「前略
この度の3.11東日本大震災に際し、お励ましの言葉並びに救援物資等を頂戴いたしました事、心から御礼を申し上げます。
当地区も震災後から40日程の日を重ねライフラインについては電気だけが灯り、水道は今だ回復の目途が立っていない状況でおりますが、地区民一丸となって元の生活を取り戻すべく立ち上がり、少しずつですが、復興の道程を歩み始めました。
最後になりますが、貴クラブにおかれましても益々のご発展をご祈念申し上げまして、御礼の言葉に変えさせていただきます。ありがとうございました。 早々」(原文)
地震発生直後、フジオ・アブラヤ・アルペンローズ・シャイン・ベルクラントの5軒のペンションのおやじ達で話し合い、新しい運動靴100足程度をモンベルを通じてお送りさせていただきました。その礼状です。気仙沼市鶴ヶ浦自治区長さまからいただきました。
お手紙を手にし、ライフラインの復旧もままならない状況の中で書かれた文面は、いろいろなことを考えさせてくれます。
ベルクラントはというと、このGWは、震災以来、久しぶりにお客様のご予約をいただきました。ありがたいことです。元気な斑尾高原であり続けたいと思います。