人間は自分が置かれた環境に対して、不満や文句を言うことが
あるよね。
でも、植物は日の当たらない環境に置かれても、精一杯
いきているよね。
自然から学べることは多いよね。
(2014年6月28日撮影)
人間は自分が置かれた環境に対して、不満や文句を言うことが
あるよね。
でも、植物は日の当たらない環境に置かれても、精一杯
いきているよね。
自然から学べることは多いよね。
(2014年6月28日撮影)
タイトルだけは前から知っていたけど、「天地明察」の
意味がわからなかったので読む気が起こらなかったんだよね。
でも、たまたま図書館で見つけたので借りて読んでみたら、
とても面白かったよ。
そこで手元に置いておこうと思って、昨日、インターネットで
注文したら、今日届いたよ。ホントに便利な世の中になったよね。
この物語を読むと、いくつになっても勉強は続けないという気持ちに
なるので、生活がマンネリ化してきたなぁと感じたときに読み返そうと
思っているよ。
それと、この物語では「えん」の存在が大きいと思うなぁ。「えん」が
出てくるから、買って手元に置いておこうという気持ちになったのかも^^
「人生明察」を目指したいね。
(短文その1)
学校を卒業したばかりの秀才たちが先生になって講義をすると
とかく講義がむつかしくなりやすい。
これにはいろいろの理由があるが、一つには自分の歩いて
来た遠い道の遠かったことを忘れるというせいもあるらしい。
若い学者が研究論文を書くと、とかくひとり合点で説明を
省略し過ぎて、人がよむとわかりにくいものにしてしまう
場合が多い。
これもいろいろの理由があるが、一つには自分がはじめて
はいった社会の先進者の頭の水準を高く見積もり
過ぎるためもあるらしい。
(短文 その2)
自分の欠点を相当よく知っている人はあるが、
自分のほんとうの美点を知っている人は
めったにないようである。
欠点は自覚することによって改善されるが、
美点は自覚することによってそこなわれ
亡(うしな)われるせいではないかと思われる。
*****
読んでいて、目に止まった短文を書き写してみたけど、
たしかにこういう短文はつぎつぎに読みすすまないで、
ひとつ読んだら筆者は何を言おうとしているのかを
考えた方がいいかもしれないね。
それと蛇足かもしれないけど、ひとの文章を書き
うつしていると、漢字とひらがなの使い分けに
たいする感度が高くなる感じがするなぁ。
そんなことを感じたことはないかな。
(2014年6月15日撮影)
棄てた一粒の柿の種
生えるも生えぬも
甘いも渋いも
畑の土のよしあし
**********
寺田寅彦さんの「柿の種」の最初に出てくる言葉だけど、
いろんなことを考えさせられる言葉だよね。
短文集で、「なるべく心の忙しくない、ゆっくりとした
余裕のある時に、一節ずつ間をおいて読んでもらいたい」と
前書きに書いてあるけど、読み始めたら、次のページを
めくってみたくなってしまうよ。
寺田さんのような名短文が書けるようになりたいなぁ。
そのためには、自然に対するアンテナの感度をもっと
あげないとだめだろうなぁ・・・
この睡蓮を見て、寺田さんだったらどんな文章を書くんだろうなぁ。
(2014年6月14日撮影)
海音寺一希は、ショートの位置で息を詰めた。
瑞垣俊二は、彫像のように動かない。
その背後で、誰かが小さく叫んだ。
門脇のバットが回った。
マウンドの上を、そこにいるピッチャーの足元を
風が吹きすぎていく。
白い花びらが舞う。
数時間後に雨を運ぶ風が、少しづつ強くなり
始めていた。
「巧」
豪が叫んだ。
******
「バッテリー」の最後だけど、この作品を読んだら、
いつまでも心に残るんじゃないかな。