年をとると刺激が乏しくなる。
われを忘れてということもすくない。
それでしぼむのである。
とにかく夢をつくって、
それに頭をつっこんで夢中になる。
自分の夢ができなければ、
人の夢を描いて夢中になる。
とんだお節介だが、
ひとごとがひとごとでなくなり、
自分でもボーッとするようになると、
年のことなど問題でなくなってくる。
夢が実を結ぶ日を夢見ていると光陰矢のごとし。
うかうかしていられない気持ちになって動きまわる。
今、読んでいる外山滋比古さんの「いつ死んでもいい
生き方」という本の中に出てきた言葉だけど、
年齢とは関係になく夢中になれるものがあった方がいいよね。
夢中になれるものがあれば、毎日、楽しく過ごせるから
「これから先、自分の人生はどうなるんだろう」なんて
無用な心配をしなくて済むもんね。