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コスメの成分表示を見る

2005年05月23日 | コスメ
コスメの中身を見極めるには、成分表示を見るのが第一歩。
現在は、原則としてパッケージにすべての成分を表示することになっています。

でも、実際に成分表示を見てどうですか?
ワケがわからないでしょう?字も小さいし・・・。
見ただけで脳細胞が10万個は即死した気がします。

旧来の”環境派”の人たちがよく言うことのひとつが、「旧表示指定成分を覚えておいて、それがあったら危険」ということ。
旧表示指定成分とは、過去にアレルギーなどの事例があった成分で、購入者に注意を促すためにパッケージに表示を義務付けられていた成分です。
以前は表示指定成分のみの表示でしたが、全成分が表示されるようになって廃止になりました。

ただ私自身は、旧表示指定成分にこだわることには少々異論があります。
確かに、旧表示指定成分には、皮膚への刺激や毒性、発ガン性を疑われているものが少なくありません。
けれどわかりやすいゆえにこだわりすぎると、ほかの心配な成分を見逃してしまう恐れがあります。新しい成分に関しては、全くフォローされていませんし・・・。

もうひとつが「複雑な名称の成分が入っていたら購入をさけ、わかりやすい成分のものを選ぶ」というもの。
ひと昔前はそれで良かったんですが、新成分が続々と登場している現在では、必ずしもあてはまらないんですね。植物成分みたいな名前の石油系合成界面活性剤もありますし、化学合成成分みたいな天然成分もあります。いきなり「パルミチン酸」とか言われても、とっさに天然か合成かなんて判断できませんよね。

私も一番最初は、この2つの基準から始めました。
でもこれは、コスメの成分をチェックするための「初歩の初歩」。
一応の目安として考えておきましょう。