心の休憩室 パート2

何度か中断していますが、書きたいことがでてくると復帰しています。

子どもと本

2012-12-22 17:03:58 | 日記

子どもよ
物語の細道をひとりでたどるがいい
画かれた山々を眼で登りつめ
洞穴の奥の竜の叫びに耳をすますがいい
 
子どもよ
本の騎士と戦い 本の王女に恋するがいい
煮えたぎる比喩の大鍋の中の
昨日にひそむ今日をむさぼり食うがいい
 
子どもよ
意味の森で迷子になるがいい
修辞の花々に飾られた小屋に逃げこみ
魔女に姿を変えた母親に会うがいい
 
そして子どもよ
なんどでも本を破り捨てるがいい
言葉の宇宙を言葉のはてまで旅して
ふたたび風船ガムをふくらますがいい

*****

谷川俊太郎さんの「子どもと本」という詩だけど、
いい詩だよね。

本を読む時も読書する時も、ワクワク感を持って
しないとね。

もうすぐクリスマスなので、ニュルンベルクのクリスマス
市場の写真をアップするね。

ドイツのクリスマスはいいよね~

グリューヴァイン(ホットワイン)の香りが漂ってくるような
感じがするよね。