変身しちゃう三人が騎士団に入ることになったりとかマダムと騎士団の総帥は結ばれちゃいけない掟になっててとか騎士団のヒミツの挨拶は謎にマウス・ツー・マウスのチュゥだったりとかもー、なんでやねんってそれはもうコバルト文庫だからですw。ちなみにワタシは映画まで見に行きました。自分の小遣いで生まれて初めて見に行った記念すべき映画がこれです…あぁワタシの人生って素敵。このシリーズも、マリナシリーズと共に未完のまま、作者はコバルトはもう書きません宣言をしてしまいました。全くもう。
藤本ひとみの書くヤツはとかくこれでもか!というほど出てくる人間の設定がイきすぎてて気持ちがいいほどだったわけですが、先日読んだ倉本由布の『きっとめぐり逢える』『きっと忘れない』の濃姫夢紀行上下2冊もなかなか笑わせていただけるんですよ。
もうおわかりだと思いますが、濃姫はあの濃姫ですね、日本人が大好きな戦国武将の奥さんで蝮の道三の娘さん。これがなんとね、実は名古屋市在住の女子高生・碓井濃子ちゃんだった!という話なんですね。早い話タイムスリップされるわけで、言うたら日本版『王家の紋章』みたいなもんです。濃姫といえば信長との夫婦関係はうまくいかなかったというのでよく知られるわけですが、そこんとこの理由がタイムスリップした女子高生と解釈することで実にうまく説明されるわけですw。
一番の読みどころはなんといってもタイムスリップのきっかけ。一回目の鏡に反射した雷光に包まれて、というのはまだ比較的真っ当なんですが、ケッサクなのは2度目の方。なんと。パン切りナイフで指切って。ぷしゅっと出た血にショックで貧血。目覚めたそこは信長妾・吉乃のお屋敷だったのでした、ちょんちょん。…全くもう、これだからコバルトはw。
いつきのおじぃちゃんたちにお話したさいにはこの上下二巻で話は終わってるらしいと言いましたが、実は続きがあるらしい。そして完結編はなんと!本能寺で信長の遺体が見つからなかったのは・・・ゴニョゴニョ、てなことになるらしいですよ、ワッハッハ!そしてこの倉本悠布の「きっと」シリーズにいたく感銘をうけて、文化史専攻に入ってきたというヲトメがいるわけでw。全くもう、これだからドリフ大学はw。彼女にはワタシ一押しの『少年舞妓千代菊がゆく!』シリーズを渡しておきました。
さて、本日のトリを飾りますのは、マリみてこと『マリア様がみてる』シリーズ。明治34年創立のお嬢様学校・リリアン女学園で「姉妹(スール)」の関係を結んだヲトメ達の物語でございます。ちょっと流行遅れではありますが今頃ハマってます。ひとまずの区切り『いとしき歳月』まで読了いたしました。
山百合会(生徒会)とか紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)・白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)・黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)とかのネーミングから、ロザリオの授受だとかもー、ヲトメ心をくすぐりますネ。
「大切なのは心のつながり」。見てくれや能力みたいな外側のコトが釣り合う釣り合わないではなく、単にお互いがお互いを必要としていること、一緒にいて楽しいことが一番大切なんだと、マリみてと「十六文からす堂」から学びましたよワタシは(笑)。思えばこの一年半、釣り合いたい一心で己を見失ったり疲れてまぁいいやと開き直ったりの繰り返し。もう間違えないでいようと思う反面、それでもそんながむしゃらな一年半で身についたことはやっぱりタクサンあったわけで、今少しずつ実になりつつあるわけで。なにはともあれようやく呪縛から解き放たれた気分です・・・て、あらヤダ、マジに読んじゃってアタシったら多田ちゃんみたい(笑)。
お気に入りはロサ・ギガンティアだったりするんですが(ほれ、名前が超合金みたいでカッコイイでしょ)、ネーミングセンスはロサ・カニーナの右に出るものはいないと思います。バラさま達に対してはKR老師から「もっと敬意をこめてお呼びするように」と注意されております次第。もっと心をこめて呼べるようになります、ロサ・ギガンティア~。
・・・で、ウルトラファイト研究序説はどうしたかって?書きますとも、連休明けぐらいにw。これから怒濤の8日間、ほぼ出ずっぱりでフィーバーいたします。いゃっほぅ~w!・・・てその前に、発表、発表。
※本ブログは、某要略の会発表準備のため壬生狂言をあきらめて大学図書館に向かった道すがら書かれたものです。