急行「銀河」がなくなって1年。とうとう東京発着のブルートレインが全て消えることになりました。
私にとって、ブルートレインを見に行くといえば、東京発着の列車でした。上野発のブルートレインは出発が遅く到着は早朝で、見に行きづらかったのです。
東京発着の列車は横浜駅に停まってくれるうえ、自宅から近かったので、よく見に行ったものです。
上野発着の夜行列車は、ブルートレインといえども、どうも演歌っぽくなってしまう感じがします。対して東京発着のブルートレインは、フォークやロックのノリ。未知の土地へのあこがれ、好奇心、冒険心を掻き立てる存在だったように思います。
今は子供の頃から海外旅行に行けてしまう時代です。でも私が子供の頃は、九州さえ遠い遠い夢の存在。ブルートレインはそんな果てしない場所を想うよすがでもありました。
「はやぶさ」は22時間、「富士」は24時間以上の走行時間というスケールの大きさも、列車の魅力でした。
特に「富士」なんて、東京駅を出発するとき、前日に出発した「富士」が、なんとまだ終点に着いていないんですよ!今じゃ考えられないでしょう?
そんなスケールの大きい列車に、いつか乗りたいと思っていました。でも、利用者が減り、走行距離も列車編成もどんどん短くなり、逆に料金は新幹線より割高に。「はやぶさ」も「富士」も、往年の輝きを失ってゆきました。
上野発着の「あけぼの」「北陸」大阪発着の「日本海」は残ります。でも、車両が老朽化しており新造車もなく、順次消えてゆくのでしょう。
寝台列車はいずれ、「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」「サンライズ」だけになるのかも知れません。
私にとって、ブルートレインを見に行くといえば、東京発着の列車でした。上野発のブルートレインは出発が遅く到着は早朝で、見に行きづらかったのです。
東京発着の列車は横浜駅に停まってくれるうえ、自宅から近かったので、よく見に行ったものです。
上野発着の夜行列車は、ブルートレインといえども、どうも演歌っぽくなってしまう感じがします。対して東京発着のブルートレインは、フォークやロックのノリ。未知の土地へのあこがれ、好奇心、冒険心を掻き立てる存在だったように思います。
今は子供の頃から海外旅行に行けてしまう時代です。でも私が子供の頃は、九州さえ遠い遠い夢の存在。ブルートレインはそんな果てしない場所を想うよすがでもありました。
「はやぶさ」は22時間、「富士」は24時間以上の走行時間というスケールの大きさも、列車の魅力でした。
特に「富士」なんて、東京駅を出発するとき、前日に出発した「富士」が、なんとまだ終点に着いていないんですよ!今じゃ考えられないでしょう?
そんなスケールの大きい列車に、いつか乗りたいと思っていました。でも、利用者が減り、走行距離も列車編成もどんどん短くなり、逆に料金は新幹線より割高に。「はやぶさ」も「富士」も、往年の輝きを失ってゆきました。
上野発着の「あけぼの」「北陸」大阪発着の「日本海」は残ります。でも、車両が老朽化しており新造車もなく、順次消えてゆくのでしょう。
寝台列車はいずれ、「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」「サンライズ」だけになるのかも知れません。