さて、2月に入ると百貨店はバレンタイン一色。
きっと、節分より、はるかに利益率が高いんでしょうね。
イタリアのSan Valentinoの殉教の話なんて全く、関係ありません。
なにせ2月だけでチョコレート業界は、1年の半分を売り上げる。といわれていますから、そりゃもう必死。
で先日、高島屋でバレンタインのチョコレートを紹介する冊子が店頭にありましたので、見たんですが、全90ページもある小冊子のうち、ほとんどは、フランス製か、ベルギー製のチョコ。残念ながらイタリア製はほんの少ししか載ってません。
なんかチョコレートは寒い国のほうがおいしそうなイメージなんでしょうかね。
ともかく、そのなかから順にご紹介します。
まず冒頭の写真は、高島屋イチオシのPECK(ペック)。食料品売り場に常設で店が入っていますからね。
地下のショップで販売されているのは、ジャンドゥイヤをイタリアの国旗に見立て、赤、銀、緑、の包装紙で包まれています。すっごくかわいいのですが、写真の方は、プラリネタイプ。キャッチコピーは「大人の完成が冴える珠玉の7粒」だそう。です。
7粒入りでお値段1680円なり。
続いては、創業190年ミラノの老舗COVA(コヴァ)です。
チョコレート4粒と、オリジナルブレンドの紅茶のティーバックとセットにして、1785円なり。
去年、ミラノの高級ホテル、プリンチペ・サヴォイアで仕事があったんですが、ちょうど復活祭と重なっていたので、チョコレートが部屋においてありました。
すっごく嬉しかったんですが、残念ながら溶けかかっていました。
そして、この会社もイタリアンフェアのたびに出店しています。BABBI(バビ)
バッビと発音するのが正解だと思いますが、表示がそうなっているので、そのまま書きます。バニラクリームのウエハースをチョココーティングした一品ですが、こちらなんとお値段2個で1260円。
こりゃちょっと高すぎません?
すごく凝ったトリュフチョコでも1個480円ぐらいですよ。こぉ~んな食べたら一瞬でなくなっちゃうようなもの。って言っちゃ失礼ですが、原価率安すぎ。
いや、悪口はいかんいかん。
えっと、バレンタイン限定の華やかなパッケージってことで。
そして、お次はトリノの老舗、CAFFAREL(カファレル)。もうカファレルのジャンドゥーヤを生まれて初めて食べたときの感動は、忘れられません
ジャンドゥイオッティとかジャンドゥイオーニとか、パッチもんが色々出ますが、やっぱり老舗の味でございます。
ポップな包装紙もかわいい。
カファレルオリジナルギフト10個いり1575円。お手ごろ価格。自分用に買いたいチョコレートです。
最後はMAJANI(マイアーニ)のフィアットチョコ。こちらは1796年創業のチョコレートメーカーで、FIAT社の宣伝用チョコレートとして有名です。
なんと旧チンクエチェントのミニカーつき!
チョコレート9個+ミニカー1台で値段1890円です。
フィアット好きの男子に上げたら、恋愛成就間違いなし。
ってでもフィアットとかのクラシックな外車好きの男って若い男にはいないですよね。チョイ悪オヤジ系の3台目の車って感じかしら・・・
でも話題性豊か。
もうチョコレートを配る年齢じゃなくなって久しいのですが、高級チョコが一度に見られるチョコレートの祭典って感じなので、ちょっと覗いてみようかな。
皆様、どうか愛のクリックをお願いいたします↑
きっと、節分より、はるかに利益率が高いんでしょうね。
イタリアのSan Valentinoの殉教の話なんて全く、関係ありません。
なにせ2月だけでチョコレート業界は、1年の半分を売り上げる。といわれていますから、そりゃもう必死。
で先日、高島屋でバレンタインのチョコレートを紹介する冊子が店頭にありましたので、見たんですが、全90ページもある小冊子のうち、ほとんどは、フランス製か、ベルギー製のチョコ。残念ながらイタリア製はほんの少ししか載ってません。
なんかチョコレートは寒い国のほうがおいしそうなイメージなんでしょうかね。
ともかく、そのなかから順にご紹介します。
まず冒頭の写真は、高島屋イチオシのPECK(ペック)。食料品売り場に常設で店が入っていますからね。
地下のショップで販売されているのは、ジャンドゥイヤをイタリアの国旗に見立て、赤、銀、緑、の包装紙で包まれています。すっごくかわいいのですが、写真の方は、プラリネタイプ。キャッチコピーは「大人の完成が冴える珠玉の7粒」だそう。です。
7粒入りでお値段1680円なり。
続いては、創業190年ミラノの老舗COVA(コヴァ)です。
チョコレート4粒と、オリジナルブレンドの紅茶のティーバックとセットにして、1785円なり。
去年、ミラノの高級ホテル、プリンチペ・サヴォイアで仕事があったんですが、ちょうど復活祭と重なっていたので、チョコレートが部屋においてありました。
すっごく嬉しかったんですが、残念ながら溶けかかっていました。
そして、この会社もイタリアンフェアのたびに出店しています。BABBI(バビ)
バッビと発音するのが正解だと思いますが、表示がそうなっているので、そのまま書きます。バニラクリームのウエハースをチョココーティングした一品ですが、こちらなんとお値段2個で1260円。
こりゃちょっと高すぎません?
すごく凝ったトリュフチョコでも1個480円ぐらいですよ。こぉ~んな食べたら一瞬でなくなっちゃうようなもの。って言っちゃ失礼ですが、原価率安すぎ。
いや、悪口はいかんいかん。
えっと、バレンタイン限定の華やかなパッケージってことで。
そして、お次はトリノの老舗、CAFFAREL(カファレル)。もうカファレルのジャンドゥーヤを生まれて初めて食べたときの感動は、忘れられません
ジャンドゥイオッティとかジャンドゥイオーニとか、パッチもんが色々出ますが、やっぱり老舗の味でございます。
ポップな包装紙もかわいい。
カファレルオリジナルギフト10個いり1575円。お手ごろ価格。自分用に買いたいチョコレートです。
最後はMAJANI(マイアーニ)のフィアットチョコ。こちらは1796年創業のチョコレートメーカーで、FIAT社の宣伝用チョコレートとして有名です。
なんと旧チンクエチェントのミニカーつき!
チョコレート9個+ミニカー1台で値段1890円です。
フィアット好きの男子に上げたら、恋愛成就間違いなし。
ってでもフィアットとかのクラシックな外車好きの男って若い男にはいないですよね。チョイ悪オヤジ系の3台目の車って感じかしら・・・
でも話題性豊か。
もうチョコレートを配る年齢じゃなくなって久しいのですが、高級チョコが一度に見られるチョコレートの祭典って感じなので、ちょっと覗いてみようかな。
皆様、どうか愛のクリックをお願いいたします↑
★リンクありがとうございます~♪
NOVIの板チョコとか「スイス?いいえ、イタリアのチョコです」って今TVで広告してますよ。まあ、あんまり安いと、プレゼントには失礼なのかな?
最近はイタリアでもヴァレンタインデー用にパッケージされたチョコレートを見かけるようにはなりましたが、日本のようなかわいいパッケージを見たことないなぁ~。
バッビのチョコレート、驚きのプライスですね。中にダイヤモンドでもおまけで入ってるんでしょうか?!
旦那が帰ってきたら聞いてみます^^;
ところで、イタリアチョコが日本でこんなに高いなんてね~!
私なんか、「きのこの山」やPokkiやコアラのマーチで満足するような女ですから、日本に居たとき、海外チョコなんてGODIVAしか知らなかった(笑)
でも、デパ地下のお菓子売り場を一度ゆっくりと歩いて、
いろいろとお菓子探検をしてみたいと思うのです!
そういえば、ウチの旦那は楽天市場のサイトのバレンタイン特集を見て、
日本のチョコのデザインってすごいかわいいね~と言ってました!
誰か~
今年もこの時期日本の各地のデパート凄い事になってそうですね! 私も去年まではやはり、デパート行って沢山義理チョコを買ったの覚えてます
がっちゃんさんは今年はどのくらいを予定してますー?
どれもイタリアの価格と比べると驚くくらいの
値段で日本で販売されていますよね。
どのメーカーも日本人の心をくすぐるパッケージ、
形状をしていてさすがだと思います。
味はもちろん大切ですが、商品の可愛さが
日本で販売するには本当に大切なんですよね。
それにしても・・・BABBIのチョコWAFER、1260円ですか?たった二個で??!
ものすごくびっくりしました。
いや、最近イタリアも物価が上がって、日本の方が安くて良いものも多いななんて思っていたけど、日本人のこういう感覚をすっかり忘れていました。
良い悪いじゃないですけど、日本人って「これに1260円掛ける」ことを許す人も結構多いですよね。イタリアでは恐らく滅多に売れないと思います。
結局ね、イタリアでグリコはMICADOしかないみたいなもので、輸入コストをかけてまで売ることのできるブランドものしか無理なんですよ。
なので、イタリア人でさえ買うことの難しい、高級なお菓子、でも知名度の高いもの。しか出店できません。
☆ペッショさまへ☆
Babbiはちょっとおかしいと思います。っていうか日本の消費者をバカにしてるような・・・
まぁイタリアで販売されている値段を知らないので比較できませんが、別に日本では高くないと売れないとか、高ければ売れるってものじゃなくて、それだけの値段を出す価値があるかどうかについて、結構厳しい目を持っていると思います。
その意味で、もっと高いチョコレートもあるけれど、その制作行程をみたら、そりゃこの値段になるわな。って感じなのです。
昨日は別の百貨店のチョコフェアで新しい冊子を手に入れたので、またそれをご紹介します。
☆サレルニターナさまへ☆
イタリアの老舗の菓子輔って、その地域だけでしか販売してないことが多いですからね。
なので、あんまり他の都市のお菓子は知らなかったりするものだと思います。
日本は物流が発達しているので、今は北海道でも沖縄でも「お取り寄せ」ができるので、その辺の差かもしれません。
☆ホズミさまへ☆
そうですねぇ。まっバレンタインフェアに出店している店はみんな、高級店なので、いわゆるスーパーのお菓子じゃないってことと、日本でも昔はモロゾフとかゴンチャロフとか風月堂とか、ヨックモックとか、メリーとかそういった洋菓子店がバレンタインの主役でしたが、今は作家物と言う感じなんですよ。
なので、希少価値のあるものが求められるので、逆にイタリアではあまり知られていなかったりるすのかもしれません。
☆cosi-cosiさまへ☆
やはり男性には、フィアットのミニカー人気みたいですね。今月のパーティーのプレゼントにしようかしら。当たったとき女性でも男性でも喜ぶってことですものね。
☆emiさまへ☆
サラリーマンをしていた頃は、いわゆる中元歳暮代わりに、取引先にチョコレートを送っていたのと、(まるで保険のおばちゃんみたいに500円平均の義理チョコだけで30個ぐらい買ってた)それにもうちょっとランクの高いものをあわせて3万ぐらいは使っていました。
今は、ダンナと(でも結局私が食べる)、父親、兄ぐらいです。
☆infoitaliaさまへ☆
Babbiだけはイタリアの価格を知りませんが、他のものに関しては、実はそれほど価格差がないんですよ。
カファレルのジャンドゥイヤは日本で一粒120円だったと思いますが、イタリアでも70円ぐらいしますし、今のユーロで計算したら、たぶん一粒85円ぐらいになっていると思います。
ハンドバックなどはだいたい輸入元売価格の3倍ぐらいが相場ですから、かなり抑えているほうじゃないかと思います。
その分パッケージが他のブランドに比べるとイマヒトツかも・・・
箱でお金を取るか、中身でお金を取るか・・・
選ぶ人または上げる相手によって取捨選択するので、売るほうも、そして女性も真剣です。
☆きっこさまへ☆
そうですね。なんていうか、私はチョコレートのエルメス現象と呼んでいますが、エルメスのバックって実際には全然機能的じゃないんですよ。だけどあのマークで売れるわけでしょう。
まっやっぱり、日本人はブランドものが好きってことかもしれません。
ただ、これは悪い意味じゃないんですよ。
実際、今話題になっているピエールマルコリーニとかは東京の1等地に店を構えて、有名になるために努力してるんですよね。パッケージもすごくステキだし。
それに比べて、前にフィレンツェのリボワールが、5000円とか8000円とか暴利な価格で販売していたとき、やっぱり売れなかったんです。
それはイタリアで有名だけれど、日本での認知度が低い(広告宣伝の努力をしない)上、正直おいしくなかったんですよ。
なので、値段を高くすれば喜んで買う。ってほど簡単じゃないし、結局のところ、費用対効果と言うんでしょうか・・・。値段に見合ったものしか生き残れません。
日本にものを売りに来るイタリア人の中には値段だけを見て、「日本人は金を持ってるんだろう。」って意識で商談する人がいて、困ることがあります。
でも包装はすっごい可愛いのに、ウェハースチョコ1つしか入っておらず、「最近の若い子にはこんなのが流行ってるのね~。」と思っていましたが、そんなに高いとはっ?!
そしてそれがイタリアのチョコだったとは、全く知りませんでした。
そしてまだ見たことありません。
どうやら皆様も知らないようですし、謎の多いチョコですね・・・。