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Be Organic

女性の美と幸福の源は オーガニックです

We Weren’t Born To Follow

2010年02月09日 | Weblog
このブログを始めて、なんと5年になりました。
この間いろいろなことがあって、最近は更新が滞りがち。反省です。
でもやっと昨年から、少しづつ動き始めました。

昨年の秋以来、たまご塾の仲間と共に私を支えてくれているのが、Bon Joviの「We Weren’t Born To Follow」です。
この10年間、私がやろうとしていたことを思い出させてくれたのが、この曲でした。
プロモーションビデオを見ると、歌詞を聞き取れなくても彼らが伝えたいことが分かりますが、以下に訳詞を載せます。

これは 奇跡を掘り当てようとする男のために
これは 困っている人々のために
これは 罪人や皮肉屋のために
これは 言い訳じゃない

この道は 希望を失った人々と腹を空かせた人々が敷いた
この道は 変化を求める風が切り開いた
罪と潔白と共に歩みながら
名前を呼ばれたとき 君はどうやって手を挙げる

俺たちはただ従うために生まれてきたんじゃない
さあ 膝をついてないで立ち上がれ
人生が苦い薬を飲み込まされるようなものだとしても
信念を曲げてはいけない
明日 日は必ず昇ると信じよう
聖者も罪人も傷つくんだ
ただ従うために生まれてきたんじゃない
信じるもののために立ち上がれ
聞かせてよ 君の声を

これは 他と同じではありたくない人々のこと
これは 罵ったり唾をはいたりする奴らのこと
空想の世界に生きることではなく
あきらめることでも 白旗を上げることでもなく

俺たちは 言われるがまま従うために生まれてきたんじゃない
膝をついていないで立ち上がろう
たとえ人生が 苦い薬を無理矢理飲まされるようなものであっても
信念を曲げちゃいけないんだ
明日また日は昇る
聖人も罪人も血を流す
他人に言われるがまま従ってはいけない
信じることのために立ち上がれ
聞かせてよ 君の言葉を

俺たちは 黙ってついてゆくために生まれてきたんじゃない
さあ 膝をついていないで立ち上がれ
苦い薬を飲まされるような人生でも
自分の信念は曲げないでいよう
明日また日は昇ると信じて
聖人も罪人も傷つくんだ
ただ黙ってついてゆくために生まれたんじゃない
信じることのために立ち上がれ
聞かせてよ 君の声を

ただ従うために生まれてきたんじゃない
言われるがままついてゆくために生まれてきたんじゃない


「苦い薬を飲まされるような人生でも 自分の信念を曲げるな」
このフレーズが、私の心に響きました。

Bon Joviは一貫して、ある人々を取り上げて歌っています。
この曲や、「Livin’ On A Prayer」「It’s My Life」の主人公たちです。
彼ら、彼女らは決してインテリではありません。反社会的な人たちではないし、何かの運動家でもない。
けれど世の中への問題意識を持ち、ものをきちんと考え、困難な状況の中でも日々を懸命に生き、丁寧に暮らしてゆこうという意志がある人たちです。

こんなタイプ、日本にはほどんどいなさそうだなあと思っていました。
しかし、ここ数年の社会格差の拡大の中、不条理に対して声を上げ始める人たちが出てきました。
また、地に足をつけて暮らそうとする人たちがいます。新しい絆を創造しようとしている人々もいます。

彼ら、彼女らは、オーガニックの有望な担い手だと、私は考えています。
そういう人たちを動かし、結集させる仕事がしたい。それが将来の私の希望であり、目標です。

いまこそ、「オーガニック」の出番です

2009年02月09日 | Weblog
このブログを始めて4年になりました。
うわー、なんだかんだ言ってもうそんなにやってるんだなあ。
いつも見て下さる方、時々立ち寄って下さる方、通りすがりの方・・・。みなさま、本当にありがとうございます。

昨年、アメリカのサブプライムローン破綻から、世界中の景気が坂を転がるように落ちてゆきました。
マネー経済と実態経済は、とうの昔に乖離していたはずです。
けれど、転落するときは実体経済まで道連れにする、マネー経済の恐ろしさ。そして、取るに足らない噂話で乱高下する、株式市場や為替市場の頼りなさ。
現代経済はこんなにあてにならないものに寄りかかっていたのかと思うと、愕然としてしまいます。

多くの専門家が3月以降、さらに不況感が増すと言います。不景気の本番は、来年だという話まであります。

街頭インタビューでは、「景気を良くして欲しい」とみんな言います。
誰かに、何とかして欲しい。この場合、政府とか政治にです。
でも、政府も政治も、ずーっと国民の「自己責任」に委ねる政策を進めてきたわけです。そういう相手にいま”お願い”して、何か出てくるでしょうか?

もはや庶民が、生活者が、政治や行政が何かしてくれるのを待つのではなく、自ら新しい世の中のシステムを構築し始めるべきでしょう。
世の中でいちばんススんでいるのは、じつは一般生活者です。
クリエイターやマスコミや、ましてや企業などではありません。そして政治と行政が、最も遅れているのです。

これまでのシステムは、地球環境を破壊し、人間性を否定することで発展してきました。
生活を人質に取られ、心と命を供出するような働き方。知ってか知らずか、自然を汚染し破壊することに加担する仕事。弱者が互いに買い叩きをし合うような値下げ競争。そこから吸い上げたお金がバケモノ化したマネー経済・・・。

こうしたあり方から、最も遠いところにある価値観、ライフスタイル。それが「オーガニック」です。
そして私は、破綻しようとしている現在のシステムに馴染めない、あるいは弾かれた人たちや、非主流派だった人たちに期待します。すなわち、ニート、非正規雇用者、さらに女性です。
いまこそ、こうした人々をつなぐために・・・「オーガニック」の出番がきているのではないでしょうか。

もういちど、”伝える”ことを

2008年02月09日 | Weblog
このブログを始めて3年になりました。
更新が滞りがちなのに見て下さっているみなさま、本当にありがとうございます。

じつはこのブログを始めた年から私は「天中殺」に突入し、とりわけ昨年、一昨年はドツボにはまったというか、完全な迷走状態でした。
世の中が鼻につくほど”環境、環境”と言っているわりに、金銭的にはもちろん、社会的にも報われることなく、仕事として「オーガニック」に関わることを辞めようかと考えたこともありました。

”これならば妥協できる”という仕事を探し、実際何社か受けに行ったりもしましたが、結局面接を受けると違和感でいっぱいになってしまうんですね。ひどいときは事務所のある建物を見ただけで、”これ、絶対違う!”と感じたこともありました。そういう感覚はやっぱり伝わってしまうもののようで、上手くいきませんでした。

年が明けてから、まずはしばらく会っていなかった、オーガニックを書く仕事で出会った人たちに会うことから始めました。そうした中で、御茶ノ水にあるエコショップGAIAの創業者、日野雄策さんの話を聞く機会がありました。
言われたことは、「ただ仕事をさせられて、少ないお金を得て、疲れて倒れてゆく。そんなブロイラーみたいな働き方したくないから、ここにいるんでしょう?」。

私は不器用で、要領も悪い。だから自分の心に嘘がつけない。コスメライターになるのを止めたときもそうでした。
”結局、自分でやるしかないのかな”と思うようになりました。今のところ、世の中に私の希望を満たす仕事はない。それなら自分で創るしかないと・・・。

長かった天中殺も明けました。
天中殺明けは、新しい運命のサイクルの始まりだといいます。
これまで、「人が炒めるエビチリの、エビの背わたを取る人生」を歩んできました。けれどこれからは、「自分の人生のド真ん中を堂々と歩いてゆく」ようにしたいと思います。
それができたら、「オーガニック」がもっと、世の中に伝わっているはずだから・・・。

誰もの日常に、オーガニックを

2007年02月09日 | Weblog
このブログを始めて、丸2年。今日から3年目に突入です。
数え切れないほどのブログがある中からここへいらして下さるみなさん、本当にありがとうございます。

なんだか、「オーガニック」が”特別なもの”にされているような気がします。
一般のものに比べると多少値が張ることもあり、「お金をもっているからこそできること」という印象がこびりついて離れません。
そこへラグジュアリーマーケティングが入り込んで、ますますスノッブで敷居が高い印象になってしまっています。
それほど強いものではありませんが、癒しや波動と結びついて、スピリチュアル方面へもってゆこうという動きもあります。

どちらにしても、「オーガニック」を普通の人たちの日常から、引き離そうとしているような気がしてなりません。「オーガニック」が本当に一般化したら、困る勢力があるのでしょう。

確かに、「オーガニック」こそが真の高級であり、贅沢です。
しかし「オーガニック」は、宝石やブランドものに代表される従来の高級品、贅沢品とは違う、画期的なポジションにあります。
それは上流階級やお金持ち、キャリアウーマンだけではなく、普通の働く女性に手が届き、日常レベルで実現できるものだということです。

食べるものをオーガニックに、洗剤やコスメをオーガニックに、着るものをオーガニックに、住むところをオーガニックに・・・。
そうしてゆくことで、健康になり美しくなり、意識も上がる。
生まれ育ちやお金の有無ではないと、はっきりわかるはずです。

このメッセージをどういう切り口で伝えるか、これからどのように展開してゆけば良いか、私自身、まだ見えていません。それを考えるのが、今年の課題になりそうです。

オールドローズは、女性の復権とオーガニックな社会の象徴

2006年02月09日 | Weblog
このブログを初めて、1年になりました。
少しづつアクセスも増え、たくさんの方の存在を知ることができました。
いつも見て下さる方にも、通りすがりの方にも、心から感謝します。

1年経ったのを機に、ブログをカスタマイズしてみました。
「女性の自立」を表すワインレッドと、「気品」を表し、女性を厄災から守るというラベンダーを使いたかったのです。
細かいところの色づかいは、あとでもう少し調整します。

タイトルの写真は、昨夏我が家で咲いたダマスクローズのつぼみです。
この写真を選んだのは、ダマスクローズをはじめとするオールドローズが、女性の復権とオーガニックな社会の象徴だと考えるから。
バラは歴史的にも女性と関わりが深い植物です。古代より愛と美を象徴し、女神の花として敬われ、ハーブとして女性の健康を助けてきました。
そして女性が迫害されたとき、バラも共に迫害されたのです。

現代のバラは美的鑑賞を目的に品種改良されているため、ハーブとしての機能はありません。それどころか農薬や化学肥料にまみれ、人の手を借りなければ育たないひよわな植物になってしまいました。
対してオールドロ-ズは生命力が強く、農薬や化学肥料がなくても育ちます。
だからこそ薬効豊かで、ティーにもコスメにも使えるのです。
環境問題への関心が高まるのと同時に、人気が世界的に上昇しているのは、偶然ではないでしょう。

現代社会は「女性の元気」をもてはやしながら、その実女性の社会的地位は低く、立場も弱い。スローライフだLOHASだと言いながら、Organic-本質までは目が向いていない。
でも少しだけ、気がついている人たちがいる・・・。
そんな現実だから、咲いたバラではなく、開きはじめのつぼみ。
やがて大輪の花が咲く日を願って・・・。

はじめまして&ようこそ

2005年02月09日 | Weblog
「オーガニック」をテーマに、私が出会ったものや情報を紹介してゆきます。
また、仕事や世の中、日々のつれづれも書いてゆきたいと思います。
このブログを通じてひとりでも多くの人に、オーガニックなものの良さを知ってもらい、「オーガニック」というライフスタイル、価値観が広まってゆけばいいなぁ・・・と願っています。