夏休みを利用して、モーツァルトの生地、ザルツブルグへ行ってきました。
ザルツブルグはモーツァルトの生地であると共に、20世紀を代表する大指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンの生地でもあります。
また、大好きなミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台でもあります。
さすが音楽の都、ザルツブルグ! 公園も音楽しています。
おや~、よ~く見てみると電柱には杉並区の文字が!
なんと、いつも行く緑地公園のベンチでうたたねをして、夢を見てしまっただけでした(笑)
などと言うくだらない前振りはこれぐらいにして、今年は「モーツァルト生誕250周年」という記念の年に当たります。「そんなブームに乗って堪るか」、という気持ちもありますが、くだらない意地を張ってもしょうがないので、私もこの機会に、カール・ベーム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団『モーツァルト交響曲全集』(全46曲 CD10枚組み)を頼りに、交響曲全曲鑑賞を企画してみたいと思います。
音楽には無知な自分ゆえ、内容が薄いのは御勘弁を。
ということで、まずは「交響曲第1番(KV16)」。
アンリ・ゲオン著『モーツァルトとの散歩』(白水社)によれば、9歳でロンドンにて作曲したらしいです。
1. Molto allegro
2. Andte
3. Presto
むむっ、これはすごい。
軽快な第一楽章の中にも、ふと漏れる憂愁や安らぎ、そして、すーっと立ち上る清々しさ!
もはやモーツァルトの全てがあると言っても過言ではないような見事な楽章です。ベームの大手腕があってこそ、なのかもしれませんね。
メランコリックなリズムを刻む第2楽章冒頭に、ふわりと浮かんでくる希望と漂う夢想、オーボエの音と共に流れ出る憂愁、それが人間となり、歩み始め、そして立ち止まります。
ベーム指揮、ベルリン・フィルの演奏に何の不満もありませんが、小編成の古楽器での演奏でも聴いてみたくなる、愛らしく、心に染みてくる素晴らしい楽章でした。
祝祭感に満ちた第3楽章。しかし力はたわめられ、広がり、そして平静な足取りとなります。最後はバランスの取れた祝祭で締めくくられます。
さすがモーツァルト!
曲は、まだ若書きの感は否めませんが、9歳にして、すでにこれほど豊かな感情を具えているとは驚きです。そしてそれを表現できる技量!
わずか10分程度の曲でしたが、充実した楽しいひと時を、モーツァルトと共に過ごせました。モーツァルトに感謝!
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ザルツブルグはモーツァルトの生地であると共に、20世紀を代表する大指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンの生地でもあります。
また、大好きなミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台でもあります。
さすが音楽の都、ザルツブルグ! 公園も音楽しています。
おや~、よ~く見てみると電柱には杉並区の文字が!
なんと、いつも行く緑地公園のベンチでうたたねをして、夢を見てしまっただけでした(笑)
などと言うくだらない前振りはこれぐらいにして、今年は「モーツァルト生誕250周年」という記念の年に当たります。「そんなブームに乗って堪るか」、という気持ちもありますが、くだらない意地を張ってもしょうがないので、私もこの機会に、カール・ベーム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団『モーツァルト交響曲全集』(全46曲 CD10枚組み)を頼りに、交響曲全曲鑑賞を企画してみたいと思います。
音楽には無知な自分ゆえ、内容が薄いのは御勘弁を。
ということで、まずは「交響曲第1番(KV16)」。
アンリ・ゲオン著『モーツァルトとの散歩』(白水社)によれば、9歳でロンドンにて作曲したらしいです。
1. Molto allegro
2. Andte
3. Presto
むむっ、これはすごい。
軽快な第一楽章の中にも、ふと漏れる憂愁や安らぎ、そして、すーっと立ち上る清々しさ!
もはやモーツァルトの全てがあると言っても過言ではないような見事な楽章です。ベームの大手腕があってこそ、なのかもしれませんね。
メランコリックなリズムを刻む第2楽章冒頭に、ふわりと浮かんでくる希望と漂う夢想、オーボエの音と共に流れ出る憂愁、それが人間となり、歩み始め、そして立ち止まります。
ベーム指揮、ベルリン・フィルの演奏に何の不満もありませんが、小編成の古楽器での演奏でも聴いてみたくなる、愛らしく、心に染みてくる素晴らしい楽章でした。
祝祭感に満ちた第3楽章。しかし力はたわめられ、広がり、そして平静な足取りとなります。最後はバランスの取れた祝祭で締めくくられます。
さすがモーツァルト!
曲は、まだ若書きの感は否めませんが、9歳にして、すでにこれほど豊かな感情を具えているとは驚きです。そしてそれを表現できる技量!
わずか10分程度の曲でしたが、充実した楽しいひと時を、モーツァルトと共に過ごせました。モーツァルトに感謝!
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ザルツブルグには日本語で「杉並」という文字が記されている電柱もあるのですね(そうではないのでしたね)。世界は広いようで狭いものですね(意味不明)。
ところで、モーツァルトは交響曲を41番まで作成したとか。学の浅い私は、モーツァルトの交響曲といえば、某潜水艦もののマンガでも出てきました、41番(ジュピター)を思い浮かべるのですが(汗)。主人公の海○田艦長のように、「大海を泳ぐ魚のような気分」になれるかどうかは、微妙、ですが。
(聞かれてもいないですが、ちなみに、私が知る交響曲の中では、ドヴォルザークの交響曲第9番、「新世界より」が一番のお気に入りです。)
私は一度もコンサートに行った事はないのですが、クラシックにも一度、挑戦(?)してみたいものです。
追伸、
便造さんは来週末の、東京ゲームショウ(幕張メッセ)には行かれるのでしょうか?私はこちらにも、未だに行った事がないのですが、、、(汗)。
(仕事関係で、幕張メッセや千葉マリンには、何度か行った事はあるのですが。メッセには仕事関係(展示会見学、取引業者が出展など)でしか、行った事がないので、、、(苦笑)。)
いつも書き込みありがとうございます。
その上、素晴らしいぼけたツッコミをありがとうございます(汗)
やはりモーツァルトの交響曲と言えば「39番、40番、41番」が挙げられますね。私は特に「40番」がお気に入りです。
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」も素晴らしいですね。郷愁も哀愁もあり、パワフルさに欠けることもない、いつ聴いても感動する名曲ですね。
私もここ10年ほどはコンサートから足が遠のいていますが、ぜひコンサートホールに足を運ばれることをお勧めしますよ。なかなか乙なもんです。気楽に足を運ばれると良いと思いますよ。
>東京ゲームショウ
「Xbox360」ユーザーとしては多いに興味はありますが、ネット等で情報収集することになりそうです。人込みがちょっと苦手なもので。
でも今年のゲームショーは盛り上がりそうですね。PS3あり、Wiiありと、話題に事欠かないゲームショーになりそうですね。ここ数ヶ月休眠状態にある我が「Xbox360」も、これを機会に目覚めるかもしれません^^;
相変わらず、こーゆーことするのが好きだねぇ。
ザルツブルグへ行きたい気持ちは分かります。
おもしろネタを使いたい気持ちも分かります。
ただ・・・普段の便造くんを知っていると、なんか「ふふふ、みんなこの写真に騙されるに違いない」という不敵な(?)笑みを浮かべている便造くんの顔がどうしても浮かんできちゃってねぇ。
いくつになっても、こーゆーことが好きなんだね。
とりあえず、「遊び心があって良いね」と言ってあげよう。
映画の『アマデウス』は好きだよ。
世界的に有名な人って、どうしても、「一度、実際に会ってみたかった」って気持ちが抑えられないなぁ。
忙しい夏が終わったにもかかわらず、ブログから離れている習慣性が染み付いてしまった便造です。
本当にザルツブルグ行きたいね。
特に郊外の清々しさは素晴らしかった!
『アマデウス』は面白かったね。
モーツァルトの真面目さが良く出ていたよね。
逆の意見の人のほうが多かったかもしれないけれど……。
オペラシーンも圧巻だったね。
今交響曲25番聴きながらコメント書いてます。
有名な短調ものですね、指揮はワルター...かな?
>相変わらず、こーゆーことするのが好きだねぇ。
ということで、少しづつ便造さんが立体化してきたような?
>モーツァルトの真面目さが良く出ていたよね。
逆の意見の人のほうが多かったかもしれないけれど……。
これは同じように感じました。
「あはは~」の奇妙な笑いが中盤以降、悲しく聞こえてくるんです。
特にオペラを作曲しているシーンで、それこそ「駆け抜ける悲しみ 小林秀雄」が理解できたような気がします。
吟遊詩人さん、元気になられてよかったです。
「アマデウス」で印象に残っているのは、父と妻が言い争っている中、悲しげに、ビリヤードの台のうえで作曲に向かい、曲の世界に静かに入っていくシーンです。
まさしさんも「小林秀雄」がお好きでしたか。
私もずいぶんと影響を受けたように思います。
吟遊詩人さんも一時よりはだいぶ回復したようです。
「何とか食べて、よく寝るように」と機会があるたびに言っています。
しかし、あまりしつこく言うとへそを曲げて逆効果になるので、気を使う部分でもあります^_^;