コスメは、企画を立てるのに最も困ったテーマでした。
現在出回っているコスメの成分を問題視するような企画は、まず通りません。
製品情報を載せようにも、なにせ種類が少ないうえ、パッケージがどれも”ダサい”の一言!
自然派化粧品は、メッセージ性の強いメーカーが主流でしたから、パッケージデザインなんて二の次、三の次。
営業戦略というのもほとんどなくて、”わかる人が買ってくれればいい”といった感じの、朴訥としたものでした。
販売戦略とか、デザインを考えられる人材がいなかった・・・ということもあります。
”わかる人を増やしたい”それが私の目的でした。
どんなに中身が良くても、見た目が悪ければ誌面にならないし、何も伝わりません。
メッセージがあり、本質にこだわるコスメにこそ、大手ブランドに負けない洗練されたパッケージが、同時に一般女性の実態や気持ちに即したプロモーションが必要なことを、私は痛感しました。
今は海外からもいろいろなオーガニックコスメが入っていますし、パッケージも洗練されたものが増えました。でもこの記事のコメントで示したように、オーガニックコスメの意義や本質を理解せずに流通、販売されているのではないかと思われるブランドも出てきています。
そのキーワードが「ラグジュアリー」や「リュクス」。
「自然派」「オーガニック」より、「高級感」を最優先に演出するオーガニックコスメブランドが出てきています。当然値段は、高めに設定されます。
広告代理店やプロモーション会社が入ってイメージづくりをし、女性誌に記事広告を出したり、店舗展開などのプロデュースをしているのです。
私が取材活動を始めた頃は、成分に強いこだわりを持っていたのに、今では製品に「PEG(ポリオキシエチレン)」「PPG(ポリオキシプロピレン)」という、石油系合成界面活性剤の成分表示が見られたり、売れ出したとたんに方向性が「オーガニック」から「ラグジュアリー」に変わってしまったブランドもあります。正直なところ、足元がふらつき始めたのでは・・・?と心配しているブランドもあります。
このままでは、オーガニックコスメは”流行”として”消費”されるだけで終わってしまうのではないでしょうか?
現在出回っているコスメの成分を問題視するような企画は、まず通りません。
製品情報を載せようにも、なにせ種類が少ないうえ、パッケージがどれも”ダサい”の一言!
自然派化粧品は、メッセージ性の強いメーカーが主流でしたから、パッケージデザインなんて二の次、三の次。
営業戦略というのもほとんどなくて、”わかる人が買ってくれればいい”といった感じの、朴訥としたものでした。
販売戦略とか、デザインを考えられる人材がいなかった・・・ということもあります。
”わかる人を増やしたい”それが私の目的でした。
どんなに中身が良くても、見た目が悪ければ誌面にならないし、何も伝わりません。
メッセージがあり、本質にこだわるコスメにこそ、大手ブランドに負けない洗練されたパッケージが、同時に一般女性の実態や気持ちに即したプロモーションが必要なことを、私は痛感しました。
今は海外からもいろいろなオーガニックコスメが入っていますし、パッケージも洗練されたものが増えました。でもこの記事のコメントで示したように、オーガニックコスメの意義や本質を理解せずに流通、販売されているのではないかと思われるブランドも出てきています。
そのキーワードが「ラグジュアリー」や「リュクス」。
「自然派」「オーガニック」より、「高級感」を最優先に演出するオーガニックコスメブランドが出てきています。当然値段は、高めに設定されます。
広告代理店やプロモーション会社が入ってイメージづくりをし、女性誌に記事広告を出したり、店舗展開などのプロデュースをしているのです。
私が取材活動を始めた頃は、成分に強いこだわりを持っていたのに、今では製品に「PEG(ポリオキシエチレン)」「PPG(ポリオキシプロピレン)」という、石油系合成界面活性剤の成分表示が見られたり、売れ出したとたんに方向性が「オーガニック」から「ラグジュアリー」に変わってしまったブランドもあります。正直なところ、足元がふらつき始めたのでは・・・?と心配しているブランドもあります。
このままでは、オーガニックコスメは”流行”として”消費”されるだけで終わってしまうのではないでしょうか?