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Be Organic

女性の美と幸福の源は オーガニックです

MYヨガマット

2008年09月22日 | 健康
ヨガを始めてもうじき半年。最近では朝食前の太陽礼拝と、就寝前の座位や仰向けのポーズと壁を使った脚上げのポーズが日課になっています。
夜は「屍のポーズ(シャヴァアーサナ)」から眠りに入り、朝は「屍のポーズ」からの起きかたに従って起きるようにしています。でもくたびれて何のポーズもしないまま寝てしまうこともありますし、起きるときも「やばいっ、寝すぎた!」と慌ててガバッと起きてしまったり、逆に起きる途中で二度寝をしてしまうこともあります。

相変わらず体は硬く、前屈系のポーズは苦手。胸郭も思いのほか開けていませんが、最初の頃に比べると「下向き犬のポーズ(アド・ムカ・シュヴァアーサナ)」が格段に楽になりました。あとは「鋤のポーズ(ハラアーサナ)」が楽しいかな?頭の向こうへつま先を下ろすまでは少し怖かったりするのですが、下ろしてしまうと”違う世界”が開ける感じがします。「戦士のポーズ(ヴィラバドラ・アーサナ)」は、内側からパワーがわいてくるような感覚が味わえます。

ヨガが面白くなってくると欲しくなるのが、自分のヨガマット。でもヨガマットは、案外塩化ビニル製のものが多いのです。ダイオキシンのもとになる塩ビ製品の使用は、できるだけさけたいもの。それ以外には低公害の高分子樹脂と天然ゴムのマットがあります。

今回初めて「ヨガフェスタ」に行ってきました。主にアーユルヴェーダの講座を受けてきたのですが、さまざまなウエアやグッズのメーカーがブースを出していて、そこでいろいろなヨガマットを実際に見てみるのも目的でした。

塩ビやTPEのマットに比べると、天然ゴムのマットはやはり重い。塩ビやTPEのマットは、ネットで見て”きれいな色だな”と思ったものも、実物を見ると色が鮮やかすぎて目に厳しく感じます。天然ゴム製のマットは、総じて落ち着いた色に見えます。さらに手触り、足触りが良いのは、やはり天然ゴムのマットでした。

いくつかある天然ゴムのマットから、私が初めての”MYマット”に選んだのは「ヨガワークス」”トラベラー”。A4サイズまで折りたため、重さも1kgに満たない携帯用ヨガマットです。
通常のマットより丈が短いので、身長がある私は少し心配だったのですが、実際に使わせてもらったら気になりませんでした。厚さも2mmしかありませんが、無垢の木の床の私の部屋で使っても、手足の接地面が痛いと感じたり、めくれたりすることはありません。快適にポーズをとることができます。

色は、新色の「マルタ」。「青の洞窟」の中で見るような青緑色がひと目で気に入りました。

ヨガを体験

2008年04月13日 | 健康
私は上半身や体幹に筋肉が少なく、特に背筋力が非常に弱いのです。だから背中が丸くなりがち。体も硬く、姿勢を良くしたいのと、年を取ってから寝たきりになるのは嫌なので、何かエクササイズをしたいと常々思っていました。

でも、スポーツジムでマシンを使って筋トレというのは違和感がありました。
筋肉をつけることに集中しすぎて体のバランスを崩し、そのために成績不振に陥ったり、かえって怪我をしやすくなってしまい、引退を余儀なくされたプロスポーツ選手もいます。
もとより私は、スポーツ選手ではありません。生活に必要な筋肉と体のバランスがあればそれでいいのです。だからジムでマシンを使ってなんて不自然極まりないこと。ヨガが最も自然なのではないか・・・と思ったのです。

環境女性誌の編集部にいた頃、ダイエットがらみの記事で、「穀菜食と併せてヨガやストレッチなどの無理のない運動を」なんて書いたことはあります。でもその実ヨガのことはほとんど知りませんでした。
ヨガは単なるエクササイズにとどまらない自然療法のひとつとして、オーガニックに関心が高い人々とも結びついています。だから一度特集を組むべきだと思って企画を出したこともあったのですが、”社長と編集長が分からないことはやれない”ところでしたから企画は通りませんでした。それからくわしく調べることも実践もしていなかったのです。

少し気持ちに余裕が出てきたこともあり、この際体験してみようと思い立ちました。そこでニューヨークスタイルでライトな雰囲気のスタジオ・ヨギーの初心者向け「ウェルカム」クラスに参加しました。

横浜スタジオは50人入るそうですが、参加者が多くスタジオが小さく感じます。ほとんど女性ですが、男性も数人おり、ヨガへの関心の高さを感じます。
最初に姿勢のとり方と呼吸法を教わり、瞑想から始まります。「おへそから指3本分下の部分を引き上げるような感じで・・・」というのをいまいち実感できずにいると、インストラクターの方が姿勢を直してくれました。すると腹部の力が抜け、肩甲骨が動き、胸郭が開いてより深い呼吸ができるようになりました。
次にいくつかポーズを教わり、それを流れで組み合わせると、ヨガの基本「太陽礼拝」になります。
背中を真っ直ぐにしたり、手を床にしっかりつけることが優先なので、ひざを曲げても良いのですが、体が硬い私にはかなりキツいポーズも・・・。背中がどうなっているか感覚がないし、足はガクガクしてくるし、脂汗が出て呼吸が浅くなっている。どこかに変な力が入っている証拠なのですが、それがどこなのかも分からない。ただそうしたことが逆に、自分の”体”の存在を強く意識させます。
その他にも2、3ポーズを教わり、最後に「屍のポーズ」でクールダウン。自然に腹式呼吸以上の、深い呼吸ができていることがわかります。

レッスンが終わった後は、内臓、特に腸がよく動いていることを感じました。この「体の中が動く」感じは、普通のフィットネスにはない感覚だと思います。実際この後、お通じが良くなりました。
ヨガが体を鍛えるだけではなく、体調を整えたり、代謝や循環を良くしてデトックスにも効果があると言われるのが、分かる気がします。

それ以外にもヨガには、心が安定する、自分に対しての”気づき”があるなどの心理的、精神的効果があるとも言います。その結果、ヨガをする多くの人々がベジタリアンになったり、オーガニックを志向するようになると言うのです。
自分自身の内面にどのような変化が起きるかは、しばらく続けないと分かりません。そのうちライトなスタイルに飽き足らず、もっとディープなものを求めるようになるのかも知れませんが、ゆっくり続けてみようと思います。

レッスンが終わってからインストラクターの方に「明日、筋肉痛ですよ」と言われましたが、その通り、今腕や足が痛いです!

私の花粉症対策

2006年03月02日 | 健康
いま、じつは戦々恐々としています。
花粉症なんですよ、スギとヒノキの。もう15年くらいになります。
今日は雨上がりでしたが、気温が低いこともあってさほど花粉は飛ばなかったようです。ただし、晴れて気温が上がりそうな週末が怖い・・・。

発症いらいずっと薬を飲んでいましたが、オーガニックに目覚めてからは薬が怖くなって、自然療法をいろいろ試してきました。ハーブティーとかスギのエキスとかネトルのカプセルとかティートリーの精油とか・・・。

現在使っているのは、ホメオパシーの花粉症用コンビネーションレメディー。飛散開始の2週間くらい前から飲み始めます。
ただ、目のかゆみはこれでは治まらないので、エレクティックのハーブサプリメントのアイブライトまたはネトルアイブライトのチンキを服用しています。目の不快感はこれでほぼ大丈夫です。

ヴィ・アロームのフリクションオイル「RES」は、お風呂に落としたり、症状がひどい場合は鼻の穴の中に塗ってしまいます。日本では薬事法上認められていませんが、今年からは内服も試しています。
内服は、開発者のネリー・グロジャン博士から直接教えてもらいました。フリクションオイルを手の甲に1滴落とし、それをなめるだけです。匂いや苦味が苦手という人は、お湯に精油を落とし、それにハチミツを加えて飲んで下さい。精油の内服はフランスでは合法で、一般的に行われています。

部屋では芳香拡散器で同じくヴィ・アロ-ムのディフューザーオイル「レスピートリーBIO」を拡散させています。
花粉飛散のピーク時にはホメオパシーが効かなくなり、睡眠時に鼻が詰まって寝苦しいので、マスクの間にこのオイルを垂らしたガーゼを入れ、それをして寝ています。

川崎病から赤ちゃんを守るには

2005年10月04日 | 健康
川崎病、年9000人超す 男児は過去2番目の高率 (朝日新聞) - goo ニュース
記事中でも、川崎病は”原因不明”と言われていますが、実はかなり前から「原因ではないか」と疑われているものがあります。

合成洗剤です。
川崎病は合成洗剤の発売と共に現れ、紙おむつの普及と共に減ってきたからです。

ほとんどの家庭は、おむつを合成洗剤で洗っています。合成洗剤はすすいでもおむつに残留しており、洗えば洗うほど残留濃度が高くなります。
それに赤ちゃんがおしっこをすると、おしっこに残留した洗剤が溶け出し、皮膚から赤ちゃんの体の中に入ってゆきます。
これは合成洗剤の主成分である、合成界面活性剤によって起こります。合成界面活性剤は水にも油脂にもなじむ上、その力は多少のことでは衰えません。
赤ちゃんの皮膚は大人の5分の1の厚さしかなく、皮脂分泌やバリアゾーンの発達は不十分。有害物質が体内に入った場合の影響は、大人の数倍と言われています。


大抵の洗濯用洗剤の主成分は、

直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)
ポリオキシエチレンアルキルエーテル

ですが、両者ともPRTR法により、「排出、移動を管理報告すべき有害物質」に指定されています。
赤ちゃんの皮膚がこうしたものに頻繁に触れていれば、その影響を考慮しないわけにはいかないはずです。

以前一度だけ、川崎病と合成洗剤の因果関係が研究されたのですが、その研究はあろうことか合成洗剤メーカーに委託されてしまいました。
利益を上げることが第一の民間企業が、自社のかせぎ頭を否定するような研究結果を出すわけがありません(アスベストと同じです)。
川崎病と合成洗剤については、それで”沙汰止み”になってしまったのです。

再び川崎病が増えている原因は何なのか。布おむつを使っている赤ちゃんと紙おむつを使っている赤ちゃんとで、発症に差があるのかどうか・・・。
これを機会に、国民の健康を第一に考えた、業界に左右されない詳しい調査を求めたいものです。


自然なデトックスは、オ-ガニックの穀物、野菜で

2005年08月10日 | 健康
体内に溜まった有害金属を排出する方法として、キレーション療法が注目されています。
女性誌では、主にEDTAを使うものが紹介されています。
これは合成のアミノ酸ですが、PRTR法がリストアップしている物質なのであまりおすすめできません。
私が話を聞いたお医者さんによると、EDTAは免疫力を下げる可能性があり、必要なミネラルも流してしまうという指摘もあると言います。
そのため、このお医者さんはビタミンCとカルシウムでキレーション療法を行っています。

キレーションに使うキレート剤は、自然のものがリスクも少なく、安全です。
リンゴ酸やクエン酸、「あるある大事典」でも紹介されていたタマネギが効果があると言われていますが、まだ研究が始まったばかりです。

ただ、タマネギは土壌の毒素を吸いやすいと言われています。
”切ったあと30分以上放置すると、辛さが抜けて生でも食べやすい”と言いますが、私の経験上ほとんどのタマネギは、30分放置してもやっぱり辛いし、夕食で食べると、翌朝まで口の中から辛みが消えないんですね。
だいたい”辛い””苦い”ものは、農薬や化学肥料の使いすぎ。
辛くないのは、やっぱりオーガニックのものです。
辛いどころか生でも甘いし、翌朝まで口の中に味が残るなんてこともありません。

「毒素を排出し、同時に取り込まないようにするには、日頃から安全な穀物と野菜を中心とした食事を摂ることが大切です」とのこと。
農薬や化学肥料で作られたものは、有害金属を排出しても、他の有害物質を取り込んでしまう可能性が高いうえ、栄養価も低いと言われます。
デトックスには、やっぱりオーガニックが一番です。

ただ、デトックスやキレーションは、あくまで対処療法。
元をただせば、汚染の源は私たち人間です。
根本的な解決には、汚染物質の排出を抑える方法を考えることが求められます。
それには私たちの生活、経済、生産活動そのものを”オーガニック化”してゆくことが必要なのではないでしょうか?

環境汚染病

2005年08月09日 | 健康
最近流行のデトックス、とうとう「あるある大事典」でも出ましたね。
”排出機能が衰えているから、有害金属が溜まる”
”タマネギと水分摂取、運動で解毒を”
おおよそこんな内容でしたが、肝心の「有害金属はどこから体内に入り込むのか?」ということには一切触れませんでしたね。

私も最近、人体の金属汚染とデトックスについて、お医者さんに話を聞く機会がありました。
番組でもやっていた”毛髪ミネラル検査”のデータを集めてみると、興味深いことがわかると言います。

日本人は亜鉛が少なく、水銀が多い傾向にあるそうで、特にアトピーの人は、ほぼ例外なく亜鉛不足、水銀過剰なんだとか。

水銀が体に入る原因は、火山噴火の際に噴煙に含まれて飛び散るものが主でした。
しかし、アメリカ環境保護庁によると、人工的な汚染源が増えていると言います。
例えば、ごみ焼却炉、サーモスタット、歯の詰め物(アマルガム)などです。
また、環境中に出た水銀は、土壌や水中の細菌によって、メチル水銀を代表とする有機水銀に変化します。
この有機水銀がプランクトンから始まる食物連鎖に乗り、大型の魚や動物へ、最後には人間の体へ蓄積されるのです。
日本人の水銀の蓄積量は、欧米人の10倍とも言われています。
その原因と考えられているのが、魚を食べること。特に日本人が大好きなマグロは、アメリカ食品医薬品安全局が「高濃度のメチル水銀、ダイオキシンに汚染されている」と警告しています。

その他の有害金属の汚染源を挙げてみると、ベリリウムは大気汚染が主なもので、交通量の多い幹線道路沿いに住んでいる人は、高い傾向があるようです。
砒素は井戸水が主な汚染源でしたが、最近は除草剤や農薬によるものが増えています。農業従事者だけでなく、公園の近くに住む人にも高濃度で検出されるそう。
鉛は古い水道管が原因と言われますが、注目しなければならないのは毛染め剤。特に白髪染めに鉛やその化合物が使われています(リード、リードアセテート)。
アルミニウムはやはり調理器具や食器、缶が、カドミウムはタイヤの粉塵、車の排気ガスに加えて汚染された水や魚介類も原因です。

体に有害金属が溜まる理由は何か?もう環境汚染しか考えられません。

60代より下の世代は、有害金属の蓄積が目に見えて増えると言います。70代以上、とりわけ明治生まれの人は、有害金属の蓄積があまりなく、よいミネラルバランスだそうです。
これが、何よりの証拠ではないでしょうか?
60代より下の世代は、戦後の経済成長、大量消費社会の影で進む環境汚染の中で生きてきたのですから。

「いま、”生活習慣病”と言われているものは、本当はそんな生易しいものじゃなくて、有害金属が体内に溜まった挙句の”環境汚染病”ではないでしょうか?」
私がお話を聞いたお医者さんは、そう言っていました。