子どもよ
物語の細道をひとりでたどるがいい
画かれた山々を眼で登りつめ
洞穴の奥の竜の叫びに耳をすますがいい
子どもよ
本の騎士と戦い 本の王女に恋するがいい
煮えたぎる比喩の大鍋の中の
昨日にひそむ今日をむさぼり食うがいい
子どもよ
意味の森で迷子になるがいい
修辞の花々に飾られた小屋に逃げこみ
魔女に姿を変えた母親に会うがいい
そして子どもよ
なんどでも本を破り捨てるがいい
言葉の宇宙を言葉のはてまで旅して
ふたたび風船ガムをふくらますがいい
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谷川俊太郎さんの「子どもと本」という詩だけど、
いい詩だよね。
本を読む時も読書する時も、ワクワク感を持って
しないとね。
もうすぐクリスマスなので、ニュルンベルクのクリスマス
市場の写真をアップするね。
ドイツのクリスマスはいいよね~
グリューヴァイン(ホットワイン)の香りが漂ってくるような
感じがするよね。